中２と高１の子供と行く、おすすめの海外旅行を教えてください！｜掲示板スレッド

私も歴史好きで、世界のあちこちに歴史を訪ねて旅をしましたので、書き込みさせていただきます。

歴史の凄みを味わうのであれば、一番のお勧めは中国です。
故宮博物館や万里の長城の見学が圧巻です。
人生観が変わるほど圧倒的です。

中国と同じぐらいに歴史の重みを実感できる場所としては、エジプトがありますが、昨今の政治事情や遠さを考えるとお勧めできません。

ヨーロッパも歴史は感じますが、まとまりすぎていると言うか、迫力がある訳ではありません。
綺麗で、素敵な街ばかりですけど。
あとは手軽というには遠いですね。

近いですし、行きやすさを考えるとやはり中国でしょう。
料理もおいしいですよ。本場ですから。

ただし、スレ主さんの条件で考えると英語圏ではないですね。
でも、私は北京大学などに行った時に、英語を話せる学生が非常に多いことで非常に刺激を受けましたから、ツアーによってはいいかもしれません。
学生たちの勉強への貪欲さは日本人も見習った方がいいと思います。日本はハングリーさがなくなってしまいましたので。

英語圏でお手軽なのはシンガポールだと思います。
一か国で、インド風、マレー風、中国風など、いろいろな街をコンパクトに体験できるという意味ではいいと思います。
歴史はそれほど感じませんが、ラッフルズホテルに行けば、植民地時代を体感できます。
また、この国は料理は非常においしいですよ。
食事の面で世界最高峰は、香港、シンガポール、日本だと思っています。

あとは…ハワイは手頃ですが、いつでも行ける場所ですよね。
歴史を味わう旅というよりは、やはりリゾートだとは思います。

リゾートで思い出すのはメキシコのカンクンでしょうか。
ここはリゾートでありながら、少し足を伸ばせば、チチェンイツァもあって歴史も体感できます。
食事も、中南米系としてはおいしいと思います。
英語圏ではないですし、少々遠いので、今行くところではないかもしれませんが、いいところですよ。

あとは…歴史という意味では弱いですが、やはりアメリカ本土、特にカリフォルニアは手軽に多くのことを体験できると思います。

英語を重視するか、歴史を重視するかじゃないでしょうか。
歴史好きの興味を満足させたいなら、ハワイじゃちょっとね。

ハワイは歴史好きには…とのレスもありましたが、
なかなかおもしろしろいですよ。


実は私も歴史好き。
で、ヨーロッパ好きで、ハワイをちょっぴりバカにしていたのですが(すみませんっ)、
偏見でした。
行ってからの、楽しさ、気楽さ、おもしろさ、
何回もリピートしているのはハワイです。


で、ハワイの歴史ですが、これが結構興味深いです。
カメハメハ大王を始めとする、王家の確執、繁栄。
白人との敵対から、受け入れ、最終的には合衆国に組み込まれるまでの軋轢。
さらには日系人受け入れと、日本国との交流。
そして戦争。
リゾート地として復興の旗印、純ハワイ的なものの阻害。
しかし、現在に至ってのロコの文化の見直しと回帰。


等々、博物館や宮殿を訪れれば、
いつもと違った歴史探訪が楽しめるかも…です。
個人的には、王国の滅亡から合衆国編入までのいきさつが興味深く、また悲しくもありました。

ワシントンDCとボストンに行きました。
DCは現代政治のの中心舞台を目撃できたし様々なスミソニアン博物館群を回るのが楽しかった（しかもどこも入場無料！）。
ボストンはアメリカ建国の歴史をそこかしこに感じることのできるしっとりとした趣のある街でした。

タイのバンコクとアユタヤも忘れがたいです。
バンコクは現代都市の中にエキゾチックな寺院が建ち並び
日常と非日常が隣り合わせの感覚が新鮮でした。
タイの歴史を表した大掛かりなミュージカルを見学できました。
日帰りのツアーで行ったアユタヤ遺跡の崩れ落ちた岩の固まりには
この国の「兵どもの夢のあと」を見る思いがしました。

子供の頃、何カ国か旅行して歴史を感じられて面白かったのはイタリアでした。
やはり教科書や雑誌などで見たことのある、建造物や彫刻・絵画などをこの目で見ると圧倒され、
とても印象に残っています。
これから世界史を勉強するときにもいろいろ参考になるのではないでしょうか（キリスト教史など）。
それに食べ物がどこへ行っても美味しかったです！
ハワイは、知らなかった歴史を知るには（受験にも役立ちませんが）、本土よりは歴史を感じられそうです。
本土は住んでいましたが、歴史的な視点から見れば
どこへ行っても同じような感じで面白くなかったです。
米国史としては200数十年しかないですからね。
開拓時代から独立戦争・南北戦争メインです（受験にもあまり出ません）。
それか、有史以前の太古の跡が残る自然、ですね。

あ、ごめんなさい、英語圏希望でしたね。
本土だったらボストン・ワシントンＤＣなどの東部の方がやはり歴史は感じられるかも。
イタリアほどインパクトはないですが、近現代史には触れられるでしょう。

昨日思いついたのですが
英語が公用語のシンガポールに行って現地のツアーで
アンコールワットに飛んだり、マラッカへ行くというのはどうでしょうか？
英語のツアーに入れば英語を使う機会はぐっと増えますが
不安なら↓のパンダバスのような日本語のツアーもあります。
http://www.pandabus.com/free_page2.php?brCd=sin&seqNo=152&ct=tour