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投稿者: いろは (ID:DNxoouKPZV.) 投稿日時:2014年 04月 15日 18:29
二人の子供がいます。中二の息子と小6の娘です。二人とも国語が苦手です。
最近購入した後藤武士「読むだけですっきりわかる国語読解力」という本。学校や塾での指導法と違う視点から解説されているのですが、とてもわかりやすく読みすすめています。
その中で、”国語は裏を読む科目だ”とありました。確かにその通りです。自分はそういう意識を持って読んでいます。当たり前のように。しかし、我が子はできていないはず。確実にネックになっていると腑に落ちました。
私は子供には素直に育って欲しいと願って接してきましたし、余計な勘ぐりをしない方がいいよ、トラブル回避のために裏など読んで余計な事を言わない方がいいよ、など。物事は素直に正面から受け取って欲しいと思っていました。それは今でも変わらないのですが、そんな感じで育った子供なんで、裏を読んだり、勘ぐったり、余計な詮索はしなかったり。実はこれが物語分などを読むに当たっての心情の理解ができないことにつながるのではないかと悩んでいます。
読解の問題演習で力を付けられればいいのですが、裏を読む感覚がない場合は普段の生活でどのように接してあげれば良いでしょうか。
読解の対策も含めて広くアドバイスいただけると幸いです。
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【3359882】 投稿者: そうねえ (ID:o5mgaLI50sg) 投稿日時:2014年 04月 16日 20:57
読解力とは、「裏」を読む力ではなくて、
「行間のニュアンス」を読み取る力だと思います。
素直で優しい性格でも問題ないし、育て方は関係ないかな。
私は読解力抜群でしたが、同じ家庭で育った妹はダメでしたから。 -
【3360685】 投稿者: 参考にならないかもしれませんが(その2) (ID:1Pipu3Ofc6A) 投稿日時:2014年 04月 17日 17:55
育て方は関係ないのでは、と思います。
第一に素質(兄弟でも違う)、第二に環境、かなと思います。
環境というのは、主に、幼少時の読み聞かせと低学年からの語彙の習得が国語の成績と関連性があるのではと(飽くまでも個人的な経験からですが)、推測しています。
語彙の習得は、読書(本に限らず、新聞なども)を通してもありますが、親が話す言葉(論理的に話すか)、内容(抽象的な事柄を含むか)なども出生時からの長期間に亘る大事なインプットなので、関係が深いと聞いたことがあります。
我が家では低学年は古典の素読、中学年では社説の読解(語彙とその使い方も)を私と一緒にしました。(その後の中学受験の勉強は全く関与いたしませんでした。)
毎日少しずつが良いと思います。
前者の効果は直接はわかりませんが、後者は役に立ったと思います。
語彙と抽象的な理解力(確か高学年で壁があると聞いたことがあります)
論理的な思考力は一朝一夕には習得できませんので、これからでも遅くはありません。
中学以降、大学受験では、より一層重要なポイントになると思います。
(特に高度な授業をする中高一貫高や2次試験がある大学を志望するならば)
すぐに効果がでる方法で無くあまり参考にならないかもしれませんが(ご期待に添えず、スレ主さまごめんなさい)。。。
合格をお祈りしております。 -
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【3360696】 投稿者: 構図 (ID:yvWmSeIOTAA) 投稿日時:2014年 04月 17日 18:12
読解問題の構図は次のようになります。
出題者----作家----主人公---回答者
「行間を読む」なんて、抽象的でしょう。
要するに、回答者としては、主人公(または作家)を通して、その向こうにいる出題者の意図を読めるかどうかがポイントです。
出題者の意図が、作家の意図と違っていることなど、日常茶飯です(過去にそういう話はたくさんありました)。
主人公のことや、作家のことを気にしすぎると、点数は取れません。
読解問題に、反社会的な作品や、ネガティブなテーマの作品はまず出ません。
子供がいかに子供らしく発想して行動するか、中学校受験だと、それがほとんどの場合の出題者の考え方になります。
品行方正な子供を取りたい学校側の意図と、そうした出題はうまく関連しているのです。 -
【3360779】 投稿者: 作文力 (ID:FIulwvSMSAU) 投稿日時:2014年 04月 17日 20:11
スレ主様のお子様は、考えたことを文章に表すことができますか?
思ったこと、考えたことを頭の中でまとめて、文章にする能力も大切です。
小3の娘の毎日の宿題に、先生が提示する語句の辞書引きと、その言葉を使った短文作りがあります。
自分で文章を作る力の習得には有効だなあ、と思います。
私自身も幼少から本が大好きでした。
また、小学校低学年で転校経験があり、当時の友達と高校までずっと文通をしていました。
今思えば、相手に伝わる文章を書いたり、文の構成を考える訓練になっていたなあと思います。
大学入試現代文では、ノー勉強でも偏差値70はキープできましたから。
さすがに古文漢文は勉強しましたけどね。 -
【3360865】 投稿者: いろは (ID:DNxoouKPZV.) 投稿日時:2014年 04月 17日 21:39
参考にならないかもしれませんが(その2)さま
仰ること、ごもっともだと思います。
子供が受験することになり、幼い頃の子供への接し方がとても大切であったと気づいた次第です。当時はなるべく穏やかな日常を送ることに精一杯で、良書を読み聞かせてあげようとか、色々な言葉を教えてあげようとか意識することが出来ませんでした。子供たちが将来中学受験に挑むことになるとは考えてもいなく、色々なことが無計画でただひたすらに愛情ばかりを与えていたと振り返ります。育て方というか、接し方。大切です。
今の娘のレベルですと、社説は苦痛になると思います。継続出来るレベルのもので読書に関しては長期計画を立てて引き続き実践していきたいと思います。
構図さま
またしても納得です。実は長男の時に、その辺を家庭でフォローしました。塾の授業や模試で出た文章をカテゴリーに分け、結局何が言いたいの?と言うまとめをしていましたが、各カテゴリーのまとめは常識のある意見ばかり。ある程度先を読めるようになり、技を得て何とか目標校レベルに達しました。長男は理屈家なので、このようなアプローチの仕方で読解に取り組むことが合っていたようです。
作文力さま
当然のことながら、娘は書く力も欠けています。特に助詞の使い方の誤りが気になります。音読を聞いていても、「は」を「が」とか、「に」を「を」と読み間違えたり、そのあたりが適当になっており、間違うたびに指摘している次第です。助詞は使い方を間違えると意味も変わってしまいますし、気をつける必要があるのですが、集中して文法を学ぶ機会がないので理解も曖昧な様子です。しかし、最近は間違いも少なく、割とわかりやすい文章をかけるようになったかと先日覗いた日記から伺えました。
皆様の意見がとても勉強になり、改めて国語の学びの大切さを感じています。