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【1638608】大学院について教えて下さい

投稿者: 春よ来い   (ID:OaS0kKvY9VQ) 投稿日時:2010年 02月 28日 01:58

大学1年生の娘がおります。
大学院について、教えて下さい。
その昔、私が大学生だったころは、大学院に進む学生はごく一部だったように思うのですが、今は事情が違うようですね。
理系では、ほぼ全員が大学院に行くと聞いて驚いています。
娘の学部は情報系で、理系でも文系でも受験できる学部です。
新設学部の為、現在その学部の院はまだありません。


疑問その1
理系なら、女子でも大学院へ進む方が大半なのですか?


疑問その2
希望すれば、誰でも大学院へ行くことが出来るのですか?


疑問その3
学費は、大学時代と変わらないのですか?


疑問その4
大学院へ進むのか、就職するのかはいつの時点で決定するものですか?


娘に聞いても、学部の先輩がいない為、良く分からないようです。
よろしくお願いいたします。

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  1. 【1641839】 投稿者: 追加。  (ID:KXneIBkncV6) 投稿日時:2010年 03月 02日 10:18

    〆られた後ですみません。

    学校によって、「上位○名は大学院に推薦で(試験なしに)入れる」「大学時代の成績が普通以上なら院(同じ研究室)にそのまますすめる」「内部外部問わず全員に試験が課せられる」など、特色があります。
    外部の院に進むなら、院試の勉強が必要ですし、だいたいが6月までに願書を出さねばなりません。この時、元の大学でとっていた授業によって、一般試験or小論文試験など、受けられる試験が変わることもありますのでご注意下さい。

    内部進学なら、国公立は試験必須が多いでしょうが、私立は内部進学者には入学金ゼロ・試験不要(成績は重要ですが)、推薦をもらえる、また一部大学では、成績がよければ一級飛ばして4年時から院に入れる所もあります。

    また、今は修士に入っても、すぐに就活をしなければならず、修士号をもつ人間が多いので(修士が重視され始めたたのは10〜20年ぐらい前です)、博士に行く人も増えています。ポスドク問題も依然ありますが、就職難で院に進む子が増える今、修士だから優遇されることは減り始め、今の修士=昔の学部卒、昔の修士=今の博士、となりつつあります。また、修士の研究も、結局は博士の人に決められる(一方的にではなく、博士の人が手伝える範囲でしか自分の研究がなかなかすすめられない)ため、本当に研究したければ、博士まで行かねばならなくなっています。


    トップ私学では、理系でも女子の院進学者は7割近くあります。(ここ数年で、割合が一気に高くなったようです)。今は微妙な企業よりも大学の方が託児所もあり融通も利くため子育てしやすく、大学によっては生徒同士が結婚すれば片方の学費が半分になる所もありますし、早稲田大学などでは博士課程の学費をタダにしましたから、修士進学・博士進学・学生結婚率がやはりあがりつつあります。


    お子様もお友達と話して、進学か就職か、決めると思いますし、今の意見によらず、いざ就職!進学!となると、環境的な(不況・好況など)問題から、やっぱり進学、やっぱり就職………とならざるをえないことも事実です。

    超一流企業に研究職で入り、自分に力をつけ、日本でダメでも他国で働けるように………などを目指すなら、博士まで進み、院中に留学するのをおすすめします。
    すでに10年前から、ヨーロッパ・アメリカでは修士は紙くず、博士でもやっと、という時代に入っています。日本も先進国で、機械で人の代わりが出来るようになった今、人が就職であぶれ始め、修士だけではもう無意味になりつつありますから、博士まで出るのをオススメします。修士だと一生安泰、修士すげーの時代は終わりました。
    女の子は特に、中途半端に企業に入ると、結婚・出産などで一気に今までの勉強が無駄になり、ショボく働かざるをえないのが現実です。出世もせず、ひたすら男性に追い抜かれて家事をしながら薄給で働くか、出世をし、男性に負けじとバリバリ働く一方で、出産機会を逃す………これが非常に多いのが現実。
    博士を持ち、院時代に子供をせめて1人は産み、院を出ても力を発揮して働く………これが一番、苦労が少ないし、家庭と仕事を両立しやすい環境なのも事実。

    ま、人それぞれなので、最終的にはお子様と話し合って下さいね。
    長々と失礼しました。

  2. 【1641860】 投稿者: もう一個追加。  (ID:KXneIBkncV6) 投稿日時:2010年 03月 02日 10:35

    院時代に海外留学、というのも、院自体を海外の大学を受ける人も多いですが、あまり英語に自信がなければ、日本で院に進学し、海外の院に留学する、という手もあります。
    が、日本の院から留学するなら、日本の大学に授業料がいるため、結局は年に70万近くかかることも。
    一方、海外の院に直接進むなら、アメリカは少し高いですが、EU圏内なら、年に10万(外国人は年10万、EU圏内人ならタダです)で済みます。
    あるいは、外務省が斡旋している留学制度を使うと、言語など一定基準を越えていれば、日本の政府からのお金で留学、あるいは留学先の政府のお金で留学することも出来ます。私はオーストリーにいましたが、意外にもめちゃくちゃ多くの方が、この制度で海外留学しにきました。


    また、インターンで海外に出ることも可能です。個人でやる所、大学主宰で行く所、入りたい企業に直接アプローチをかける人、NPOなどで斡旋してくれる所、経済産業省主宰のバルカヌスなど、様々な制度があります。金銭的にご家庭に余裕がなくても、国の支援で行けばタダ、問題ありません。


    様々な道がありますので、ご家庭の金銭面だけにこだわらず、もっと広い視野を持って進学を決められてはいかがでしょう?

    お子様が元気に働くつもりはないのなら構わないのですが、企業も今やインターナショナルですし、海外に行ったことがある・住んだことがある人なんてザラです。その中でより一層のアドバンテージをもつためには、自費ではなく一定基準を満たしたバックアップ支援を受け、真面目にやってきたぜという信頼付きの制度を利用するのが、一番楽だと思います。自力でアドバンテージをとるのは難しいですから………いっそ他人に評価してもらう制度を有効活用してみては?^^


    色々と道はありますから、視野を広げるきっかけになればいいなと思います。
    頑張って下さい。

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