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プロによる世界レベルの指導が受けられる!瀧野川女子学園のチアダンス&ダンス

あかつき祭エンディングにて、バトン部、軽音部とユニットを組んだダンス部のパフォーマンス

inter-edu’s eye

瀧野川女子学園中学高等学校(以下、瀧野川女子)では、クラブ活動に対する本気度が違います! それは、指導者がプロであり、世界レベルのスキルを伝えているからです。今回は、チアダンス同好会とダンス部に注目。クラブ活動を通して育もうとしている瀧野川女子の教育もご紹介します!

世界大会チャンピオンの先生が指導するクラブ活動

映画で注目を集め、今話題のクラブ活動になっている「チアダンス」は、チアリーディングとは違い、タンブリングや人を持ち上げるようなアクロバティックなものは含まれません。約2分半の時間内でダンスの技術や振付け構成、チームとしての一体感や表現力などを競います。見る人を元気付け、またダンサー自身も元気になれるスポーツです。(1)ポンポンを持って踊るポンダンス (2)一列に並んで足を上げるラインダンス (3)ジャズダンス (4)ヒップホップの4つの種類のダンスを組み合わせたものから成り立ちます。チアダンスは幅広い年代の人に好まれている競技で、団体で行うチアダンスはチームワークがとても大切です!
瀧野川女子では今年、チアダンス同好会が誕生。中高生合わせて22人で活動しています。
指導するのは家庭科の池辺春菜先生。実は、池辺先生は今年4月にアメリカのディズニーワールドで行われたICUチアリーディング世界選手権大会に出場し、見事金メダル(Team Cheer Freestyle Pom 第1位)に輝いたメンバーの1人なのです。世界チャンピオンが教える本気のチアダンスです!

池辺春菜先生
池辺春菜先生

池辺先生がチアダンスを始めたのは、高校生のころ。それまでは、バレエや新体操を経験していたのですが、大人数で動きを合わせて踊ることに魅了されて、高校生からチアダンス部に入りました。

「自分たちがメインのときがあれば、逆にメインを引き立たせることもあります。どちらの役割も大事で、全体が調和していないと成り立たないのがチアダンス。ステージに上がり喝采を浴びる一瞬は、何事にも代えがたい喜びがあります。その一瞬があるからこそ、どんなにつらい練習にも耐えられます」

LEDナイター照明完備の屋上校庭での練習
LEDナイター照明完備の屋上校庭での練習

その魅力を伝えようとスタートした瀧野川女子チアダンス同好会。バレエの経験者は数人いるものの、ほとんどはダンス初心者。それでも大会に出場することを目指して週4日、約2時間の練習に励んでいます。柔軟体操や筋力トレーニングなどの基礎を積んで体をつくり、ミーティングを重ねながらチームとしてまとまり、あかつき祭(文化祭)では初ステージを経験。スポットライトを浴びた生徒たちは、池辺先生と同じように「凝縮された楽しさ」を経験し、あかつき祭が終わっても朝練習を行うほど、レベルアップへの意欲が高まっています。来年度には、同好会から正式なクラブ活動に昇格して活動する予定です。

池辺先生から、「チアダンスの3つのスピリット」を紹介していただきました。

「1つめは、チアスピリットです。常に笑顔で人を応援し元気づけるという意味で、ダンスを見ている人を元気づけるのはもちろん、辛い練習では仲間と励まし合います。2つめは、ポシティブスピリットです。何事にも前向きな気持ちで取り組むという意味です。華やかに見えるチアダンスですが、本番までの道のりは地味で辛いことも多いのですが、いつもポジティブな気持ちで前向きに取り組むことがとても大切となります。3つめは、ボランティアスピリットです。思いやりの心を持ち、社会に貢献するという意味です。」この3つをいつも忘れずに練習に励んでいるとのことでした。

チアダンス同好会「Tears」 2017年度あかつき祭での様子

池辺先生

「最初は返事もなかった生徒が、今では、表情豊かに踊っています」と池辺先生。みんなで目指す目標ができたことで、勉強や授業に対しても意欲的な姿勢を見せるようになったそうです。

「早く本番を迎えたい。早く舞台で練習の成果を見せたいという願いを実現するためには、目に見えないたくさんの努力が必要です。このメンバーだから踊りたいと思えるチーム作りを目指しています」と語る池辺先生の情熱は、早くも生徒たちに大きな影響を与えています。

元「劇団四季」のダンスキャプテンがダンス部にやって来た!

