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投稿者: 傍観者 (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 29日 11:59
昔の幼稚園の先生や学校の先生は、子供たちに自閉症らしき兆候が見られた場合指摘していたと親から聞きました。しかし、最近の先生はほとんどといっていいほど指摘しないようです。つまり親が自発的に気づいて、学校に「うちの子は・・・」と言わない限り存在を指摘しないようです。
もちろん人様の子のことですから、軽々しく指摘などできるわけはないと思います。
親戚の子に明らかに自閉症の子がいました。信じられないことに誰一人指摘することはありませんでした。一度だけ、私の母が
「○○ちゃんの文章は小学生にしてはおかしいから、毎日親子で交換日記でもしてみたら?」
とその子の母親に言ったら、
「うちの子はしゃべるのが遅かったから、国語が苦手なだけよ」
と言っていたそうです。全く気づいてもいなくて、
「その代わり算数は得意だから。この子はバカか天才のどちらかね」
と言っていました。明らかに天才だと信じているようでした。その子のお父さんが大変優秀だったので。
幼稚園のときからスーパーのドアを出たり入ったりを繰り返したり、幼稚園の授業中に勝手に外に飛び出して一人で遊んでいたりしていたので周囲の人は気づいていたと思います。
小学校に上がっても挨拶もできないし、授業中に立ち歩いたり、何かを聞いてもとんちんかんだったり、必要以上にびりびり泣く子でした。
他の親戚は、きっと幼稚園の先生が指摘してくれるだろう、きっと小学校の先生が指摘してくれるだろう、と言い続けてとうとう指摘してくれたのは年配の高校の先生だったようです。
私自身が母親になって、小学生の子供の参観日に行くと明らかに多動の子がいます。一人だけ授業中に立ち歩いて大声でしゃべりだすのです。その子のお母さんは「うちの子計算は速いのよ。算数は伸びると思う」と言っています。その子のお母さんとは仲がよいので話もよくします。お母さんは「本当に手がかかる子で、性格がちょっと悪いのよ」と言いますが、私はその子が性格が悪いとは思えないんです。まるで物事がわかっていなくてやってしまっている、という印象なんです。
高機能自閉症・アスペルガー症候群などは専門家でも特定が難しいと聞いたことがあります。だから昔に比べて学校の先生は授業に支障が出ても絶対に指摘しないのでしょうか。
安易に指摘するには危険な領域だとわかるのですが、誰の目にもわかる場合、早く親が認識すれば治療の道もあるのではないかと思うのです。
私の親戚も誰かが勇気を出して指摘してあげていれば、早く治療を受けられて、別の道があったのではないかと思うのです。
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【453733】 投稿者: 友人A (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 29日 17:03
傍観者 さんへ:
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> 私は自閉症などの発達障害の懸念がある場合、病院に行くように勧めることが出来る存在は"先生"以外にはいないと思っています。親が気づけばそれが一番なのですが、親も第1子だと家庭の中で気づくことが遅れることがあると思います。下の子が生まれて初めて"違い"に気づいたりするのではないかと思うのです。
>
>
> 学校の先生が確信した段階で保護者に話してあげることが必要だと思います。受け入れる・受け入れないはその家庭の自由として。少なくとも気をつけて子供の様子をみたり、親自身が本気で勉強し判断するきっかけになるかもしれないのですから。
保育園時代の子供の友人は、割とすぐに手の出る子でした。
スネやすく、皆で何かをしていても、気分がのらない(という表現も変ですが)と入らない。
まあ、あまり協調性などはなく、どちらかというとトラブルメーカー的な子でした。
でも、ご両親はきちんとした方たちで、その都度、叱ったり、促したりしていましたし、
担任の先生の大きな愛情で、クラスそのものに問題はありませんでした。
私の目から見ても、「個性」という以上のものは感じられませんでした。
別々の小学校に上がってからしばらくして、その子と遊ぶ機会があったのですが、
随分落ち着いていて、その子のお母さんと「お互い随分お兄ちゃんになったわよね。」
という会話をしたのですが、その際、お母さんが
「小学校に入ってすぐ、担任の先生に『この子は障害者だから、すぐに病院で看てもらうように』って、
言われたのよ。」と言っていて、びっくりしました。
「他人と違う」「変わっている」をすぐに病気としてしまうのはいかがなものでしょう??
