三人四脚で勝ち取った筑駒・開成合格秘話

inter-edu’s eye
第29回では筑波大学附属駒場中学校と開成中学校に合格した親子にインタビュー。最難関の2校へ合格するためにどのような勉強をしていたのか、ご家庭でのサポート方法などをうかがってきました。

小学1年生からの塾通い

小学校受験を経て中学受験も

筑駒親子正面
【T親子 プロフィール】
・筑波大学附属駒場中学校合格
・インタビュー回答:お母さま・Tくん
・受験ドクターでは国語を受講

エデュ:筑波大学附属駒場中学校への合格おめでとうございます。その他にも合格された学校を教えてください。

Tくん:開成中学校にも合格しました。

エデュ:すばらしい結果ですね。いつ頃から中学受験をしようと思ったのでしょうか?

Tくん:小学1年生の4月から両親のすすめでSAPIXに通い始めたのがきっかけです。最初は普通に塾に通っていたのですが、小学4年生ぐらいから学校別対策プリントが出たりして、徐々に中学受験の雰囲気になっていきました。

エデュ:お母さまは早くから中学受験をさせようとお考えだったのでしょうか?

お母さま:そうですね。実は小学校受験も経験させているので、小学校受験をしているなら中学受験もということで塾に早くから通わせていました。

エデュ:SAPIXを選ばれた理由を教えてください。

お母さま:主人が情報を集めて選んだのですが、合格実績と家から近かったことです。

エデュ:筑駒と開成を受験しようと思ったきっかけは何でしょうか?

Tくん:筑駒は、小学4年生のときに文化祭に行き、部活では珍しい農芸部があったのを見たからです。キノコを栽培したり、畑で色々育てられるのを知って、楽しそう!この学校に入りたいと思うようになりました。開成も文化祭に行き、有名なクイズ研究会を見学して、「すごい!この学校に入りたい」と思いました。

エデュ:筑駒も、開成も最難関ですが、お母さまは受験の決意を聞いてどう感じましたか?

お母さま:中学受験をさせようと思ってはいましたが、具体的にこの学校に行ってほしい!というのはなかったですし、ましてや最難関校は難しいのでは…というのが最初の感想です。でも模試の成績を見て、頑張れば手が届くかもと思い、私なりに出来ることでサポートしていこうと思いました。

エデュ:最難関校の受験なので親御さんとしては不安になりますよね。Tくんは、ご両親のサポートで印象に残っていることはありますか?

Tくん:筑駒と開成の受験当日に、「できるだけ頑張りなさい」と言われたのは嬉しかったです。難しい学校なのは分かっていたので、気持ちが少し楽になりました。

苦手科目が足を引っ張り志望校変更も視野に

息子のためにとにかく情報集めを

筑駒親子2

エデュ:得意科目と苦手科目を教えてください。

Tくん:得意科目は算数と社会。苦手は国語です。物語文は好きでしたが、説明文と論説文が理解できなくて。実はあまりにも苦手だったので、小学6年生のときに、国語が解きやすく感じた開成を第一志望に変えようかと思ったこともありました。

エデュ:そんなことがあったのですね。どうやって国語を克服したのでしょうか?

Tくん:2つあります。
1つ目は一度、国語の偏差値がグンと上がったことがあって。そこから「自分は本当はできるんじゃないか」と思い始めたら、不思議とだんだん点数が取れるようになったことです。

2つ目は、両親のすすめで通っていた受験ドクターの先生のアドバイスを聞いて実践していたことです。筑駒は40分の短い時間でとにかく記述問題をたくさん解かせるから、時間を意識しなさいと言われたのですが、その通りにやっていたらだんだん出来るようになりました。

エデュ:ご家庭で意識されていたサポートも教えてください。

お母さま:勉強を教えることはできないので、主人と一緒にSAPIXの先生に面談を申し込んで、「今何をやるべきか、優先順位はどうすればいいのか」を聞いてやらせていました。あとは先ほど息子も話していましたが、苦手科目の国語を克服できる塾を探すために、色々情報を集めたりしていました。

エデュ:受験期つらかったことは何でしょうか?

Tくん:小学6年生の夏休みの夏期講習で、今までにも増して宿題が多くなったときが一番つらかったです。母に仕分けをしてもらい何とかこなしていました。あとは塾の帰りに少し寄り道をして、趣味の電車の時刻表を集めていたら遅くなってしまい、母に怒られたことです。

お母さま:息子の遊びたい気持ちも分かるのですが、時間がなくて焦ってしまい、つい叱ってしまいましたね…。

共働きのご家庭に贈るアドバイス

一人でサポートがきつければ二人で

筑駒親子3

エデュ:受験を振り返り成功談と失敗談を教えてください。

お母さま:成功談でもあり失敗談でもありますが、過去問を直前期にじっくりやったことです。焦って適当にやらずにじっくりやったことが合格につながったと思っています。ただ、合格できたので良かったのですが、じっくりやった分、開成は10年分できたものの、筑駒は3年分しかできなくて…。当時はこのまま試験に臨んで大丈夫かなと不安でした。

エデュ:最後にこれから受験するご家庭に向けてアドバイスをお願いします。

Tくん:苦手科目はできるだけ克服した方が、自信につながるのでいいと思います。あとは当たり前かもしれませんが、試験の内容は1校1校特色があるので、志望校対策は時間をかけてでもしっかりやっておいた方がいいです。

お母さま:私は働きながら息子をサポートしていたのですが、忙しくて限界がありました。そんなときは旦那さんに協力してもらって「三人四脚」でやれば負担も減ります。あとは息子もそうだったのですが、子どもは直前期に伸びます。最後まで諦めずにやれば合格できることもあるので、諦めないでください。

■取材協力
受験ドクター 由緒正しいプロ講師による中学受験専門の個別指導塾(代々木校・自由が丘校・吉祥寺校・東京校・成城学園校・白金高輪校・横浜校・たまプラーザ校・南浦和校・三軒茶屋校)と家庭教師センターを運営。2018年度 開成中学校 10名、桜蔭中学校 9名と個別指導塾として高い合格実績を記録。 プロ講師による無料の学習相談も受付中。(http://www.chugakujuken.com