掲載日:

inter-edu's eye

上位大学を目指す進学コース、海外大学も視野にいれたグローバルコース、メディアアートやスポーツ、保育など専門分野で活躍できる人材を育成する、多彩なコースが魅力の白鵬女子高等学校(以下、白鵬女子)。やりたいことに全力で取り組める学校として、今注目されています。
その理由を探るべく、学校長の玉川匡彦先生と、グローバルアドバンスコースの生徒3名・先生にお話をうかがいました。

「もっと上を目指したい!」と思える教育環境

学校長 玉川匡彦先生
学校長 玉川匡彦先生

白鵬女子の教育で最も特徴的な点を教えてください。

玉川先生

本校は生徒一人ひとりがワンランク上の自分を目指して、夢や目標の実現に向けてベストを尽くすことをモットーに、日々の教育活動を行っています。その道のプロを教師や講師に迎えて、生徒が主体的に学習に取り組むことができる質の高い教育環境を用意していることが本校の大きな特徴です。

玉川先生

先生の指導や先輩の姿を通して、「本物」を見る機会が多い本校にいると、「もっと上を目指したい!」と思えるようになります。
全国大会出場や、難関大学合格には手が届かないと思っている生徒でも、先生方が上手に引き上げてくれます。その結果、生徒は入学したときよりもワンランクもツーランクも成長できるのです。

具体的な取り組みを教えてください。

玉川先生

たとえば、テニス部には日本代表の元監督、ダンス部には世界大会で優勝経験がある方を講師として招き、メディアアート表現コースでは、早稲田大学理工学術院名誉教授に指導していただくなど、本校ではプロフェッショナルな教育を生徒に提供しています。

ダンス部
ダンス部では実力ある講師が来てから、
なんと4か月で全国大会に出場!

学校自体がグローバル! 多様性が認められる学校

白鵬女子は外国籍の生徒や帰国生が多い学校としても有名です。玉川先生に詳しくうかがいました。

国際色豊かであることも白鵬女子の特徴ですね。

玉川先生

現在、海外にルーツを持つ生徒や帰国生が全校生徒の約1割強となっています。国際コースができた約15年前から徐々に増えてきたため、校風として「国際性」が根づいています。
また、生徒だけでなく先生も国際色豊かで、60名の教員のうち1割が外国の方です。グローバルコースでは日本の教員免許を持つネイティブ教員が、日本人教員とともに担任を務めています。職員室でも英語が飛び交い、学校全体がグローバルな環境ですね。

白鵬女子の生徒たち

生徒やクラスの雰囲気はいかがですか?

玉川先生

日本人も含めて、多様性を受け入れる雰囲気がクラスにあります。学校も社会にリンクして、海外からの生徒を受け入れる教育環境を整えています。たとえば、海外出身の生徒に対して、日本語の取り出し授業も実施しています。

9コース制で明確な目標を持った学びが実現

15年前は2コース制だった白鵬女子ですが、現在は生徒の進路希望に合わせて9コース制へと発展してきました。9コースそれぞれの特徴をご紹介します。

進学アドバンスコース
進学スタンダードコース
進学アドバンスコース進学スタンダードコース
アドバンスは中堅大学以上の上位大学、スタンダードは中堅大学を目指して学習習慣の定着をサポート。放課後学習支援プログラムや夏期スタディキャンプなど、大学入試に向けた取り組みが豊富。
グローバルアドバンスコース
グローバルスタンダードコース
グローバルアドバンスコースグローバルスタンダードコース
英語をツールとしたコミュニケーションスキルを磨きながら、学外にも目を向け、グローバルな視点に立って社会問題やSDGsにも取り組む。海外大学進学指導が実を結び、有名海外大への進学者も。
メディアアート表現コース
メディアアート表現コース
デザイン・音響・映像の3つの分野を一流のアドバイザーから学べる。自分専用のMacBookを購入するので、学校だけでなく自宅でも制作が可能。美術大学への進学を目指す生徒も多数。
スポーツコース
スポーツコース
全国レベルの生徒が多数在籍しているため、部活動直結のコースであることが特徴。学業との両立や、自身のコンディショニングのための人体解剖学、理学療法といった座学も充実。
保育コース
保育コース
保育系の上級学校の先取り授業や、近隣の保育園で保育実習を行い、高校卒業後2年でも保育士として十分に活躍できる人材を育成。
フードコーディネート
コース
フードコーディネートコース
フード系、栄養学系の専門学校、大学の先取りとして、各種実習や学びの機会が豊富。食品ロスなどの社会課題にも取り組む。
総合コース
総合コース
生徒のニーズに合わせて動物看護、美容、ダンスなどの科目を用意し、専門学校からも講師を迎えて、レベルの高い指導を実施。

9コース制にしたことで、学校にどのような変化が生まれましたか?