言われたお母さんは、とてもショックだったようです。
傍観者様のお考えもわからなくはないのですが、”先生の確信”って、そんなに確かなものでは
ないと思います。
どうせなら就学時検診で、心身ともに全員チェックしてくれればいいのにと思います。
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【454227】 投稿者: 発言に全責任を負う (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 30日 11:04
私は過去、数人のお子さんの保護者の方に、
私の意見・所感ですが、ということで、
私の感じていることを言葉を選んで説明し、
関係各所へ赴くよう進言いたしました。
自閉なのか高機能自閉なのか、また、ADHDなのかアスペなのか、
詳細な診断は当然のごとくつきかねますが、たくさんの
子供を見ている仕事がら、普通ではなくなんらかの特別支援教育が
必要なことが判ります。素直に関係機関を訪ねてくださった方々は、
専門機関の正確な診断のもと、然るべき適した教育を受けて順調に
成長されていますが、保護者の方が頑なな場合は・・・。
残念な方向へ向かっている方が見受けられます。
指摘・進言する側のこちらも、大げさでなく命がけです。
逆切れや逆恨みの怖い世の中ですから。
でも、それでも指摘・進言させていただくのは、
そのお子さんの適切な成長を願ってやまないからです。
どの子もこの世に生を受けてせっかくうまれてきたのだから
よりよく成長して欲しいものです。 -
【454264】 投稿者: 教えて欲しい (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 30日 12:41
友人A さんへ:
> という会話をしたのですが、その際、お母さんが
> 「小学校に入ってすぐ、担任の先生に『この子は障害者だから、すぐに病院で看てもらうように』って、
> 言われたのよ。」と言っていて、びっくりしました。
>
> 「他人と違う」「変わっている」をすぐに病気としてしまうのはいかがなものでしょう??
> 言われたお母さんは、とてもショックだったようです。
> 傍観者様のお考えもわからなくはないのですが、”先生の確信”って、そんなに確かなものでは
> ないと思います。
でも冷静に考えてみると、疑問があるのであれば指摘してもらい専門医の意見を聞きたいとは
思いませんか?すぐに病気としてしまうという意味ではなく、適切な対処をしたいと親として思いませんか?
もし病気でなければそれでいいのだから。
私は乳幼児検診で子どもの発達が少し遅いと言われ専門医を紹介されたことがありましたが
大変感謝していました。でも同じことを言われた方がかんかんに怒っている姿を見て
本当に理解できなかったのです。
>
> どうせなら就学時検診で、心身ともに全員チェックしてくれればいいのにと思います。
どれだけ予算があっても足りないということでしょうね。
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【454305】 投稿者: 知人 (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 30日 14:17
発言に全責任を負う様のような先生ばかりだといいと思うのですが、
中には本当に、「もっと言葉を選んで下さい」といいたくなるような
無神経な物言いの先生がいます。
私も友人にひとり、言おうか言うまいか迷っている方がいて、伝え方を
悩みつつ何も言えずにいますが、当事者様の意見を読んで、やはり
言うのはよしておこうと思いました。
何か悩んだとき、一緒に話して、それとなく示唆することでもできたら
いいな、と思いますが、本当にボーダーというか、単なる性格の偏りと
思えなくもない微妙なところなので・・・。
学校の先生には、こういった場合にどういうアドバイスをするかという
ガイドラインはないのでしょうか。
中には確かに認めたくない親もいると思うので、ほのめかすだけでは
子どもの利益にならないかもしれません。
でもあからさまな指摘もまた、相手を怒らせるだけで効果がないのです。 -
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【454354】 投稿者: わん (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 30日 16:37
うちの息子は就学前検診で、目の前に一本指を立てられ、
「はい、これがいくつかわかるかな〜?」と笑いながらされました。
前の子も後の子もされていませんでした。
生まれてすぐのガスリーテスト(先天性異常検査)で異常が見つかり、現在も加療中です。
ただ、重度ではなかったため、健常児と同じように生活し学校も普通学級です。
今のところ周りの皆さんにご迷惑をかけている様子はありません。
年中のとき、法医学検査というものを受けるため入院しました。
その時入院されていたお子さんの姿は今でも目に焼きついています。
そしてその家族、特にお母様も。
このような話題に触れるたび、本当に命の強さを感じます。
我が子の成長に少しでも?と感じたら、私はすぐに専門家の診断を仰ぐべきだと思います。
そこから最良の道を選ぶのが親としての努め、子供にしてあげられる最高のサポートでは…と考えます。
元気に私に笑いかけてくれるだけで充分なんだ、お母さんと両手を広げて駆け寄ってくる息子を見るたびに自分に言い聞かせながら、必要とされる時間の永さを息子からの贈り物と思えるようになりました。
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【454464】 投稿者: そうでしょうか (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 30日 20:45
発言に全責任を負う さんへ:
-------------------------------------------------------
> 私は過去、数人のお子さんの保護者の方に、
> 私の意見・所感ですが、ということで、
> 私の感じていることを言葉を選んで説明し、
> 関係各所へ赴くよう進言いたしました。
> 自閉なのか高機能自閉なのか、また、ADHDなのかアスペなのか、
> 詳細な診断は当然のごとくつきかねますが、たくさんの
> 子供を見ている仕事がら、普通ではなくなんらかの特別支援教育が
> 必要なことが判ります。素直に関係機関を訪ねてくださった方々は、
> 専門機関の正確な診断のもと、然るべき適した教育を受けて順調に
> 成長されていますが、保護者の方が頑なな場合は・・・。
> 残念な方向へ向かっている方が見受けられます。
>
> 指摘・進言する側のこちらも、大げさでなく命がけです。
> 逆切れや逆恨みの怖い世の中ですから。
> でも、それでも指摘・進言させていただくのは、
> そのお子さんの適切な成長を願ってやまないからです。
> どの子もこの世に生を受けてせっかくうまれてきたのだから
> よりよく成長して欲しいものです。
本当ですか?
