第1回　麻布合格秘話！ポイントはお母さまの管理＆サポ―ト

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本コンテンツでは、中学受験を終えられた親子にインタビュー。お子さま、親御さんにそれぞれの秘話をお話ししていただきます。第1回目は、男子御三家のひとつ、麻布中学校に合格した親子にお話しをうかがいました。

お母さまの体調管理がキーポイント

子どもへの意志確認は必須

エデュ：麻布中学校へのご入学おめでとうございます。はじめに、麻布中学校を受験しようと思ったきっかけを教えてください。

A君：最初は母に勧められて興味を持つようになりました。実際に学校見学に行ってみて、自由でありながら、でも勉強はしっかりするという校風が自分には合うと感じたからです。また、入試問題の傾向も自分には合っていると感じました。

エデュ：最初はお母さまの勧めでということですが、お母さまはどのようなところで良いなと思われたのですか？

お母さま：直観です。校風的にも息子には合っているんじゃないのかなと感じていて、学校説明会に行って「やっぱりここだ！」と強く感じました。最終的には息子の行きたい学校と一致したという感じですね。

エデュ：併願は何校ぐらい受けられましたか？ また、併願校を選ぶ際に意識されたことはありますか？

A君：海城中、桐朋中、市川中、栄東中の東大選抜などの５校を受験しました。意識というわけではないですが、市川中や栄東中は１月に入試があり、入試の雰囲気などがわかったおかげで、２月の麻布中の入試は落ち着いて受験することができました。

麻布合格のカギは…

エデュ：受験期の生活についておうかがいしたいのですが、勉強はどのくらいしていましたか？

A君：勉強時間は、塾に行く日もそうでない日も3時間くらいでした。入試直前には、朝早くに起きてやっていましたが、それ以外の日は22時に寝て7時に起きるという生活を続けていました。

エデュ：一般的な受験生より早めに就寝されてたんですね。生活リズムを意識されていたのですか？

お母さま：そうですね。生活リズムを含めて、体調管理にはかなり気をつけていました。あとは栄養管理など、食事にも気をつかっていました。

模試はどうして間違ったのかを親子で確認

塾はブランド名でなく講師との相性

エデュ：勉強面で、お母さまがサポートされていたことはありますか？

お母さま：文系科目だけですが、模試の結果を見て、どこが間違っていたのかを一緒に確認して、やり直しを行っていました。社会は朝日小学生新聞を読んで、一緒に解いたり、わからないところは説明していました。

エデュ：勉強していて辛かったことはありますか？

A君：成績が思うように上がらなかったことです。ちょうど6年生の4月～6月くらいに算数の成績が伸びなくて…。それまで順調だったので焦りましたし、辛かったです。

エデュ：そこからどうやってその時期を乗り越えたのですか？

A君：受験ドクターに通い始めてから成績が伸び始めました。算数では自分でも気づいていなかった弱点部分を指摘してもらいました。そこから点数が上がっていきました。

エデュ：お母さまは、塾選びでどのような点を重視されましたか？

お母さま：先生です。ブランドとか合格実績も最初は比較しますが、最終的には息子と先生の相性を見ていました。実際に体験授業を受講して、先生のお話しをうかがって、決めていました。

エデュ：最後に、これから受験をされるご家庭に向けてアドバイスをお願いします。

A君：ありきたりかもしれませんが、諦めずに頑張ることですね。あとは、周りからのサポートを受けられる環境に身をおくことです。自分の場合は母と塾です。受験を一人でやるのはかなり厳しいと思います。

お母さま：中学受験は「親の受験」と言われますが、子どもに志望校を押しつけず、行きたいところに行かせてあげるのがいいと思います。それが、子どもにとってのモチベーションアップにもつながると思いますので。

■取材協力

受験ドクター

SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなど大手有名塾の元講師による中学受験専門の個別指導塾、家庭教師センターを運営。2016年度、開成中学校の合格者数12名で個別指導塾開成中学校合格者数No.1。
プロ講師による無料の学習相談も随時受付中。