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医学部への確かな道がある!サポート万全な内部進学

inter-edu’s eye

「将来は医師を目指したい」という中学受験生から大きな注目を集めている獨協埼玉中学高等学校(以下、獨協埼玉)。獨協医科大学へ進む学校独自の推薦型選抜制度を設けているだけでなく、高校と大学の連携授業を通して、医学に触れる機会も豊富です。今回は、2022年春に獨協医科大学へ内部進学した卒業生2名が登場。中高6年間でじっくりと意志を固めながら医学の道を選ぶまでを振り返っていただきました。

モチベーションに応える学校だからこそ伸びる

獨協埼玉から獨協医科大学への内部進学は、英語・数学の筆記試験とともに小論文・面接が課せられます。
「決して簡単な試験ではないものの、万全のサポートを受けられる」とのこと。さっそく、進路実現についてお話しいただきましょう。

後藤優太くん、江見比呂樹くん
左:後藤優太くん 右:江見比呂樹くん

インターエデュ(以下、エデュ)

獨協医科大学受験に向けて、どのようなサポートを受けましたか。

後藤くん

高校1〜3年生の評定平均が評価の対象となるのですが、個別にプリントを出していただいたり、質問にすぐ対応していただいたりしたおかげで、合格基準に達する学力を身につけられました。6年間を振り返って、獨協埼玉は「生徒のモチベーションに応えてくれる学校」だと思っています。

授業を受ける生徒たち

江見くん

直前期になってからは、校長を含むたくさんの先生に面接対策をしていただきました。小論文については国語の先生に添削していただいたのですが、「文章の中に自分が入っていない」という一言が心に残っています。そう言っていただいたおかげで、自分の意見を自分の言葉として書くことができるようになりました。試験本番も自信を持って臨むことができました。

授業中の教室の様子

エデュ

獨協医科大学への内部進学を目指すきっかけを教えてください。

後藤くん

獨協埼玉は生徒同士の間にも、生徒と先生の間にも壁がない学校なのですが、獨協医科大学もそうした校風が同じだと感じたんです。実際に入学してからも、研究室に自由に出入りできるし、先生方がフレンドリーに接してくださいます。

先生と生徒たち

江見くん

獨協埼玉単独で大学を訪問するイベントやオープンキャンパスで、学校の空気感はしっかりとつかめましたね。
僕は、お世話になった医師から進学を勧められたことが志望するうえで大きかったです。

獨協埼玉の注目ポイントは?

後藤くん

広々としたキャンパスは緑に囲まれていて、落ち着いた生徒が多いです。地元を離れて入学したのですが、すぐに馴染むことができました。

江見くん

田植え体験、職場体験など、多彩な体験学習が待っている学校です。図書館の蔵書数も約6万冊あるそうで、多くの本から自身の興味・関心を掘り下げることができました。

図書館で過ごす生徒

医学に触れる大学と高校の連携授業 大学生活のスタートが変わる

続きまして、医師を目指すモチベーションを高める大学と高校の連携授業についてうかがいました。

獨協医大の説明会
もちろんオンラインだけでなく、大学を訪れて直接お話を聞く機会も

エデュ

獨協埼玉に在学している間、医学について知る機会はありましたか。

後藤くん

獨協医科大学の先生が行ったオンライン授業で、内視鏡手術の映像を見ながら、技術的な細かい解説を受けたことがありました。

江見くん

そのときの話の内容は、臨床医学から解剖学にまで及び、研究の進め方の手順にも触れる幅広いものでした。獨協医科大学に入学してから気づいたことですが、大学1年生の講義とほとんど変わらないレベルでしたね。でも、専門用語を使わずに楽しく紹介してくださいました。

エデュ

高校と大学の連携授業を受けて、入学後に役立ったことはありますか。

後藤くん

連携授業でお話をうかがった先生の研究室に所属して、研究者への道をスタートすることができました。獨協医科大学は大学1年生から希望すれば研究室に所属して、先生から指導を受けることができる仕組みになっているのですが、さっそく動き出すことができて良かったです。

江見くん

「大学は何ができる場所なのか」というモヤモヤが晴れました。進学後にやりたいことが見つかるきっかけになったと思います。

後藤くん

エデュ

将来の進路についてお考えのことを教えてください。

後藤くん

病理医になって、研究に打ち込みたいと考えています。医学について触れるなかで、患者に向き合うことと同様に、動物や土壌から病原体を探すといった研究活動も医学なのだと知りました。遠くまで足を運び、自分の手を動かして、たくさんの人を病気から救う発見をしたいです。

江見くん

子どもの頃にお世話になった医師のように人の役に立ちたいと思います。ただ病気を治すだけでなく、安心できるように分かりやすく医学の知識を伝えてくださった方がいて、将来の目標にしています。

江見くん

女子の制服がリニューアル!

