inter-edu’s eye
広々としたキャンパス、素晴らしいスポーツ環境を目の当たりにすれば「この学校に入りたい!」と思わずにはいられない立正大学付属立正中学校・高等学校。人間性を育てる教育として部活動が位置づけられており、運動部・文化部ともに生徒たちはアクティブな毎日を送っています。部活動に青春をかけた先輩たちは、その後の進路実現にも全力! お二人の卒業生からお話をうかがったところ、その成長過程に部活動がどう関わっているかが見えてきました。
立正大学付属立正中学校・高等学校(以下、立正中高)は都営浅草線「西馬込駅」から徒歩5分、JR大崎駅からのスクールバスも運行しているため好アクセス。東京都在住の生徒は1100名で大田区・品川区はもちろんのこと、世田谷区・目黒区・港区からも多くの生徒が通学しています。神奈川県から来る生徒も400名以上。幅広いエリアの方が通いやすい学校です。
進学率は94.8%。推薦入試指定校には上智大学、東京理科大学、青山学院大学など有名大学も。立正大学への推薦制度もあり、希望する学部・学科にほぼ全員合格できるようサポートしています。


それでは、一人目の卒業生にご登場いただきましょう。部活動引退後、猛勉強の末、一般入試で難関大学合格を勝ち取った先輩です。
黒杉涼くん
2022年3月卒業 中央大学商学部
立正中高在学中の部活動
サッカー部
学校の魅力
職員室へ気軽に行って、勉強や進路の質問ができる。
先生が近い距離で見守ってくれる。

入学したきっかけを教えてください。
黒杉くん
サッカー部の見学をして、人数の多さにまず惹かれました。実際に入部すると、人工芝のグラウンド、ウェイトトレーニングルームといった練習環境もとても良かったです。サッカーの技術、基礎体力づくりそれぞれのメリハリをつけて活動できました。

部活動で強く思い出に残っていることを教えてください。
黒杉くん
大学受験は一般入試をすると決めたので、部活動引退が早まり、最後の大勝負は高校3年生春のインターハイ予選。あと1勝すれば、東京都大会進出というところまで勝ち上がったのですが、延長戦の末、敗退という結果でした。かなりくやしい思いをしました。
部活動を引退したときの心境を教えてください。
黒杉くん
後輩からは「まだ辞めないでほしい」という声もありました。でも、顧問の先生に相談したとき、「続行と引退のどちらを選んでも正解だよ」と言ってもらえたんです。自分の選択を信じることができました。

部活動を通して、成長できたところを教えてください。
黒杉くん
副キャプテンを任されたことで、リーダーシップが身についたと思います。中央委員長という立正中高での生徒会長に該当する立場を務めたときも、学校全体をまとめることができました。「スポーツ大会を開催する」という公約を掲げたのですが、生徒と先生それぞれの意見を聞いて、感染症対策に配慮しつつ実現できたんです。「体を動かす機会ができて良かった」「またやりたい」という反響があって、大きな達成感がありました。
現在通っている大学に一般入試で受験した理由を教えてください。
黒杉くん
部活動と中央委員長の実績を活かして、推薦入試や総合型選抜にチャレンジすることも考えました。でも、一般入試で難関大学合格を目指す特進クラスに所属していたので、やはり初志貫徹したい思いがありました。

大学受験直前期はどんな毎日でしたか。
黒杉くん
特進クラスの仲間が受験を乗り越えようとする姿に、すごく背中を押されました。部活動引退後、勉強への集中力は急にアップして、まるでギアチェンジをしたみたいでしたね。大学入学後、上手くいかないことがあると受験時代を振り返ります。「あんな大変だったんだから、大丈夫だ」。そんなふうに思えて自信が湧いてくるんです。

大学在学中にチャレンジしたいことを教えてください。
黒杉くん
中央大学はさまざまな資格取得講座があるので、将来の仕事のことも考えて勉強していきたいです。それに留学にも行ってみたいです。
続いては総合型選抜で夢を叶えた先輩にご登場いただきます。
伊東小町さん
2023年3月卒業
東京工科大学医療保健学部リハビリテーション学科理学療法専攻
立正中高在学中の部活動
バレーボール部
学校の魅力
成績が伸び悩んだとき、補習などのサポートが手厚い。そして、女子の制服が“映える!”