「ライオンキング」「キャッツ」「コーラスライン」をはじめ、長年にわたり多くのミュージカルを公演し、日本の演劇界トップとして時代をけん引し続けている劇団四季。その劇団四季で20年以上にわたりダンサーを務め、何度もダンスキャプテンを任せられた経験も持つ小松陽子さんを講師に迎えて活動しているのがダンス部です。

小松陽子さん
小松陽子さん

小松さんは、小学生のころ器械体操を始めたのをきっかけに、小6からバレエを習い始め、そこでジャズダンスの面白さに目覚めたそうです。
10代後半から単身ユーゴスラビアに渡り、所属したバレエ団で研さんを積んだ後に帰国。劇団四季に研究生として入団して、地方公演を経験した後、大舞台に正劇団員として出演するようになりました。

「週単位でキャストが変わり、大変ハードな公演が続きますが、多い時で年間359回もステージに立ちました」

ダンスキャプテンとしてキャストの指導にも当たり、共により良いステージを公演できるように現役時代を過ごしてきましたが、膝にけがをしたこともあり、長年立ち続けていた舞台から降りる決心をしました。

一度はダンスから離れようとした小松コーチは、海が好きだったということもあり、小笠原諸島に滞在しながら他の道を探りましたが、結局「ダンスしかない」と決意。後進を育てたいと準備をしていた矢先に、瀧野川女子からコーチの依頼があったそうです。

ダンス部「BANG BANG」 2017年度あかつき祭での様子

あかつき祭での熱いステージ
あかつき祭での熱いステージ

「お客さんが楽しんでくれて、瞬発的に拍手が沸き起こったときの感動は今でも忘れられません」

大舞台での感動、演じることの難しさ、踊ることの楽しさを伝えるために、瀧野川女子のダンス部での指導を2年前からスタート。週3日、2~3時間で放課後に練習する中で、劇団四季で長年培ったスキルや思いを生徒に伝えています。
「生徒がやりたいことと私が指導したいことにギャップがあったのですが、今では両方を融合させてベストな形ができるようになってきました」と小松さん。「意欲があれば指導内容の飲み込みも早い。個性をどんどん出して、ダンス部で体験した感動や忍耐強さを将来の生き方や仕事に活かしてほしいですね」と生徒に期待を寄せています。

人生の糧となる“瀧野川”流の教育、瀧野川女子がクラブ活動に力を注ぐ理由とは?

チアダンス同好会"Tears"のマスコットです
チアダンス同好会"Tears"のマスコットです

「自分がやりたいことを思いっきりやりぬいて実現してほしい。自分が生きようと願う道を手に入れるために大切なことは、心の奥底にある思いを表現することです」と山口龍介副校長は説明します。

「表現方法は、美術、書、音楽など生徒によって異なります。ダンスで自分を表現したいと思っている生徒もいるはずです。クラブ活動が自分を表現するきっかけになる可能性がある。だからこそ教育活動として取り組んでいます」

世界レベルの経験豊富な先生を指導者に迎えた理由については、「忘れられない瞬間を経験しているお2人だから、その経験を生徒にも伝えてもらい、同じように人生が豊かになる経験をさせてあげたいのです」とお話しいただきました。

編集者から見たポイント

瀧野川女子は、授業や行事と同じように、クラブ活動も教育活動の一環としてしっかりと取り組んでいます。大舞台で活躍した2人を指導者にしているのは、高いレベルの技術や指導法を望んでいるからだけではなく、2人が大舞台を目指して必死に頑張り、輝いてきたその姿を生徒に見てもらい、同じ女性として活躍できる将来を考えてほしいと願ったからだとお聞きしたことが強く印象に残りました。
生徒が生まれ持つ個性を発揮しながら輝くために、瀧野川女子はクラブ活動も全力で応援しています。

2017年度学校説明会日程

日時 詳細
12月16日(土) 13:30~ 学校説明会
1月13日(土) 13:30~ 学校説明会
1月20日(土) 13:30~ 個別相談会

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:瀧野川女子学園中学高等学校