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自ら考え、発信する力を養う女子聖学院の教育

inter-edu’s eye

自分の言葉での「発信力」の育成に力を入れている女子聖学院。
教科教育や、独自の国際理解プログラムを通じて、自らの言葉で伝える力を育てています。
今回、その教育内容について改めてインタビュー。
また、保護者に女子聖の良さを聞く中で、今年、東大合格者を輩出した教育の一端を垣間見ることができました。

言葉が自分のものになるGlobal 3day Program

国際理解プログラム

単に英語を習得するだけでなく、異文化を理解し、自分の中で意見をまとめ、発信する力を養うための女子聖独自の取り組みが「Global 3day Program」です。対象は、中1から高2の5学年。学年ごとに時期は異なりますが、全員参加で3日間実施されます。
中1から高1の4学年は、10人のグループに1人ずつネイティブの先生がついて指導。学年に応じたテーマに基づくスキル(会話力、プレゼンテーション等)を学びます。そして高2では、30人に対して1人のネイティブ講師と、4人の外国人留学生(東大、ICU等)がファシリテーターとして加わり、ディベートやディスカッション、プロジェクトワークを通じて将来の進路を考えます。最終日には自分のライフプランを英語で発表します。

高1プログラムの様子

昨年まではあらかじめ設定されたテーマに沿ったプレゼンテーションが最終課題でしたが、今年は、フリーテーマに。これにより、「自分が伝えたいことを自分の言葉で伝える」という生徒たちの意識の変化が感じられたといいます。

実を伴った英語教育ここにあり
国際教育委員長 滝澤先生のお話

ネイティブ講師

「Global 3day Program」では、外部のネイティブ講師を招き、普段とは違った環境でプレゼンテーションの基礎を学び、ディベートなどを行うので、良い意味での緊張感が生まれ、生徒たちはわくわくしながら挑戦しています。また、講師とのコミュニケーションを通じて、会話のリレーを楽しむための英語発信の「瞬発力」と「持久力」を身につけて欲しいと思っています。覚えた英語を話すスキルも大切ですが、瞬時に英語でコミュニケーションをとることができる力がつくことで、英語に自信が持てるようになります。

大事なのは「当事者意識」をもって自らの言葉を話すこと

昨年と比べて生徒のプレゼンテーションスキルが大きく伸びました。自分の言葉で思いを伝えようという姿勢がにじみ出ていて、中身に引き込まれるプレゼンテーションでした。
女子聖学院では、生徒一人ひとりが役割を見つけ、その役割を果たすことができるよう、励まします。それぞれの生徒が、画一的でない独自の価値を持った存在であるという前提が、自分の意見を発表する勇気の源となり、問題への参画意識を高めるのです。最終日には「私らしさ」あふれる、堂々たるプレゼンテーションを見せてくれます。

もっと知ってもらいたい!希望の進路がかなう女子聖の魅力

女子聖での英語教育や学校生活の満足度はどれくらいなのでしょうか。実際にお子さまを通わせているお母さまにインタビュー。女子聖の魅力や、留学プログラムに参加された感想についてお話をうかがいました。

保護者さま

お話をうかがったお母さま

女子聖の卒業生で現在大学生の長女、在校生で高2の双子2人、と3人のお子さまがいる根本さん。3人とも幼稚園から女子聖という長いお付き合いの中で、お子さまの留学をサポートしたり、自身がPTA活動をしたりと積極的に学校と関わってきた、バイタリティーあふれるお母さまです。

女子聖の英語教育と留学制度

エデュ3人のお子さまは留学に参加されたそうですが、いかがでしたでしょうか。

お母さま長女が留学していた影響もあり、下の2人も小学生のころからオーストラリア研修に行くなど海外に興味を持っていました。高1のときに、1人はオーストラリアに2か月ほど、もう1人はアメリカに3週間行きました。留学プログラムがたくさんあるので、自分に合ったプログラムが選べてよかったです。2人とも大満喫して帰ってきました。

エデュ別々のプログラムを経験したのですね。プログラムの種類が豊富な女子聖さんだからこそできることですよね。

お母さま長期間、現地の学校に通うプログラムもあれば、短期間のホームステイもあります。昨年、参加に二の足を踏んでいたお友達がいたのですが、経験したお嬢さんの話を聞いて「短期間なら行ってみたい」と今年挑戦したそうなんです。留学に興味がある生徒も、なかなか行けずにいた生徒もそれぞれに合った受け皿があるのはうれしいですね。

勉強も、勉強以外でもみんな主役になれる!

放課後学習センター
チューターが常駐する放課後学習センター

エデュ学校生活についてもお聞きしたいのですが、学校や先生はどんな印象ですか?

お母さまラーニングセンターなど勉強をがんばりたいと思えばしっかりできる環境がある印象ですね。私の知る限り、みんな希望した進路に進んでいます。今年、東大に合格した生徒さんも、そういった環境でがんばったのだと思います。一方で、勉強に限らず、どんなお嬢さんでも自分の居場所が必ず見つかるし、面倒見の良い先生方がいるのが女子聖の魅力だと思っています。幼稚園からずっとそうですね。

エデュお子さまに対しても面倒見の良さを実感したことはありますか。

お母さま子どもの性格に合わせて、良いところを見て褒めてくださるので娘にとって大きな自信になったと思います。「英語が上手」とか「合唱コンクールで指揮者としてまとめてくれた」などその都度褒めてくださるんですよ。あとは、進路相談をしたいと言ったらすぐに時間を作ってくださるフットワークの軽さもありがたいですね。

エデュ居場所があり、先生との関係も良いからこそ女子聖の生徒さんはとても明るい印象なのですね。

お母さま先生が生徒の自主性に任せてくださっている環境だから、活き活きとしているのだと思います。自分の夢がかなう環境があるって素敵なことだと思います。

入試のための説明会

表現力、発信力を伸ばす取り組みを全教科で行っている女子聖。
相手の心に届くことばを磨きたいお子さまにおすすめなのが、「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」です。
2017年度入試より導入されたこの試験は、面接のほかに、聞き取りテストや作文、暗誦などが行われます。
気になる方は、ぜひ説明会で詳しいお話を聞いてみてはいかがでしょうか?

プログラム 日時 定員 予約
体験授業付き学校説明会 6月24日(土)
14:00~15:30
講座別予約制 予約受付中
運動会 6月29日(木)
9:30~15:00
なし 予約受付中
夏の女子聖体験日 7月17日(月・祝)
9:30~15:00
講座別予約制 予約受付中
1DAY説明会(AM・PM・ナイト) 8月5日(土)
9:30~20:15
講座別予約制 7月5日(水)

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:女子聖学院中学校高等学校