スマモリ TOP>インターエデュユーザー座談会

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小中学生のスマホ利用に悩むみなさまを代表し、集まっていただいた4名のエデュママ。スマートフォンモニタリングアプリ『スマモリ』の開発・制作者をもうならせた、いまどきの子どもたちの実態とは…? みんなで解決の糸口を探します。

参加者プロフィール

ユーザー

みんな、親子のルール作ってる?

ユーザー

エデュ:本日は、お子さまのスマホ利用にお悩みを持つお母さま方にお集まりいただきました。どんなことをみなさんに相談されたいですか?

Aさん:実はうちの子はまだスマホを持っていないんです。これから購入するんですが不安がいっぱいで、事前にある程度ルール作りをしておきたいのですが、みなさんはどの程度子どもにまかせて使わせていますか?

Bさん:うちは持たせて1年になりますが、これからルール作りをしていきたいと思っているところです。とにかく朝起きたときから寝る直前までずっとスマホをいじっている娘を見て、とても悩んでいるので。

Cさん:うちはずっと買う気がなかったんですけど、中3になって友だち同士の連絡が全部スマホになってしまったので、やむを得ず与えました。学校が持ち込み禁止で、夕方くらいしか使っていないようなので、基本的には何も制限していません。

Dさん:うちは子どもが部屋にこもっている時間とか、どう使っているのか気になりますが、基本的に100%まかせていますね。「信頼しているからね!」と伝えて、信じるしかありません。

エデュ:気にはなっていても、なかなか管理できずにご本人にまかせている、という方が多いようですね。

スマホで時代を生き抜く子どもたち

ユーザー

◆1日中LINEに縛られる

エデュ:実際にお子さまがスマホを利用されているお母さまのお悩みも、ぜひお聞かせください。

Bさん:娘が学校から帰ってきてもずーっとLINEをしていることです。途切れることなくお友だち関係のことを気にしていて。勉強中もLINEが来るとすぐ返さなきゃならないので、集中力がなくなってしまうんです。

Cさん:うちの学校でも問題になりました。夜中にクラスメイト同士で「今起きてる?」って送り合うことが頻発して、学校から「ルールを家庭で決めるように」と言われましたね。

Dさん:びっくりしたのは、娘が中1になったとき。メールアドレスを交換することでお友だちになるみたいなんです。お友だちになってから交換するんじゃなくて、今はその逆なんですよね。

Cさん:確かに、お友だち同士で会っていても、「あとはメールでね」って言って切り上げる。コミュニケーションのほとんどを、スマホが占めているみたい。

◆男の子と女の子で違う

Aさん:部活動でもスマホは使うんですか?

Bさん:うちの子は女子校で、部活動の連絡はなんでもLINEに飛んでくる。先輩にはすぐ返信しないといけないって、いつもピリピリしていてかわいそうに感じてしまいます。

Dさん:みんなストレスを感じながらスマホを使っているみたいですね。

Cさん:女の子は特に人間関係を築かなきゃいけないっていう意識が高いですものね。うちも、息子は割とマイペースに好きなように行動しています。男の子は、有害サイトとか課金ゲームとか、そっちのほうが心配ですね。

Bさん:本当に、男の子と女の子でスマホの意味合いが全然違いますよね。高校生になれば変わるのかもしれないけど、中学生の女の子が一番複雑で大変! LINEだと、そのメンバーにいる・いないにかかわらず悪口が飛び交っています。スマホを見て落ち込んでいる娘の姿を見ると、男の子がうらやましいって思う。

エデュ:お子さまたちの大変さがとても伝わってきますが、一方で、お母さま方がお子さまの様子をよく把握されていると感じますね。

Bさん:家でしっかりコミュニケーションを取れている子ほど、お友だち同士のトラブルにも巻き込まれないよう気を付けているような気がします。トラブルに遭っている子ほど、その実態をお母さんが知らないということがよくあるみたいですね。

意外と知らない、子どもを守る新手段

ユーザーとYSCI

エデュ:ところで、みなさんはお子さまのスマホ利用を危険から守るためのフィルタリングアプリやモニタリングアプリなどはご存知ですか?

ユーザー一同:どんなアプリなんですか?

YSCI:親子で決めたスマホのルールが本当に守られているかを見守ったり、ルールを破られないように制限をしたりするアプリです。有害サイトや課金ゲームはもともと使用できないようになっていますが、親子のルールに基づいて制限を外すことも可能です。こんなふうに…(スマホで実演)親のスマホで設定すると、子どものスマホに適用されます。

一同:へ~~~~!(興味津々)

YSCI:また、リアルタイムレポートといって、お子さまのその日のスマホ使用状況を親のスマホでモニタリングできます。たとえば、「今日はパズドラを9回やっています」などと表示されますので、これを制限したければ、こうして…(スマホで実演)ブロックすると、子どものスマホに適用されます。

一同:えーーーーー!?(驚愕)

YSCI:先ほど「スマホの夜中の利用」について不安の声がありましたが、ここをこうすると…(スマホで実演)たとえば授業中や夜中は使用することができなくなります。

一同:それいい!(納得)

Bさん:見られてるって分かるだけでも、子どもの行動は変わるかもしれないですね。

Dさん:高校生くらいになると、管理されることに拒否反応が出てしまう可能性があるけど、小中学生にはぴったりですね。やっぱり、親子のコミュニケーションが一番大事。

Aさん・Cさん:こういうアプリがあるって知ることができてよかったです。

エデュ:みなさま、本日はありがとうございました。

編集者が見たポイント

座談会を通して見えてきた、現代の子どもたちの実態。彼らを少しでも生きやすくしてあげることは、わたしたち大人の役割です。しかしながら、意外と知らないのがその「手段」。『スマモリ』はじめ、子どもたちを守るアイテムやサービスをよく知り、親子のコミュニケーションを上手に組み合わせていくことが重要なのではないでしょうか。