鹿児島市内の、おすすめ小学校。おすすめ居住区を教えて下さい｜掲示板スレッド

山下小についてわかる範囲で。
山下小が他の学校と異なる点は、研究校であるということです。他県と違って数年の持ち回りではなく、ずーっと研究指定校です。イメージとしては、国立の教育学部附属と地域の学校を混ぜた学校なので、かなり特殊な学校です。
毎年秋に行われる研究大会が先生方にとっては最も大切なイベントなので、それに向けて小学1年生の春から、授業の受け方を叩き込まれます。(授業態度をお客様に見られるので)
春から研究授業の準備が始まりますから、教育委員会の指導主事や視察など、とにかくお客さんが多いです。

学力調査については、鹿児島県内、鹿児島市の平均をうわまわっています。
ただ、よく聞くのは、新しい学力観の資料の読み取りなどは得意ですが、基礎的なところで落としているそうです。研究校なので、新しい学力観に関わる部分はかなり力を入れていますが、繰り返しが必要な部分は家庭頼りになっているようです。

他には、基本的に体育会系の熱い学校なので、4年生以上は20㎞以上歩く、遠行があります。(近隣の清水と松原は遠泳があります。)朝の集合時間も、年によって違いますが、6時頃学校集合です。
また、毎朝裸足、男子は上半身裸で走らされます。(冬は靴を履いても良くなったと思う)

また、始業前に自主清掃という名の必修の掃除が7時40分からあります。他にも運動会前などになると、担任によっては、7時20分頃登校してこいと召集をかけることも多く、仕事などで夜が遅いご家庭の負担は半端ではありません。

受験についてですが、医師、歯医者、社長の家庭が多いこともあり、クラスの7,8割が受験します。(年によっては半分くらいの時もありますが)
塾は中心部なので通いやすいため、志望校に合う塾を各々選択しているようです。

先生方についてですが、かなり私見が入っていますが、研究校といえどもピンキリというのが実情です。
むしろ、よくも悪くも個性的な先生が赴任してくる傾向があるので、近隣の公立よりも合わない担任になった時の影響は大きい気がします。
でも、総じて熱心な先生が多いとは思います。

学年によって集まっている子のカラーは違いますが、全体的に所得が高いご家庭が多いせいか、ギスギスした子はあまり見かけません。中心部だから子どもの質がどうなのか？と考える方が多いと思いますが、勤務している先生方がわざわざ引っ越してきてまで自分の子どもを通わせているので、いじめなども少ない方だと思います。

まとめ
・研究校なので特殊な学校です。
・体育会系です。
・学力は高いです。
・朝はやたら早いです。
・受験率はかなり高いです。
・研究校だからといって、凄い先生ばかりではありません。
・中心部とは思えないくらい落ち着いた教育環境で、子どももギスギスしていません。

受験を考えている方がこの学校を選ぶリスクは、朝がやたら早いことだと思います。
他にも鹿児島市特有のあいご会という子ども会の存在感がでかく、土日の時間がとられます。(わりきって参加しないもありだと思いますが、学校とあいご会が連携しているので、逃れるのは大変かもしれません。)

それから、宿題ですが、ほぼ市内の学校は宿題が同じくらいの分量なので、宿題が少ない学校というのは存在しないと思います。
鹿児島は担任裁量が大きいので、少ない担任に当たったらラッキーくらいに考えておいてください。