合格体験記などを参考に学校の進度に合ったコースを選ぼう

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第2回目となる今回のテーマは、高校段階での塾選びについてです。大学受験を見据え、志望校に合格できる力を身につけるには、どのような塾を選んだらいいのか、SEGの古川昭夫代表と、Z会エデュースの高畠尚弘代表に、語り合っていただきました。その中で、現在の高校1年生から大学入学共通テストが導入されるなど、大きく変化する新入試への対応についても触れていただきました。

SEG×Z会対談企画

合格実績数より、合格体験記の中身を確認したい

Z会エデュース代表 高畠 尚弘氏

高畠:高校における塾選びも、基本的に中学校のときと変わらないと思います。その塾が何を重視していて、どのように教えているかをきちんと見定めることが大切だと思います。Z会では6年間通して同じ指導方針で指導しています。

古川:やはり塾の指導方針を確認することが第一でしょうね。SEGも中学校と高校で変わることはありません。ただし、数学に関しては、中高一貫校とそうでない学校では進度が全く違いますから、2つのコースが用意されているような塾を選ぶ必要があります。SEGでは、進度の速い中高一貫校向けのコースに加え、そこにそれぞれ半年、1年、2年で追い付くコースを設定しています。

高畠:Z会にも両方のコースがあります。保護者の中には、高1から中高一貫校向けのコースに入っていないと、東大に行けないのではないかと心配される方もいますが、すでに数学IAが終わっている生徒と、まだ数学IAをやっていない生徒を一緒に教えることはできません。ですから、高校受験組の理系志望の方のコースでは1年ちょっとで中高一貫校の生徒に追い付くように指導しています。

古川:塾選びでは、大学の合格実績も気になるところですが、単なる合格者数や合格率だけでなく、中身も確認しておきたいですね。著名な進学校でなくてもどれだけ難関大学に合格したか、つまりどれくらい生徒の力を伸ばすことができるのかに注目されるといいと思います。

高畠:塾によって合格者数のカウントの仕方も異なりますからね。その意味では、合格体験記は大いに参考になると思います。合格した生徒が、その塾のどこに一番満足したかが書かれており、指導方針や進路指導の状況について具体的な情報を得られるからです。

新入試対応のため早めに志望大学決定を

SEG代表 古川 昭夫氏

古川:現在の高1から入試が変わりますが、あまり神経質になり過ぎることはないと思います。基本的な学力が問われること自体は変わりませんから。ただ、ボーダーライン上の人にとっては、制度変更で合否が変わることもあり得ます。英語に関しては民間試験の利用法が大学で異なるため、高校生になったら、早めに志望校を決めておいた方がいいと思います。

高畠:難関大学は以前から二次試験で論理的に思考し、記述する力を求めてきました。その意味で大学入学共通テストに記述問題が出題されるからと言って、あわてる必要はありませんし、勉強方法自体は大きく変わらないでしょう。一方で、大学入学共通テストの試行調査を見ると、センター試験よりレベルが上がっていて、新形式の問題も見られます。今までよりも差がつくことが考えられ、今後は苦手科目を作らないことがますます重要になります。

古川:そうですね。東大や阪大、慶應大など二次試験に自信を持っている大学ほど、新入試に消極的ですが、それは二次試験でしっかり力を測れるからでしょう。思考力や表現力を測定するという入試改革の方向性は間違ってはいませんが、それを全国の共通テストで実施するとなると、公平な採点が難しいので、個人的には大学個別の試験を工夫すべきだと思っています。

高畠:これまで二次試験に国語がなかった理系の生徒にとっては、共通テストの記述問題への対策が必要になるでしょう。

医学部・東大志望者は理科や地歴・公民を早めに始めたい

古川:中学の塾では英数が中心でしょうが、高校では理科や地歴・公民の対策も必要になります。SEGでは高1から物理も化学も受講できます。好きな科目であれば、早めに始めてもいいと思います。とくに医学部受験を考えている人は、3年計画で少しずつやっていく方がいいのではないでしょうか。

高畠:理科や地歴・公民は、高1のうちは学校の勉強をちゃんとやってくださいとお伝えしています。国公立大は大学入学共通テストで課されますし、二次試験でも上位校ほど理科や地歴・公民のウエイトが高くなるからです。医学部の場合は、英数はみんなできるので、理科で合否が決まるようなところもあります。また、東大の文系は二次試験で地歴から2科目必要で、対策に時間がかかります。Z会では高2から本格的なクラスを設けています。

古川:SEGには地歴・公民のコースはありませんが、私大文系受験生には、地歴・公民の代わりに数学を選択している生徒も多いです。そうでない、世界史選択の生徒さんには、高2以降に世界史の専門塾や世界史に強い他塾を推薦させていただいています。

高畠:実は、英語の読解問題や現代文の評論文では、歴史の基礎知識がないと読めない文章や、科学論など理科の素養が必要になる文章が出題されることが多いのです。ですから、大学入試に対応するには、やはり理科や地歴・公民の力は不可欠だと思います。

古川:ちゃんとした勉強というよりは、幅広く教養を身につけるという感覚でいいと思います。

高畠:ええ。その点で、読書は非常に有効ですね。

(第3回に続く)

提供:株式会社エスイージー / 株式会社Z会エデュース
期間:2019年2月19日~2019年4月9日