玉川先生

目標を明確に持って入学し、入学後もその目標に向かって頑張る生徒が多いので、お互いに刺激し合い高め合える、大変活気ある学校になってきています。また近年、本校は全校生徒数が1,100人前後の規模となり、女子の高等学校として生徒数が日本一の学校となりました。多くの生徒のエネルギーが集まって、学校全体に勢いがありますね。

一人ひとりが輝ける、自分らしくいられる学校

全生徒を対象にした「海外研修留学制度」が充実

白鵬女子は「国際理解教育」の一環として留学制度も充実しています。全生徒を対象にしたショートホームステイから、2~3か月留学、5~6か月留学、1年留学と、選べる期間と留学先が豊富にあります。ほかにも、ブータン、フィリピン、タイの交換留学や、多くの提携姉妹校があり、全生徒が世界へ羽ばたくチャンスが用意されているのが、白鵬女子の国際教育の大きな特色です。

1年間の海外留学から帰国した高校3年生の生徒3名に、留学体験についてうかがいました。

留学でどんなことを学びましたか?

S.M.さん

枠にとらわれない考え方を身につけることができ、どんなシチュエーションでも、「自分ならできる」と思えるようになりました。

J.M.さん

ホームステイ先で家事をやるようになって自立につながったと思います。
また行動力が身について、「悩むよりも行動しよう!」と思うようになりました。

S.F.さん

留学先でのダンス体験を通して、自分の個性を出すこと、どうやったら自分を見てもらえるかを学びました。

  • slider01
  • slider02
  • slider03

海外留学を担当する国際教育部部長の赤岡和典先生にもお話をうかがいました。

海外留学という経験をどのように捉えていますか?

赤岡先生

留学をすると「自立心が育つ」とよく言われますが、それは「生活の自立」だけなく「学びの自立」もあると考えています。海外でさまざまな人の考え方に触れることにより、人から与えられるのではなく、自分から掴みに行くことを生徒は学んできます。こうした経験を積み重ねることによって生徒は大きく成長します。そのため、学校ではさまざまな留学のオプションを用意しています。海外でたくさんの経験をした生徒が自信をつけて帰ってきて、それをみんなに共有するという、良い循環が今できていると思います。

切磋琢磨し合い、人として成長できる環境

続いて、3人が所属する「グローバルアドバンスコース」のクラスの雰囲気についてうかがいました。

クラスはどんな雰囲気ですか?

S.M.さん

クラスの雰囲気がとても良く、全員の意識が高く、みんながいろいろな方向を向いていて、刺激し合えるようなクラスです。

J.M.さん

国籍の違いや、考え方が一人ひとり異なることをお互いに尊重できるクラスです。また、英語を上達させたいという共通の目標もあって、お互い切磋琢磨しながら成長し合える環境も魅力です。

S.F.さん

少人数のクラスなので、担任の先生だけでなく、ネイティブの先生も一人ひとりをしっかりと見てくれて、親身になってサポートしてくれます。

白鵬女子の生徒と先生

受験生へのメッセージ

最後に、玉川先生より受験生へのメッセージをいただきました。

玉川先生

志を高く持ち、自分のやりたいことを実現させたい、ワンランク上の自分になりたいという中学生はぜひ本校に来てください。やる気のある生徒を、教員やクラスメイトが全力でバックアップします。
また、生徒の希望をかなえるために、スピード感を持って学校改革に取り組んでいます。
制服のオプション追加や、コース増設も検討中です。どうぞご期待ください。

イベント日程

第3回学校説明会

2023年10月29日(日) 10:00~

第4回学校説明会

2023年11月11日(土) 15:00~

第5回学校説明会(推薦入試対象)

2023年11月23日(木・祝) 10:00~

第6回学校説明会(一般入試対象)

2023年11月23日(木・祝) 14:00~

第7回学校説明会・特待生対象説明会

2023年12月2日(土) 14:00~

個別相談会

2023年12月10日(日) 11:00~15:00

編集後記

人として成長できる環境がそろい、意欲があればどんどんと伸びていける白鵬女子。ぜひ学校説明会でその教育を確かめてみてください。

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:白鵬女子高等学校