第3回 灘をはじめ、名だたる難関中に合格!その秘密は…

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本コンテンツでは、中学受験を終えられた親子にインタビュー。お子さま、親御さんにそれぞれの秘話をお話ししていただきます。第3回目は、西の最難関である灘中学校に合格した親子にお話をうかがいました。

本人の意思で最難関受験を決意!

親はあくまでサポート役に

開成親子正面
【N親子 プロフィール】
・灘中学校合格
・インタビュー回答:お父さま、ご本人
・N君は中学校では硬式テニス部に入部希望
・受験ドクターでは算数・国語を受講

エデュ:灘中学校へのご入学おめでとうございます。はじめに、中学受験をしようと思ったきっかけを教えてください。

N君:小学校3年生くらいのときに、学校のクラスの友達が塾に行くので、自分も行きたいと思ったのがきっかけです。最初から受験を意識していたのではなく、「友達と塾に行き、その延長線上に中学受験があった」という感じでした。


エデュ:N君の意思で中学受験を決めたのでしょうか?

お父さま:そうですね。私からすすめたわけではなく、本人の意思であるならば、サポートできる部分はするよという感じでした。

エデュ:灘中学校は最難関校ですが、選んだ理由はありますか?

N君:父が関西へ転勤のため、関西の学校を受験する機会ができ、それなら最難関に挑戦してみたいという気持ちからでした。


エデュ:受験勉強で一番つらかったことは何でしょうか?

N君:やっぱり、友達と遊ぶ機会が減ってしまったことです。遊びたいけど塾に行くので、断っていたら最後は誘われなくなってしまって…。この点はつらかったですね。


エデュ:たしかに小学生というと遊びたい時期ですよね。勉強面ではいかがでしたか?

N君:算数が苦手だったのですが、分からないところがあったら解説に戻って何度も解き直したり、受験ドクターの先生に直接聞きに行って勉強しました。志望校対策としては、過去問、とくに図形を重点的にやりました。この結果、低いときは40台だった偏差値も60台後半に上げることができました。

灘以外にも難関校合格!

ポイントは4人の塾友?

受験勉強

エデュ:偏差値40から60とは、かなり上がりましたね。お父さまはご家庭でどのようなサポートをしていましたか?

お父さま:正直勉強に関しては、内容が難しいので教えることはできませんでした。6年生の夏期講習から受験ドクターの先生と相談して、勉強の進捗管理をやったぐらいですね。あとは塾の送り迎えです。

SAPIXに仲のよい4人組がいて、いつもまとめて送り迎えをしていたのですが、問題を出し合ったりして切磋琢磨していました。一人で頑張るのもいいかもしれませんが、一緒に頑張れる友達がいると心強いし、心の支えになると思います。

エデュ:親御さんのサポートだけでなく、同じ目線で目標を持った友達の存在は大きいですね。塾のない日はどのぐらい勉強していたんですか?

N君:平日は1~2時間ぐらいですね。ほとんど塾で勉強していたので、家ではあまりやりませんでした。


エデュ:受験当日の手ごたえなどはいかがでしたか?

N君:対策をきちんとしていたので、それほど緊張せずに臨むことができました。灘は2日間あるので、体力的には疲れましたね。灘以外にも東大寺学園、西大和学園にも合格することができ、とても嬉しかったです。


エデュ:受験を振り返って、お父さまから見た中学受験のメリットとは?

お父さま:「子どもの将来像を早い段階でイメージさせてくれるところ」ではないでしょうか。親子で話し合い、どの学校を受験し、将来どうなりたいのかを考えさせてくれる数少ない機会だと思います。結果がどうであれ、この点は大きいと私は考えています。

また中学受験は、一生懸命になれる場が用意され、その結果が非常に分かりやすい点もいいところだと思います。もちろん勉強以外でもいいですが、小学校の頃から何かに打ち込む体験は重要ではないでしょうか。もちろん勉強以外でもいいですが、勉強は点数化されるので、努力が結果として見えやすいと思います。

■取材協力

受験ドクター

SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなど大手有名塾の元講師による中学受験専門の個別指導塾、家庭教師センターを運営。2016年度、開成中学校の合格者数12名で個別指導塾開成中学校合格者数No.1。
プロ講師による無料の学習相談も随時受付中。


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