立正大学付属立正中学校・高等学校
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東京都大田区に校舎を構える立正大学付属立正中学校・高等学校(以下、立正)は、素直な生徒たちと、個性豊かで常に生徒たちに寄り添う教師陣が自慢の一つ。先生方に見守られ、親身な指導やサポートを受けながら、春に入学した中学1年は1年間をかけて大きく成長していきます。
中学1年を担当する7名の先生に座談会形式で語っていただきました。
学年主任
佐藤武徳先生
担当教科:社会
朝倉寛太先生
担当教科:数学
竹島知明先生
担当教科:社会
長岡遼子先生
担当教科:理科
田村光貴先生
担当教科:国語
杉山美由希先生
担当教科:英語
尾崎杏理先生
担当教科:英語
中学1年を担当する先生たちにはどのような特徴があるのでしょうか。
佐藤先生
生徒の心をつかむのが本当にうまいですね。それぞれが独自のやり方で、素晴らしい手腕を皆さん発揮してくれます。真正面から向き合うストロングスタイルの先生もいれば、優しい先生、情熱を前面に押し出す先生、癒し系、エンターテイナー、友達感覚、おっとりキャラなど、みんな個性的です。
学年主任の佐藤先生は、ほかの先生方から見てどのような方ですか?
竹島先生
私は本校の卒業生で、生徒時代から佐藤先生にお世話になっていました。教員としてこの学校に戻ってきてからは、いろいろなアドバイスをしてくれますし、悩んだ時にサポートもしてくれます。また、「立正祭」ではDJやラップを披露してくれます。
長岡先生
一番、熱い先生ですよね。本来はすごくマイルドな方なんですけど、学年主任ですので、生徒たちの引き締め役も担ってくれています。
ほかの先生からはどのような刺激を受けていますか?
杉山先生
毎日、刺激を受けてばかりです。授業のやり方は他教科の先生の授業も参考になりますし、生徒との接し方も、私だったら感情的になってしまいそうな場面でも、例えば長岡先生は生徒の話を冷静に聞いた上で、言葉でしっかり伝えるなど、とても勉強になります。
尾崎先生
中学1年はこちらが想像しないような行動をとることもあるのですが、ほかの先生方は一人ひとりと向き合い、どうすべきなのかをしっかりと生徒たちに伝えています。その様子を間近で見ながら学べるので、恵まれた環境だと思います。
立正の教員としてやりがいを感じる瞬間について教えてください。
長岡先生
自分なりのやり方で生徒と接するようにしているのですが、それによって生徒たちに変化があって、良い方向に導けた時には自分のやり方で良かったのかなと感じます。
田村先生
私自身、中学1年の担任は今年度が初めてなんですが、授業中の生徒たちの反応もいいですし、「これが分からないので教えてください」「理解できました」といったやりとりもあって充実しています。また、生徒たちが相談しに来てくれて、アドバイスができたと思う時はやりがいを感じますね。
中学1年の生徒たちを指導するうえで各教科の先生方が意識している工夫や、学校独自のプログラムである「職業講話」「R-PROGRAM」について聞きました。
中学1、2年は基礎学力の定着を目指す時期だと思いますが、そのためにどのようなアプローチをしていますか。
佐藤先生
主要3教科である英語、数学、国語の先生方は、毎日のように小テストや検定の対策を行うなど、とても細かく生徒の学習進度を見てくれています。
朝倉先生
数学は今年度から計算プリントに取り組み始めました。先日、その補習があり、中学1年の担当が私だけだったので、理科の長岡先生が手伝ってくれました。先生から「私やります!」と言ってくれたので、すごく助かりましたし嬉しかったです。
長岡先生
同じ理系教科の担当ですからね。竹島先生はYouTubeをやられていますよね。
竹島先生
『歴史ロケチャンネル』という、私が各地の名所を訪れた様子をまとめたチャンネルです。映像を使って分かりやすく伝えることをテーマにしています。動画は限定公開にしていて、立正に入学すれば見ることができます。
中学1年が行う「職業講話」について教えてください。
朝倉先生
キャリア教育の一環で、中学3年で職場体験をやるのですが、中学2年ではサプライチェーン(製品の原材料の調達から消費者の手元に届くまでの流れ)に関する調べ学習、中学1年は職業を知るということで、本校の卒業生を呼んで講演をしてもらいます。いろいろな職業に就いている人が立正から出ているのを知ってもらうことと、将来の職業をなれるものではなくなりたいものを選ぶという意識づけのために実施しています。毎年7、8名の卒業生が来てくれて、生徒はその中から興味のある職業の人を2名ほど選んで講演を聞きます。