獨協埼玉の女子の制服が新しくなりました。
スラックスを選択できるようになった関係で、ブレザー・リボンのデザインも刷新。快適な学校生活を彩ります。

制服

内部進学の指導経験豊富な先生が全力サポート

最後に、お二人の高校3年生のときの担任の先生にお話をうかがいました。

八木郁美先生
八木郁美先生(数学科)

エデュ

獨協医科大学への内部進学制度のご紹介をお願いします。

八木先生

「学校推薦型選抜(系列校枠)」では書類審査のほか、数学・英語の筆記試験と小論文、面接を行います。毎年数人ずつ定期的に進学しているため、進路指導の経験豊富な教員が手厚くサポートします。

エデュ

獨協埼玉と獨協医科大学の連携授業のご紹介をお願いします。

八木先生

「医学へのいざない」の名で獨協医科大学の教授・助教授・講師の先生の講義を聞く授業で、昨年度は3回開催し、中学3年生から高校3年生まで各回20〜40名が参加しました。基礎研究や公衆衛生学、薬理研究の分野にも及ぶ内容なので、薬学・看護学を志す生徒にとっても非常に有益な機会でした。医学への関心、学習意欲が高まったという感想を述べる生徒が目立ちました。

PCを使用した授業を受ける生徒たち

エデュ

先生方は「医師になりたい」という生徒の意欲にどう向き合っていますか。

八木先生

医学部進学は決して簡単ではありません。しかし、本人の希望を最優先することを大切にしています。獨協医科大学を訪問するイベントへの参加を促すところからスタートし、気持ちが固まった生徒に対しては出願に向けて、夏休み中には提出書類の作成や面接の練習を始めます。学力的なハードルはありますが、たくさんの先生が協力して、生徒を合格に導いてきました。

ドクターヘリの見学の様子

編集後記

医師への道は、かなりの難関です。しかし、強い信頼関係で結ばれた先生方の存在は生徒たちにとって大きな力となるでしょう。今回お話を聞いた卒業生も「落ち着いて自信を持って頑張れた」とおっしゃっていました。内部進学制度は、ただ他校から受験する生徒より有利というのではなく、受験に対する気持ちのあり方を大きく変えるメリットがあるのです。

2022年度 イベント日程

中学

イベント名 日程 内容
第1回学校説明会 2022年9月25日(日) 10:00~11:30 教育方針・学校生活の説明
入試概要、各教科の出題傾向とポイント
第2回学校説明会 2022年10月23日(日) 10:00~11:30
第3回学校説明会 2022年11月20日(日) 10:00~11:30
第4回学校説明会 2022年12月18日(日) 10:00~11:30

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高校

イベント名 日程 内容
第1回個別相談会(第1部) 2022年9月25日(日) 10:30~11:30 教育方針・学校生活の説明
入試概要
第1回学校説明会
第1回個別相談会(第2部)
2022年9月25日(日) 13:30~
第2回個別相談会(第1部) 2022年10月23日(日) 10:30~11:30
第2回学校説明会
第2回個別相談会(第2部)
2022年10月23日(日) 13:30~
第3回個別相談会(第1部) 2022年11月20日(日) 10:30~11:30
第3回学校説明会
第3回個別相談会(第2部)
2022年11月20日(日) 13:30~
第4回個別相談会(第1部) 2022年12月18日(日) 10:30~11:30
第4回学校説明会
第4回個別相談会(第2部)
2022年12月18日(日) 13:30~
第5回個別相談会 2022年12月25日(日) 9:00~10:00(受付)

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※ お申込み等詳細については学校公式サイトをご覧ください。

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:獨協埼玉中学高等学校