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【3889162】国立大学の学費が93万円へ

投稿者: どう思う?   (ID:qGXYsq7gJ/k) 投稿日時:2015年 11月 01日 10:16

 財務省は26日、国立大学に対する運営費交付金を削減し、授業料の大幅値上げを求める方針を打ち出しました。減額分を授業料でまかなうと、現在53万円の授業料が16年後に93万円にもなり、 憲法26条が求める「教育を受ける権利保障」を投げ捨てる暴挙です。
小中学校の教職員数を9年間で約3万7000人も減らすことを提起し、国民が求める少人数学級の実現に背を向けています。
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会に提案し了承を得ました。国立大学について運営費交付金と補助金が約7割を占め、私立大学では1割程度だと指摘。
交付金を年1%減らす一方、授業料など自己収入を1・6%増やし、15年間で両者を同じ割合にすべきだとしました。
2004年の法人化後、交付金を1470億円(12%)も減らしながら、さらに大幅削減を押し付けるもので、「自己収入の確保」や「規模の適正化」を求めています。

(解説)
財務省は、16年後の2031年度に国立大学の自己収入を7370億円(2013年度)から2437億円増やして9807億円にすることを要求。
自己収入の内訳は、授業料、寄付金、産学連携の研究費収入などです。
地方大学や文系中心の大学は、産学連携による収入増を見込むことは難しいのが現実です。 仮に授業料値上げだけで自己収入増をはかろうとすると、授業料を毎年2万5000円程度値上げして、16年後に現在の約53万円から40万円増の93万円程度にしなければなりません。(学生数を現在の61万人と仮定) 国立大学が連続値上げに踏み出せば、18歳人口の減少で経営が苦しい私立大学も値上げに踏み切り、 1970年代以降から2005年まで続いた国公私立大学全体の「値上げスパイラル」が復活する危険があります。
家庭や学生の厳しい経済状況のなかで、アルバイトで学業に専念できない学生や、経済的理由で進学をあきらめる高校生が増えています。
こうした若者からも大学教育を奪う学費値上げは絶対に許されません。財務省の提言は、憲法26条が求める「教育を受ける権利の保障」を投げ捨てる暴挙です。
(土井誠・共産党?学術・文化委員会事務局次長)

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  1. 【3889559】 投稿者: ・・・  (ID:5QsxXEVwZZA) 投稿日時:2015年 11月 01日 18:28

      国民一人あたり800万円の借金がある国。
     スピードが遅すぎる。
     >家庭や学生の厳しい経済状況のなかで、アルバイトで学業に専念できない学 生や、経済的理由で進学をあきらめる高校生が増えています。
     
     なぜこうした一部の弱者の理論を持ち出して、全体を否定しようとするの?
     こうしたケースは例外扱いにすればいいのでは。
     特に首都圏には2000~3000万ぐらいすぐ都合つく家庭が多く、医学部ブームになっている。

  2. 【3889582】 投稿者: 全くだな  (ID:eP3.Hmu2g/g) 投稿日時:2015年 11月 01日 19:01

    経済的に厳しい学生には、奨学金を充実させればよい。
    国立大学の学生全員を優遇する理由など全くない。私立程度の補助金で十分だろう。
    それでやっていけないとしたら、そもそも大学としての価値が無いということ。
    私立大はそれで十分やっているのだから。

  3. 【3889592】 投稿者: そうかな  (ID:seacKvyLd2o) 投稿日時:2015年 11月 01日 19:13

    それなら、国立大学の優秀な学生には無償の奨学金を充実させてほしい。
    私立大学はお金で買える学歴だけど国立は違う。
    お金があまりないけど優秀な人は、
    国立に行けないなら、大学進学をあきらめるとしても、国立なら行けるような道を残しておいてほしい。
    親の所得が低いから学費免除というのではなく、特に優秀な人だけでよいから。

  4. 【3889600】 投稿者: 何これ?  (ID:eP3.Hmu2g/g) 投稿日時:2015年 11月 01日 19:25

    〉私立大学はお金で買える学歴だけど国立は違う。

    意味が分からない。

  5. 【3889603】 投稿者: でも  (ID:yUtFLdCYHCE) 投稿日時:2015年 11月 01日 19:28

    今あまりいないでしょ?貧乏だけど勉強できる子って。勉強できる子の親はやはり学歴高いからお金はちゃんとある。我々の親の世代はお金がなくて大学行けなかった、という人は沢山いたけど、昭和40年台以降の生まれの親は勉強できればちゃんと大学行っている。で、ちゃんと大企業で働いててお金もある。

  6. 【3889620】 投稿者: あらま  (ID:tBvwlrY.G.Y) 投稿日時:2015年 11月 01日 19:44

    うーん
    地方でも学費が安いから行かせる、という首都圏の家は減りそう。
    例えば我が家とか(笑)

    学費、生活費、交通費など合計して比較して、早慶理系と地方国立大学大体同じだったので、本人の希望で国立に進学しました。

  7. 【3889621】 投稿者: インフレ  (ID:cU6RLQYa96w) 投稿日時:2015年 11月 01日 19:44

    私が在学していた約40年前は年間96千円でしたので、93万円といえば、なんと10倍のUpになるのですね。

    会社の初任給が約11万円でしたが、現在は約2倍といったところですので学費の値上がりの激しさに驚きます。

    私の学生時代では家庭教師の時給が2千円でしたので、学費は十分賄えましたが、今の学生さんが96万円を払うために働く時間は、本来勉学にいそしむ時間をかなり犠牲にせざるをえなくなります。

    ↑の方々が言及されている奨学金は貸与制が未だ主流ですから、社会人になって返済するわけですが、金利も高く(返済しない、できない人が多いので)、生活を圧迫することになります。

    これからの日本を背負ってもらう人たちですから、税金の負担ではありますが、返済が不要な給付型を公的制度として充実していく必要がありますね。

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