入学したきっかけを教えてください。
伊東さん
小学校3年生からバレーボールをやっていて、立正中高の部活動体験会に参加したことがきっかけでした。先生が生徒に対してすごく親身で、楽しく活動できそうと感じました。

部活動について思い出に残っていることを教えてください。
伊東さん
入部当初は1年生がチームの中心で、大会に出ると相手チームは3年生ばかり。最下位からのスタートでした。トレーニングのかいがあって、勝ち進めるようになってからも、どうしても勝てない学校があって「大田区で万年2位」という状況が続きました。中学校生活終盤になって、初めてその学校に勝利を収めたとき、本当にうれしかったですね。
普段の部活動の雰囲気を教えてください。
伊東さん
お互いにダメなところは指摘し合って高め合うチームでした。そうした積み重ねがあったから、試合で悪い流れになったときも乗り越えられたと思います。暗い表情にならないように。声を出し続けるように。苦しい状況でも勝ちに行く気持ちを忘れませんでした。
部活動を通して、成長したと思うところを教えてください。
伊東さん
小学校時代は、人の輪に自分から入っていけませんでした。とても受け身な性格だったのですが、学年が上がるにつれて一歩踏み出せるようになりました。ボランティアで高齢者施設を訪れたとき、「あいさつが気持ち良いよ!」と言ってもらえたこともあります。明るく人と接することができるようになりました。



球技・武道・陸上…どんなスポーツを選んでも優れた練習環境が待っています。文化部も活躍中です
希望進路とどのように進路選択を進めたかを教えてください。
伊東さん
理学療法士を目指して大学で勉強中です! 高校生のとき、高齢者の方と関わる仕事という軸で進路を考えていました。いろいろな職業に興味があって、志望が次々と移り変わる時期もあったのですが、「リハビリ職でケガをした人に寄り添いたい」という気持ちが決め手になりました。

大学受験に向けて学校からどんなサポートを受けましたか。
伊東さん
総合型選抜では志望理由書を提出することになるのですが、最初は文字数オーバーをしてばかりでした。でも、先生から「書きたいことをしぼって、何パターンか書いてみよう」と指導を受けて、上手くまとめることができるようになりました。
受験期のことを振り返って教えてください。
伊東さん
通っている東京工科大学が第一志望だったのですが、試験の後で「絶対に落ちた」と思って結果を見ることができなかったんです。担任の先生は「合格したと思うけど、見たくないならそのままにしておこう。次の試験も全力で行きなさい」と言ってくださいました。第二志望の大学の試験を終えて、「これで気持ちが落ち込んでも大丈夫」という状況になってから、ようやく結果を見るという流れでした。
大学在学中にチャレンジしたいことを教えてください。
伊東さん
オーストラリアで理学療法士の働く現場を見たいと考えています。日本と違って理学療法士が診断を下す場面もあるとのことなので、どのような技術・知見を持っているのかに興味があるんです。

制服は軽い着心地とシルエットの美しさを両立した濃紺のブレザースタイル
編集後記
お二人の先輩に6年間を振り返っていただくなかで、部活動でこそ身につく資質があることが見えてきました。最高の環境で好きなことに打ち込める立正中高でなら、人間的に大きな成長が望めそうです!
中学入試説明会
第3回 学校説明会 2023年10月7日(土) 14:00~
第4回 学校説明会 2023年11月4日(土) 14:00~
第5回 学校説明会+入試問題解説会 2023年12月2日(土) 14:00~
第6回 学校説明会+入試問題解説会 2023年12月16日(土) 9:30~
第7回 学校説明会 2024年1月13日(土) 14:00~
イブニング説明会
第4回 2023年11月29日(水) 19:00~
高校入試説明会
第3回 2023年10月21日(土) 10:00〜/14:00~(2回開催)
第4回 2023年11月25日(土) 14:00~
第5回 2023年12月3日(日) 10:00~(個別相談会)
公開行事:立正際(文化祭)
2023年9月30日(土) 9:00~15:00
2023年10月1日(日) 9:00~15:00
※入試相談も実施します