理事長からのメッセージ

学校法人 日出学園 理事長 井上敦雄先生

学校法人 日出学園
理事長 井上敦雄先生

この度、学校法人日出学園と学校法人日本大学は2017年12月4日準付属契約を締結するに至りました。本学園に設置されている高等学校、中学校、幼稚園が新たに50年ぶりの日本大学の付属校となり、準備期間を経て2019年4月から目黒日本大学中学校・目黒日本大学高等学校・目黒日本大学幼稚園と、名称を変更いたしました。

日出学園と日本大学は、それぞれが明治の時代に創設された歴史・伝統のある学校であり、双方の持続可能な発展を期するため、準付属契約を締結することが最善な方法であると判断しました。日出学園には、現在、様々な生徒がそれぞれの夢を叶えるために通ってきています。「文武両道」の方針のもと、進学を志し学業に励むのはもちろん、放課後は部活動・委員会活動に打ち込む生徒、スポーツで活躍する生徒、芸能活動を行う生徒など、それぞれの生徒のそれぞれの夢が実現する、それこそが日出学園の特長です。一方、日本大学は16学部87学科、短期大学部5学科、通信教育部4学部、そして大学院20研究科を有する日本最大級の規模を誇る総合大学です。学業でもスポーツでも芸能でも、夢の実現が可能となる大きなスケールが日本大学の魅力の一つです。この2つの学校の高大連携がもたらす可能性は計り知れないものがあります。

準付属契約の調印式において、日本大学の田中英壽理事長より「日本大学と日出学園の発展のために力を合わせていきたい」とのお言葉を頂きました。また、大塚𠮷兵衛学長も東京都内での新たな日本大学の展開を踏まえて「可能性は大きい」と期待して頂いています。

目黒日本大学中学校・目黒日本大学高等学校は、これらの期待に応えるために、教職員一丸となって、これまで以上に教育内容や教育環境の整備を図るとともに、創立者の教育理念を踏まえ「しなやかな強さをもった自立した人間を育てる」ことに邁進いたします。