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inter-edu’s eye

中野区にある大妻中野中学校・高等学校(以下、大妻中野)は、国際教育に力を入れており、留学制度が豊富で、帰国生が全校生徒の1割を占める学校です。こうした環境に触発され、世界に目を向けるようになった在校生とOGの声をお届けします。

大志を抱く妻中生

大妻中野には、アドバンストコースとグローバルリーダーズコース(以下、GLC)があります。GLCは帰国生とグローバル入試で受験した生徒のみ在籍できますが、中3進級時以降、アドバンストコースからの移動が可能になります。
インタビューしたのは中3生のK.Kさん、高2生のK.Mさん、2021年3月に卒業したH.Sさん。夢を追う3名の妻中ストーリーをご紹介します。

学校初の快挙!
海外大医学部合格

H.Sさん(卒業生)

小学生の頃から医師になる夢を抱き、大妻中野に入学しました。
中学3年間を過ごしたアドバンストコースでの英語の授業がとても面白かったので、もっと英語力を高めたいと思い、高校進学を機にGLCへ。GLCでの学校生活によって、「国内の大学を受験する」と当然のように考えていた進路に、海外大受験という選択肢が浮上しました。
私は今、ハンガリー国立デブレツェン大学医学部に通っています。この大学では、英語で授業や臨床実習プログラムが行われ、卒業と同時にEU圏内での医師免許を獲得できます。日本やアメリカなどEU圏外では、各国の医師国家試験にパスすれば医師になることができるので、世界中で働くことができます。何科に進むかはまだ決めていませんが、グローバルな視点を持ち、親身になって患者に寄り添う医師になりたいです。

H.Sさん

中高で
カナダとアイルランドへ

K.Mさん(高2)

幼い頃から変わらない私の夢は、看護師になること。
大妻中野の文化祭に行った際、学校の明るい雰囲気が自分に合っていると感じてアドバンストコースを受験しました。そして、中2のとき「新しい目標が見つかるといいな」と参加した2週間のカナダ体験学習が人生の転機になりました。なぜなら、カナダで英語を話している自分が生き生きしていることに気づいたからです。
この体験で自分の夢を叶える場所は海外にもあると感じ、中3進級時のGLCへの移動と、高校での長期留学を決断。アイルランドでの1年間の滞在で、忍耐力や困難な状況下でも前に進もうとする力、1人で問題を解決する力を培いました。また、異国の地ではもちろん様々なアクシデントも経験し、現実に向き合うための大きな力を得ました。今後は海外大進学を視野に、他国と比べて看護師の社会的地位が高いアメリカやカナダへの留学を考えています。

K.Mさん

目指すは
アメリカ留学と起業

K.Kさん(中3)

英語力を磨きたいと思い、グローバル入試で中1からGLCへ。入学した私を待っていたのは、休み時間には英語をはじめ複数言語が飛び交うグローバルな環境でした。「英語はできて当たり前。自分は英語を使って何ができるのか」と考えるようになった私は、得意なものを見つけるために学校の活動に積極的に参加しました。
1つ目は日本語ディベートクラブ、2つ目は模擬国連などを行う「ING」という同好会、3つ目は「S-TEAM」というSTEAM教育をテーマとした活動です。「S-TEAM」では、顧問の先生からNICT情報通信機構の「学生による動画セッション」への参加を勧められ、PCの全角半角の切り替えについて研究・発表し、ヤングリサーチャー賞を受賞。この経験からコンピューターサイエンスに興味を持ち、この分野の最先端であるアメリカ・マサチューセッツ州への留学を考えるようになりました。日常にある不便な状況を解決する情報技術を身につけ、将来は起業したいです。

K.Kさん

大妻中野という環境

3名に学校の魅力について聞きました。

充実の留学制度

留学先での記念写真

インターエデュ(以下、エデュ):大妻中野の良いところについて、皆さんの意見や実体験を聞かせてください。

K.Kさん

私が入学を決めた理由は、留学プログラムが豊富で、ネイティブの先生の授業が多く、さらに英語の授業が海外の教育と似ていることでした。GLCの英語の授業では、CNNニュースを視聴して、放送されたトピックについて先生と生徒が意見を出し合います。帰国生のクラスメイトが、こうした授業をアメリカでも受けていたと言っていたので、入学前に思っていたとおりの学びの環境があり、満足しています。

H.Sさん

豊富な留学プログラムは間違いなく大妻中野の魅力の1つですね。特に短期留学が充実していて、私はカナダ体験学習とイギリスのサマースクールに参加しました。イギリスではヨーロッパの雰囲気を肌で感じ、居心地が良かったので、海外大をヨーロッパで探すことにしたんです。

