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投稿者: オワンクラゲ (ID:fPmQJt0NaXY) 投稿日時:2009年 01月 31日 00:42
ある中学の入試に出た次の問題の解き方について教えてください。
細かく場合分けしていくと解けるのですが、何かうまいやり方はないのでしょうか。
1つの面が赤、他の面が白のカードが合計6枚あり、横一列に並べられている。
左にあるカードから順に、1番、2番、3番、4番、5番、6番のカードと呼ぶことにする。
最初、これらのカードをすべて白の面が上になるように置いておく。
今、さいころを投げて出た目がAのとき、番号がA以下であるカードすべてを裏返す。
さいころを3回投げて、最後に赤の面が上を向いているカードがちょうど3枚であるような、さいころの目の出方は何通りあるか。
ただし、さいころの目の出る順序も区別するものとする。
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【1166116】 投稿者: あ (ID:sPtLKyQ9T.w) 投稿日時:2009年 01月 31日 08:54
立教にこれに似た問題があったな
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【1166245】 投稿者: うまくないですが (ID:dTEIKu.hF.k) 投稿日時:2009年 01月 31日 10:45
細かく場合分けというのが,どのくらいの事を言うのか分かりません。
全く場合分けをしないのは,現実的でないと思いますので,
高校生くらいに解説するつもりで解答を作ってみました。どうでしょう?
(1) 3回とも同じ目が出るとき(例 a,a,a)
2回終了時に全てのカードは最初の状態に戻っているので3回目に3の目が出なければならない。
つまり3回とも3の目。
よって,1通り。
(2) 同じ目が2回,違う目が1回(例 a,a,b)
(1)と同様で同じ目aの2回分の操作により,最初の状態と同じになる。
よって,違う目であるbが最終的に赤いカードの枚数になる。
つまり,b=3。
また,aは3以外のいずれの数でも良いからa=1,2,4,5,6
さらに,a,a,bの並べかえは3通り。
ゆえに, 1×5×3=15通り
(3) 3回とも違う目が出る(例 a,b,c)
3つの数のうち一番大きい数に着目。例えばa<b<cとすると,
cによってc枚が赤くなる。赤いカードが最終的に3枚であるためには
c-(b-a)=3であることが必要。
よって,c-3=b-a
この条件を満たすように場合分けをしていく。
c=3のとき,b-a=3-3=0 これはa=bであるからa<bに矛盾。
c=4のとき,b-a=4-3=1(aとbの差が1ということ)
このとき,(a,b,c)=(1,2,4),(2,3,4)
これが2通り。
c=5のとき,b-a=5-3=2(aとbの差が2ということ)
このとき,(a,b,c)=(1,3,5),(2,4,5)
これが2通り。
c=6のとき,b-a=6-3=3(aとbの差が3ということ)
このとき,(a,b,c)=(1,4,6),(2,5,6)
これも2通り。
このa,b,cの並べ方はそれぞれ3!=3×2×1=6通り。
よって,(2×3)×3!=6×6=36通り。
(1),(2),(3)より,
1+15+36=52通り。
ちなみに,出る目の順序が変わっても結果は同じであることは自明としてあります。 -
【1167294】 投稿者: オワンクラゲ (ID:fPmQJt0NaXY) 投稿日時:2009年 02月 01日 02:14
これは実は、今年の灘中学の2日目の問題です。
私は、
1番は必ず赤になるので、残り2枚が赤になる組合せは、5C2で10通り。
例えば、1番2番3番が赤になる場合は、
2番と3番をそれぞれ3回裏返す場合(333、443、553、663)
2番と3番をそれぞれ1回のみ裏返す場合(311)
2番を3回、3番を1回裏返す場合(322)
よって5×3+1=16通り
次に1番2番4番が赤になる場合を考えるという手順で10通りの場合をすべて調べて解いたのですが、時間がかかってしまい、実際の入試ではとても間に合わないと困っていました。
「うまくないですが」さんの解き方は、とても機能的で素晴らしいですね。
もしかして、プロの方でしょうか。
分かりやすく教えていただきありがとうございます。
ただ、ほかにも解き方があるかもしれませんので、引き続き解き方を募集しますので、よろしくお願いします。 -
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【1167340】 投稿者: 目の順番には無関係 (ID:5Hx2r4Ecsso) 投稿日時:2009年 02月 01日 06:31
1番はさいころの目が何であっても3回ひっくり返るから赤になる。
3回のさいころの目の組み合わせが同じなら,結果は目の出る順番には関係しない。
さいころを3回ふるので,色の変化は2箇所または6番が白なら3箇所である。
したがって,最後のカードの色の状態と目の出方は,
・・・・・・
赤赤赤白白白=3同同
赤赤白赤白白=234
赤赤白白赤白=245
赤赤白白白赤=256
赤白赤赤白白=124
赤白白赤赤白=135
赤白白白赤赤=146
のいずれかである。
3同同は333か3(3以外)(左と同じ)なので,
1+3×5=16通り
ほかはすべて,3×2×1=6通り
したがって,16+6×6=16+36=52(通り) -
【1167341】 投稿者: 目の順番には無関係 (ID:5Hx2r4Ecsso) 投稿日時:2009年 02月 01日 06:41
少し訂正
赤赤赤白白白は
赤が3枚になって,あとの2回は同じ目が出て色が元に戻る場合で,
色の変化は1箇所です。 -
【1169826】 投稿者: オワンクラゲ (ID:JCvb4/yktSg) 投稿日時:2009年 02月 03日 01:20
目の順番には無関係さん
分かりやすい解説ありがとうございました。
お陰様でうちの子にも理解できたようです。 -
【1171435】 投稿者: サイは投げられた (ID:ndMf0xDtRUQ) 投稿日時:2009年 02月 04日 09:18
出た目を小さいほうから A≦B≦C とすると、
A以下の番号のカードは3回裏返るのですべて赤。
よって、1≦A≦3
① A=1のとき、C-B=2
B,C = 1,3 2,4 3,5 4,6
② A=2のとき、C-B=1
B,C = 2,3 3,4 4,5 5,6
③ A=3のとき、C-B=0
B,C = 3,3 4,4 5,5 6,6
で場合分けしました。
後は皆さんと同じです。