【第２回】お子さまの携帯電話について
お子さまの携帯電話についてのアンケート結果
更新日時：2010/7/1
世間では携帯電話所持の低年齢化がうたわれていますが、その背景にはどのような理由があるのでしょうか？
Q.何年生からお子さまに携帯電話を持たせたいor持たせましたか？
アンケート結果によると、約９割の方が携帯電話を持たせている、持たせたいと感じられているようです。
注目すべき学年としては、小学４年生から携帯電話を持たせている方が小学校１年生に次いで多かったことです。小学４年生というのは約４割の方が通塾し始めた時期と重なり、通塾などをきっかけに携帯電話を持たせていると思われます。
Q.携帯電話を持たせた理由を教えてください。
携帯電話を持たせた理由からも、みなさま共通として見られるのは、お子さまの通塾など外出機会が多くなってきたことを期に安全面から携帯電話を持たせている傾向が見られます。特に目が届かない場所にいたり、遅い時間の外出などが多くなってきた昨今、お子さまの安全はとても大事ですよね。
- 通塾が始まるきっかけで
- 公共交通機関を使うようになるため
- 塾に一人で通っていたので、安全のため
- 私立小学校に通っているため、通学時間が長いから。
- 塾の帰りの時間を連絡してほしくて。
- 塾の送り迎えで連絡を取る為
- 小学校は公立だったので必要性を感じなかったが、中学校は私立で自宅から一時間程度かかるため必要性を感じた。
- 部活の連絡メールで必要でした。
- GPS機能を使った位置確認や親との連絡のため。
- 習い事で行動範囲が広くなったから｡
- 電車通学のため持たせていたが、持ち込み禁止になったため今はもっぱら塾やその他の習い事に使用。
- 高校生になって、行動範囲が広がった為、連絡ツールとして。
- 部活で必要になったから
- 塾や習い事が多く、住んでいる近くに大きな公園もあり、友達と遊びに行く時などは居場所がわかるし安心です。 習い事も時間が長く（ダンス）もし何か急用の時や先生からの急な連絡がある時などは子供の方から連絡してくれるで、親も助かります。使い方を考えれば、持たせて、とても良かったと思います。
- 電車通学での安全確保と、近所でない学校での友人との連絡網の為。
- 遠い中学校に行くと思うので、下校後に連絡がつく様にしておきたいし、自己管理が出来るようになってほしいから。
- 当時フルタイムで勤務しており、殺傷事件や行方不明事件が全国的に起きた時期でもあったので、安全面 から持たせました。
- 学童保育を辞めたから
- 周りが皆持ってるから。
- 遠距離通学なので、GPS機能と緊急時の連絡用として。
- 私立小学校に通学することになり、電車、バスを乗り継いで通学するため。
- 自分で稼げるようになってから携帯は買うべき。
- 塾に通い出し、通塾中の緊急事態用として持たせました。塾に行く時以外は持たせてはいません。
- 夏期講習で遠方へ行くため
- 母の仕事、夏休み、学童保育が無くなったことが重なり
- 防犯のため
- 長距離電車通学になった為、トラブルに備えて。
- 県外の私立中に進学したため連絡手段として購入
- さすがに中学生になると、回りのお友だちがほとんど持っているので持たせることにした。
- 私立校。入学早々、トラブルがありました。私は駅までお迎えに行ったのですが、先生間の伝達ミスで連絡が取れず、家までの遠い道を一人泣きながら帰ってきました。その後、GPS機能が付いている携帯を持たせました。
- 学校の指定品
- お稽古事が終了する時間が不定だったため、連絡用に。
- 欲しがったので
- GPSで居所がわかり、迷子防止になるから。
携帯電話を持たせなかった理由としては、携帯電話の必要性というより、携帯電話によるお子さまに対する影響を心配されている方が多く見られました。
- 必要を感じない
- 公衆電話もあるので必要がない
- 持つ意味がないため
- 小中生には不要、害のほうが多い
- 他人の誹謗中傷をしてしまう可能性を払拭できないし、ネット犯罪に巻き込まれる可能性がある。
- 自己管理がしっかりとできるようになってからと考えて。勉強に支障がでる。
- 義務教育の身分で勉強以外に興味を持たせるものなど必要ない。
- 利便性と、持つことによる悪影響とを比較すると、悪影響のほうが大きいと思うから。
- 通学している学校が持ち込み禁止だから。
「親思う心に勝る親心」という言葉がありますが、いつの時代も子供を大切に想う気持は変わらないものですね。