K.Mさん

短期留学は、日本で暮らしてきた生徒が一歩を踏み出す良いきっかけになりますよね。中2のカナダ体験学習は、毎年約100名もの生徒が参加するので、「私も行ってみようかな」と構えることなく挑戦することができました。

学校のサポート体制と
高水準の英語教育

留学先の生徒とK.Mさん

H.Sさん

手厚いサポート体制も学校の強みです。在学中は先生方に支えられ、多くのサポートを受けました。担任の先生には海外大受験の相談をし、外国語科の先生には大学へ提出する推薦文を作成してもらいました。

K.Kさん

学校のプログラムには、私が希望するマサチューセッツ州への留学がないため、外部のプログラムの利用を検討しています。このことを担任の先生に伝えると、快く相談に乗ってくれました。また、新型コロナウイルスの影響で思うように留学できない中、先生がオンライン留学について教えてくれました。先生方は状況に応じていろいろな情報を提供してくれます。

K.Mさん

留学や海外大進学、英語検定に関する説明会が校内でたくさん開催され、新しい目標を見つける機会になっています。渡航前には留学カウンセラーによるサポートがあり、安心して準備を進めることができました。

K.Kさん

高水準で手厚い英語教育も魅力です。生徒のほとんどが帰国生というGLCにおいて、私は日本で暮らしていたので、入学当時は英語力の差を感じました。でも、先生が授業後に英文法を添削してくれるなど支えてくれたおかげで、帰国生と同じペースで授業を受け続けることができました。

H.Sさん

私もGLCに移った当初は、周りのクラスメイトとの英語力の差に苦労しました。でも、必死にくらいついたら1年間で飛躍的にレベルアップして、模試の成績にも反映されるようになりましたね。今も海外で不便なく生活できているのは、大妻中野の英語教育のおかげだと思います。

K.Mさん

GLCではリスニングやスピーキングはもちろん、英作文のスキルも磨かれます。アイルランドの学校で1番苦労した課題は、2か月かけて自伝を書く「オートバイオグラフィ」の制作でしたが、渡航前に身につけた力で難題を乗り切ることができました。大妻中野の国際色溢れる環境により、帰国しても常に英語を聞き、話せることがありがたいです。

学校の魅力を語ってくださった皆さん

最後に、中学受験生へのメッセージをお願いします。

H.Sさん

大妻中野には多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まり、生徒は互いに尊重し合うので、誰もが伸び伸びと過ごせます。

K.Mさん

国際教育に力を入れており、私のように入学前は海外との接点が少なかった生徒でも世界に向けてチャレンジできます。そして、将来への可能性の幅がぐんと広がります。

K.Kさん

留学や新しい挑戦には不安が伴いますが、信頼できる先生のサポートにより夢に突き進むことができます。受験生の皆さんが大妻中野中学校のセーラー服に身を包み、入学する日を楽しみに待っています。

4種類の入試

大妻中野には、アドバンスト入試(2科・4科)、新思考力入試(総合Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、海外帰国生入試、グローバル入試の4つの入試があります。
H.Sさんはアドバンスト入試、K.Mさんは新思考力入試、K.Kさんはグローバル入試で入学。
得意分野を活かした受験が可能です。

編集者から見たポイント

かつてGLCには理系クラスが存在せず、医学部を目指すH.Sさんは英語の授業はGLCで、理系の授業はアドバンストコースで受けていたと言います。H.Sさんらの要望を受け、学校はGLC理系クラスを開設。高2から文理を選択できるようになり、看護師を目指すK.Mさんは、現在GLC理系クラスに在籍しています。
教頭の諸橋隆男先生は、「生徒の声に耳を傾け、納得できる内容であれば速やかに動きます。学校のこうした体制も、生徒の可能性を広げる一助になっているかと思います」と語ります。先生や生徒の言葉から、大妻中野には進路の幅と活躍のフィールドを広げる環境があると感じました。

イベント日程

学校説明会

第3回 2021年9月18日(土) 10:30~

第4回 2021年10月9日(土) 10:30~

Global Arts Festival~秋桜祭 文化の部

2021年11月2日(火)・3日(水)

入試問題説明会

第1回 2021年11月20日(土) Web開催

オープンデー(学校公開)

2021年11月27日(土) 10:45~15:30

※各イベントについては、学校公式サイトをご確認ください

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:大妻中野中学校・高等学校