うちは、発達相談、療育センターと3年にわたり指導を受けた結果
最終的に「普通です」で終わりでした。
家まで保健婦さんが訪ねてこられて指導が必要だと言われて
言われるままに通っていましたが、いろいろな意味で傷つきました。
保健婦さんの「アレが出来ない、コレが出来ない、親の接し方が悪い。」
挙句の果てに「家の子と比べてここが違う。」
そして「たくさんのお子さんを見ているから分かる。」
最後は「何でもなくて良かったですね。」の一言です。
どれだけ悩み苦しんで勉強したか知っていると思うのですが・・・
今は高校生になり普通に過ごしていますが
あの3年間は未だに解せないの一言です。
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【454577】 投稿者: 黒電話 (IP Logged) 投稿日時:2006年 09月 30日 22:59
今から15年前、勤めていた小学校にいた女の子の事を思い出しました。
当時小学2年生。
言葉が5歳で出てきたとの事で、会話は常に語尾の上がった質問口調で一方的に
話していました。なので一般的な会話は成立しませんでした。
記憶力が優れていて、大人でも書けないような漢字をスラスラ書いていました。
私が着任する前に転校して来たのですが、以前いた小学校では、普通学級では
難しいから障害児学級へ と勧められて反発し、障害児学級のないその学校へ
(小規模)転校したとの事でした。
多動傾向が強かったのですが、お母さんの前では比較的おとなしくまた、記憶力が
優れているので、お母さんは、「障害ではない」と言われたそうで学校側では苦労
していました。
算数は、式と答えを「記憶」するので、やったことのない組み合わせだと判らない
らしく100点以外のテストは学校の机の中に押し込んでありました。
(この点で、私はお母さんとその女の子との関係に危ういものがあるのではないか
とも思いましたが。。。)
学校朝会では、自分の並んでる列から離れて、色々な子供に話しかけ校長先生に
一方的に話をするなど多動的な面があり、一度は、休憩時間に学校の門から出て
行ってしまいました。
砂場でおしっこをしたり、土の中から出てきたミミズをちぎって食べようとしたり
常に観察の必要な子でした。
PTA役員をしていたお母さんが学校に来る日は、朝から声を上げて泣いていました。
会話が成立しないので、原因がそれとはっきり判ったわけではなかったのですが、
職員の間では、お母さんが緊張の原因であろうとそう推測していました。
学校であった事を全て家庭に報告するわけではないので、担任から聞かされる出来事は
お母さんにとってショックであったと思います。
担任教師とお母さんとの信頼関係は崩れていきました。
その後、担任は体調を崩し病休。代わりに臨時採用の若い男性が。。。
その年に私はその小学校から離れましたので、その後は判りません。
でも未だに記憶に残って気になる女の子です。
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【454827】 投稿者: 難しい (IP Logged) 投稿日時:2006年 10月 01日 12:09
なんだかみなさんのお話を聞いていると、少しでも他と違うところがあると要注意人物になってしまう傾向のようですね。他人に対しての許容範囲が狭い社会になってしまったのでしょうか。黒電話さんのお話に登場するような子は、私の記憶の中で過去にいたように思います。体育終了後いつまでも裸でいたがる子。朝礼中におもらしする子…。彼らは今、立派な社会人として生活しています。早急に障害と決め付け排除するよりも長い目で見て良い方向に育てていくのが真の教育なのではないですか。育てる側からすれば粗悪品は排除してしまった方が楽だとは思いますが。切り捨ててばかりいては個性は育ちません。また、排除されるという事実は、他の子供にも悪影響だと思います。排除されないように振舞うということは目立たない、失敗を許さない、自分の考えを持たない社会だと思います。そんな社会に発展は望めません。
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