「適性検査型入試」の対策を合格者が語る!

「適性検査型入試」の対策を合格者が語る!

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日本大学中学校では、より幅広く生徒を受け入れるべく、2018年度から「適性検査型入試」を開始しました。今回は、適性検査型入試で入学した生徒4名にインタビューを実施。対策や入学後の学校生活についてうかがいました。

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問題解決力が問われる「適性検査型入試」

日大中では、国語、算数、社会・理科、英語の中から選択する従来の形式に「適性検査型入試」を加え、合計6つの入試区分から受験方法を選ぶことができるようになりました。適性検査型入試とは、“文章を読み取り、自分の考えをまとめる”国語的な力を問う適性検査Ⅰと、算理社の分野で応用力や考察力を測る適性検査Ⅱで構成された受験形式のことです。
実際に適性検査型入試で入学した生徒たちは、文章を書くことが好きな生徒や、物事に対して積極的に取り組む生徒が多いそう。自分の得意分野や他校との併願状況も加味して、自分に合った受験方法を選択することができます。

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文章問題や作文は対策必須! バランスよく勉強を

今回インタビューに協力してくれたのは、中学2年・GLコースのHさん(チアリーディング部)とNSコースのNくん(水泳部)、中学3年・GLコースのYさん(化学部)とNSコースのIくんの4名です。まずは適性検査型入試に対する思いや感想についてうかがいました。

インターエデュ(以下、エデュ):日大中を志望した理由を教えてください。

Iくん:桜苑祭や英検の受験で学校を訪れた際、在校生の元気な対応や明るい雰囲気に魅力を感じ、「ここなら楽しい学校生活を送りながら、勉強にも励めそう!」と思ったからです。

Yさん:学校説明会で初めて訪れましたが、設備や環境がとてもきれいで整っており、この学校に通いたいと憧れて受験を決めました。

エデュ:なぜ適性検査型入試で受験しようと思ったのですか。

Hさん:他校で適性検査型入試を受けたとき、解いていて面白いと感じ、自分に合っていると思ったからです。

Nくん:すでに受験を決めていた志望校も適性検査型入試で受ける予定だったので、日大中もこの形式で挑戦しようと思いました。

エデュ:受験に向けてどのような対策をしましたか。

Yさん:文章問題は、重要な箇所に線を引き、要約するつもりで読み進める練習をしました。また、入試前に公表されていた日大中のサンプル問題を何度も解き直しました。

Hさん:テキストのほか、文系教科は問題集で間違えたところを何度も解き直し、理系教科は塾で習った内容をその日と次の日の朝に必ず復習しました。過去問は、日大中はもちろん他校の問題にも挑戦し、適性検査型入試の問題傾向を把握しようと試みました。

エデュ:やってよかった対策と、やっておけばよかったと思う対策を教えてください。

Iくん:作文の対策では、特定のテーマで時間内に文章を書く練習をしたところ、受験本番でもすらすらと書くことができました。一方で、算数は基礎をもっと固めておけば、自信を持って解くことができたと感じています。

Nくん:作文は文系教科の中でも配点が高いと思うので、練習しておいてよかったと感じています。理系教科は難しく感じたので、全教科をバランスよく勉強するべきだったなと思います。

エデュ:適性検査型入試で受験した感想をお聞かせください。

Hさん:適性検査Ⅰは楽しんで解く余裕がありました。適性検査Ⅱも、教科書をしっかり理解しておけば解ける問題が多かったと思います。

Nくん:文系教科、特に作文はたくさん勉強したので、自信をもって解くことができました。

Yさん:時間配分がうまくいかず、最後の方はギリギリになり焦ったので、時間に気をつけながら落ち着いて臨むことが大事だと思います。

Iくん:適性検査型入試の対策で身に付いた記述力は、入学した今でも役に立っています。本当に頑張ってよかったです。

行事も授業も魅力的! 楽しい学校生活が待っている

適性検査型入試で見事合格した4名の生徒たちは、学校生活をどのように過ごしているのでしょうか。入学して1年以上通学している皆さんに、日大中の魅力を教えてもらいました。

エデュ:一番好きな行事は何ですか?

体育祭

Iくん:クラスで団結して全力でスポーツをし、応援し合うところが好きです。

Nくん:運動が好きですし、すごく盛り上がるので楽しいです!

大縄跳びなどでクラスや部活動ごとに競い合うため、仲間との団結力が高まる。
大縄跳びなどでクラスや部活動ごとに競い合うため、仲間との団結力が高まる。

桜苑祭

Hさん:チアリーディング部で演技をした際、大会とは違う雰囲気のなか、多くの人に見てもらえたのがうれしかったです。また、友だちと出し物を見て回るのも楽しいです。

Yさん:部活動の出し物だけでなく、高校生の先輩方の出し物がどれもハイクオリティーなので、毎年心待ちにしています。

アトリウムで行われる書道部のパフォーマンスは、桜苑祭の目玉の一つ。
アトリウムで行われる書道部のパフォーマンスは、桜苑祭の目玉の一つ。
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エデュ:好きな授業を教えてください。

Iくん:歌ったり楽器を演奏するのが好きなので、音楽の授業がお気に入りです。あとは技術の授業で、創造力を膨らませながらオリジナルの作品を造るのが楽しいです。

Nくん:英語の授業では、小学校の英語とは異なり、読み書きだけではなく話し方や使い方まで学ぶことができるのでワクワクします。

エデュ:皆さんのクラスの雰囲気はいかがですか?

Hさん:みんな明るくて元気なクラスで、行事では賞を取るほど団結力のあるクラスです。

Yさん:勉強もお互いに切磋琢磨できる仲間たちです。男女ともに気兼ねなく話すことができ、毎日とてもにぎやかです。

エデュ:最後に、皆さんが感じる日大中の魅力を教えてください。

Hさん:部活動も行事も豊富で、たくさんの経験や思い出が作れる学校です。自分のやりたいことに取り組める設備も整っています。

Nくん:広くてきれいなのが自慢! 部活動も盛んで、楽しいことがたくさんある学校です。

Iくん:入学前は、私立の学校に対して勉強ばかりで窮屈そうというイメージを抱いていましたが、実際に通ってみると毎日がとにかく充実しています。加えて、勉強も先生方がサポートしてくれるので、メリハリのある学校生活を送ることができます。

Yさん:教科書だけでなくタブレット端末で配布される資料も多いので、テスト前でもまとめて確認しやすく、理解を深めることができます。また、実績のある部活動もたくさんあり、勉強も部活動も一生懸命取り組める学校です。

編集者から見たポイント

近年、特に私立中高一貫校の間で増えつつある「適性検査型入試」。大学入試改革でも思考力・考察力・表現力などが重要視される昨今、早くからその力を鍛えれば入学後も役に立ちます。生徒たちも、作文や文章題など、適性検査型入試ならではの問題形式に楽しんで向き合っていたようす。日大中を志望する際は、ぜひ適性検査型入試を選択肢の一つに加えてみてください。

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