inter-edu’s eye

「インターナショナルスクール」というとどのようなイメージを浮かべるでしょうか。「英語力が確実に身につく」「海外への道が開ける」などのイメージはあるものの、具体的な学校生活については意外と知らない方も多いのでは? そこで、連載初回となる今回は、コロンビアインターナショナルスクールの実態に迫りたいと思います。

インターナショナルスクールってどんな環境?

まずは、インターナショナルスクールについて説明しましょう。元来は、日本在住の外国籍を持つ児童のために設立されたインターナショナルスクール。現在では、グローバル化や教育の多様化に伴い、日本人が入学できるスクールも増え、将来、国際社会で活躍するための入り口として、多くの日本人が学んでいます。

インターナショナルスクールってどんな環境?

コロンビアインターナショナルスクール(以下、CIS)も、真の「国際感覚」を身につける人材を育成しようと設立されたスクールの一つ。世界的に高く評価されている教育制度の一つである、カナダ・オンタリオ州教育省から認可を受け、同省のカリキュラムを採用しています。それだけではなく、アメリカ西部・極東の学校や大学を評価する「WASC(Western Association of Schools and Colleges)」の認可も受けており、この2つの機関の認可を受けているスクールは、日本でただ一校のみです。
海外学校のカリキュラムに則り、学習力だけでなく、生徒の社交性や感性の成長を総合的にサポートする教育を展開し、幼稚園、小学校から高校まで一貫して少人数クラスの中で生徒の成長を多方向から見つめています。

英語が必ず伸びる環境

インターナショナルスクールには外国籍の生徒だけではなく日本人も多く入学しているといっても、「帰国子女が多い」「英語が話せないと授業についていけない」と不安を抱く保護者も多いと思います。しかし、CISに通う生徒の半数は、地元の幼稚園、小学校、中学校に通っていた生徒たちです。
英語に慣れ親しんでいない生徒に対しては、2年間じっくりとスタディースキルズ(一人で勉強を進めていくための力)を身につけられるESL(基礎英語)クラスがあるので安心。算数や理科、社会などの授業をすべて英語で行うことで、英語を話す環境に慣れ、少しずつ話せるようになっていきます。さらにこれらの授業に加え、日本語の授業も行うことで、国際的に通用するバイリンガルの育成につとめます。

英語が必ず伸びる環境

また、英語ができるだけではなく、英語で勉強していくこと、勉強の習慣を身につけることが目的なので、スタディースキルズが不足していれば、ESLに残ります。その一方、英語に自信がなくてもスタディースキルズが身についていて、なおかつ先生たちから推薦を受ければ英語を母国語とする生徒たちの在籍するメインストリームクラスに移ることもあります。

進学先は海外だけでなく国内も

国際社会で活躍することを視野に入れた海外式の教育もインターナショナルスクールの魅力です。海外式教育とは、進学の際の評価基準が、ペーパーテストなどではなく学校の成績や本人の能力による欧米式の教育で、勉強の進め方、評価の受け方などが日本式の教育と大きく異なっています。

進学先は海外だけでなく国内も

生徒たちは、毎日の授業の中でパターンを繰り返し経験していくことで、欧米的(西洋的)な勉強に対する考え方や姿勢、態度などを身につけていきます。学習の進捗状況は、ホームルームで定期的に確認。さらに、学期に一度の保護者面談で確認できる体制が整っています。

このような教育を受けた生徒たちは、カナダをはじめ、アメリカ、オーストラリアなどの海外大学に進むほか、早慶上理、ICUなど、国内の難関大学にも進学しています。人間性を高める教育が、幅広い選択肢を可能にしているといえるのではないでしょうか。

編集者が見たポイント

インターナショナルスクールでは、海外式の教育を受けることにより、海外に住んでいるのと同じ環境で成長していくことができます。真の国際感覚を身につけるために、早い段階から海外の教育に触れてみてはいかがでしょうか?

今後のイベント日程

イベント名 日程
公開授業 9月23日(土・祝)