佐藤先生
自分たちの先輩が話をしてくれるので生徒も自分ごととしてとらえやすいですし、我々も卒業生が来てくれると「あの子がこんな立派なことを言うようになったのか」と感慨深いものがあります。映画監督の藤井道人さんが来てくれた時は生徒たちの熱気がすごかったですね。
朝倉先生
我々の授業よりも真剣に聞いている気がします(笑)。質疑応答の時間を設けてくれるのですが、たくさんの質問が飛び交いました。
話を聞くことで刺激を受けて、「将来、職業講話に来ることを目標に頑張りたい」と考える生徒さんもいそうですね。
朝倉先生
確かに、これまでの卒業生の中にもそういう思いを持っていた子がいました。
佐藤先生
声をかけると、多くの卒業生が「やります!」と二つ返事で引き受けてくれますし、卒業後にやりたがる生徒は少なくないと思います。
「R-PROGRAM」の狙いと効果について教えてください。
佐藤先生
「Read(読み取る)」「Research(調べる)」「Report(伝える)」という「3つのR」のスキルを伸ばすプログラムです。例えば1学期は、朝のショートホームルームの時間を使い、「NHKやさしいことばニュース」に掲載される記事から1つを選んで、要約と自分の意見や感想を書いてもらいます。時事問題や自分とは違う考えに触れながら広い視野を持てるようになることが目的です。
素直で元気いっぱいな生徒たちと、そんな生徒たちが信頼を寄せる先生方が立正の魅力のようです。
教師目線で見て、中学1年の生徒の良さはどんなところにあると感じていますか。
尾崎先生
いろいろな子がいて、お互いを理解し合い、認め合うところに頼もしさを感じます。
竹島先生
穏やかですけど、元気いっぱいな部分もあります。そして素直。怒られるようなことをしても、こちらが説明すれば理解し、反省してくれるので、話しがいがありますね。
杉山先生
素直な子が多いですね。ほめたら喜んでくれるし、注意したら改善しようとしてくれる。これから大きく成長してくれると思います。
建学の精神である「行学二道」を具現化してくれた生徒さんのエピソードを教えてください。
佐藤先生
「行学二道」とは「学んだことを行動で示す」という意味ですが、学んだことを校内の行事などで生かし、さらに将来につなげた事例が少なくありません。私は放送部の顧問をしているのですが、放送部で培った放送のノウハウを生かしてエンターテインメントの世界やマスコミ業界に進んだ子がいますし、文化祭実行委員を務めた子がイベント会社に就職した例もあります。学校生活だけでなく、それぞれの人生で「行学二道」を具現化してくれています。
7月の林間学校、9月の立正祭は、生徒たちも先生方も全力で取り組む一大イベントです。
中学1年は、毎年夏に福島県の会津地方に林間学校に行くそうですね。
佐藤先生
林間学校は、団体生活を通じて相互の親睦や友情を深め、協調性を高めることや、震災講話、自然観察、伝統文化などの体験学習を通じて学ぶ心を育てることが主な目的です。
朝倉先生
鶴ヶ城や飯盛山に行ったり、会津藩校日新館で赤べこの絵付け体験をしたり、ほかにも盛りだくさんの2泊3日となります。
佐藤先生
この林間学校で得た知識や高めた情熱を、9月の立正祭にぶつけます。まさに「行学二道」の実例ですね。立正祭では「白虎隊」の学年劇や、赤べこをモチーフにした展示などをする予定です。
立正への入学を考えている受験生に向けて、学校生活の魅力を教えてください。
朝倉先生
立正の教員は、担任クラス以外の生徒にもよく声をかけます。学年全体で生徒たち全員のことを放っておかない。そういう教員がそろっている点が魅力だと思います。施設は時間が経つと古くなりますが、人間の魅力は変わらないと思います。
佐藤先生
生徒たちは先生のことが大好きですし、イベントになると生徒からお願いされた先生が一肌脱ぐ場面をよく見かけます。立正祭は生徒主体で作るイベントですが、先生も一緒になって騒ぎます。特に中学の担当教員は多少の無茶ぶりにも応えてくれるので、立正祭は大いに盛り上がります!
竹島先生
佐藤先生のDJステージも見ることができますからね。
佐藤先生
生徒も我々教員も、全力で取り組みますので、ぜひ遊びに来てください!

