子どもが輝く 未来と世界につながる
郁文館の人生を創造する教育(前編)

子どもが輝く 未来と世界につながる 郁文館の人生を創造する教育(前編)

inter-edu’s eye

夢を持ち、夢を追い、夢を叶える。郁文館夢学園(以下、郁文館)では夢を現実にするための「夢教育」を展開しています。その学びの中で、生徒たちは夢について考えるだけではなく、社会の現状に目を向けながら問題意識を持ち、課題解決を図ることで生き抜く力を蓄えていきます。今回は、新しい取り組みを導入し注目を集める、郁文館の「夢を叶える教育」について全2回にわたりご紹介します。

学校公式サイト ≫

夢を叶えるために 現状を知る

郁文館の夢教育では、さまざまなアプローチで夢を叶えるための手段や方法を学びます。起業経験者である理事長が直接行う「起業塾」やお金の仕組みや現実、大切さ、そして怖さを考える講座「お金科」など、他校では学べない具体的な学びが数多くあるのも特徴です。その中でも中高6年間、毎日続けることで世の中のことを広く知り、知識を深めることで人生の土台を作っていくのが、「SDGs」を意識した日々の授業とNIE(Newspaper In Education:教育に新聞を)です。

社会探究の基礎と課題発見・解決するためのスキルを養う「NIE」

NIEのようす

郁文館の朝は新聞を読むことから始まります。毎朝、社会で起きている出来事に目を向け、自分の関心のある記事をピックアップし、グループでディスカッションします。さらにクラス全体や学年全体の前で発表することも。中高6年間毎日継続することで、社会問題に関心を持つようになり、生徒たちは自分の夢と社会とのつながりに気がつきます。また、ディスカッションによって課題発見力を身につけるだけでなく、思考スキル・理解力・表現力も身につきます。
たった1か月でも、今起こっている社会問題に対して、大人の知識に追いついてしまうほど成長できるというNIE。今後学んでいく社会探究の基礎を毎日積み重ねていきます。

学校生活と世界を結びつける「SDGs」

SDGsとは?

SDGs

「SDGs」とは、2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」など17のゴールがあり、発展途上国だけではなく先進国も取り組む目標として日本のさまざまな企業・団体でも取り組まれています。

郁文館では行事や普段の授業を「SDGs」の開発目標と関連づけて展開。シラバスでもその授業が何の開発目標につながっているのか記して共有することで生徒につながりを分かりやすく伝えています。
これまで意識せずに参加してきた授業・行事・委員会活動などが、世界の諸問題の解決に何かしらの関わりを持っているということに気づかせ、“日々の学校生活が世界の諸問題の解決とつながっている”という意識が生徒に芽生えれば、学校生活への意欲も変わります。誇らしい活動は、いずれ自己肯定感や自尊心を高めることにもつながります。

SDGsを意識した授業、行事

「SDGs」の導入の一歩として始めたのがこれまで学校が進めてきた行事と「SDGs」の開発目標との関連づけです。例えば、理事長自らが講師となり、生徒にさまざまな気づきやきっかけを提供する「理事長講座」は、開発目標の「①貧困をなくそう」「②飢餓をゼロ」に、毎年学年ごとに行われる「夢合宿」では「⑥安全な水とトイレを世界中に」「⑫つくる責任つかう責任」「⑮陸の豊かさも守ろう」など、行事と17の開発目標を結びつけたことで学校の行事すべてが「SDGs」に関連していることが分かりました。その一方で紐づけができた開発目標に偏りがあることも分かったため、通常の授業の中でもシラバスの中に狙いを持った開発目標と結びつけた内容を取り入れるように工夫しました。例えば英語の教材の中に「⑭海の豊かさを守ろう」に関連した内容を入れるなど17の目標に多く関われるようにカリキュラムが組まれています。

有志で発足した「SDGs委員会」

子どもたちの中からSDGsの文化を作ってほしいという思いから生まれた「SDGs委員会」。生徒15人の有志が活動をスタートさせています。姉妹校であるバングラデシュの学校との意見交換では、先進国と発展途上国というそれぞれの立場でSDGsについて意見を交わすことで、同じ年代でも考え方や価値観に違いがあることに気づくきっかけとなっています。また、郁文館の6年間が世界の諸問題とどのようにつながっているかを示した、オリジナルの「SDGs世界地図」を作成するなど精力的に活動しています。

SDGs委員会で世界地図を作るようす
SDGs委員会で世界地図を作るようす

郁文館が考える「SDGs」の最終目標は、生徒自らが「SDGs」を意識して行動すること。
自分が何番の開発目標に関連しているのかを意識するだけで行事や授業への向き合い方も変わります。自分の行動を「SDGs」の開発目標に置き換えられるようになれば将来、グローバルな視点で物事を考え行動することができるようになるでしょう。世界の諸問題に対して関心を持つことでグローバル力も高まります。そのきっかけになるのが「SDGs」なのです。

夢を叶えるための 方法を学ぶ

NIEや授業・行事によって基礎を固めながら、実践的な力を高めていくために中学校から高校にかけて始まるのが「論究科」です。論究科では、国語・数学・英語・理科・社会などの教科の枠を取り払い、論理的な思考力や社会への興味・関心、探究心、表現力を中学1年から高校2年にかけて段階的に身につけていきます。
また、郁文館高等学校では論究科の学びをさらに深掘りする「社会探究」、郁文館グローバル高等学校では「協働ゼミ」によって学びを発展させていきます。中学校のグローバルリーダー特進クラスでは先駆けて中学2年生からグローバル高校の「協働ゼミ」に参加し、高校生とともに探究活動に取り組んでいきます。

中高6年間の取り組みのつながり
中高6年間の取り組みのつながり

夢を見つけ、追いかけ、叶えるためのスキルをさまざまなアプローチから身につけることができるのが郁文館の夢教育です。毎日の習慣と知識の積み重ねが生徒自身の興味・関心を生み、高校、大学、社会で飛躍するための土台となります。後編は、飛躍を見せる高校3年間の学びについてお伝えします。

後編に続く ≫


その他の連載コンテンツ

第4回子どもが輝く 未来と世界につながる 郁文館の人生を創造する教育(後編)

前編では、生徒の人生の基盤となる学びと世界の諸問題の解決につながる取り組みについてご紹介しました。土台を強固にした郁文館の生徒は高校で急成長を見せます。高校ではどのような教育を進めていくのでしょうか。後編は教頭の土屋俊之先生にお話をうかがいました。(全2回)記事を読む≫

第2回初開催!何でも体験できる郁文館のオープンキャンパス

8月25日(土)にお子さまが授業の内容や楽しさを実感・体験できるオープンキャンパスが開催されます。今回はオープンキャンパスの情報をいち早くお届けします。記事を読む≫

第1回郁文館が始める「お金」の学び

昨年度に発表された「“高校生版MBA”高校生社長講座・起業塾」が、今年度から満を持してスタートしました。時を同じくして、中学校では「お金科」の講座を開講。今回は、郁文館の新たな学びをご紹介します。記事を読む≫