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【1315465】東大かアメリカ名門大学か

投稿者: アメリカ名門大学   (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 04日 11:10

過去5年程度の期間にHarvardに入学した「日本国籍」の方は5名程度ですので、毎年1名、最大でも2名というのが「実績」です。応募者数は昨年は 15名だそうです。その中にはPrep School在籍者も含まれます。じゃあ、応募者が150名になれば10名程度が合格するか?と言うと、多分それは無理で、上限は5~7名だろうと「推定」されます。イギリス、カナダを除けば、国別に入学できる人数は、そんなものです。HarvardのHPにそういったデータは公開されています。Harvard以外のアイビーリーグも同じ程度の人数でしょう。さらにWilliams、Amherst、Swarthmoreといった名門のLiberal Arts Collegeも同様と考えられます。一つの大学に日本人がどっと数十名規模で入学するということは「あり得ない」ことだと考えるのが妥当だと思います。

東大と同じくらいのレベルの優秀な学生が多く在籍しているアメリカの大学は、私見では50程度だと思いますので、それらの大学各々に平均で4名が入学可能とすると、50大学×4名=200名、ほどがアメリカの名門大学に入学できると思います。

アメリカの名門「私立」大学(Ivyなど)の多くはNeed-BasedのFinancial Aidを留学生にも支給します。Harvardは例え日本人でも「合格したなら」家庭の年収が6万ドル相当未満なら Tuition+Room+Board総額4万5千ドルほどが全額免除、タダとなります。

じゃあ、俺も私もとなるわけですが、そうは問屋が卸してくれません。日本の高校生の致命的な欠陥は2つあると思います。最大の欠陥は言うまでもなく英語力不足。SAT Reasoning TestのMathは満点が取れてもCritical ReadingとWritingでは500点という足きりライン(非公式ですが、現実に存在します)に達することができないのです。その他の致命的な欠陥は、Essayが書けないという点。受験勉強しかやっていなければ、学力以外の特質がないということになりかねず、何も書くことがない、となってしまいます。

Harvardをはじめとしたトップランクのアメリカの大学にNeed-BasedのFinancial Aidを受給して合格するための「ミニマムの要件」とは:
学年順位が上位10%以内であること
TOEFL iBT100以上であること
SAT Reasoning Testで高得点を取ること
SAT II 3科目で高得点を取ること(必須でない大学が多いのですが受験したほうがいいでしょう)
Admission担当者の注目を引くタレント性があること

SAT Reasoning Testの勉強を独力で難なく克服できる人、何かの分野で特筆することがある魅力的(Admissionから見て)人物であること、というのがトップランクの大学合格者のプロフィールになると思います。

アメリカのランキング上位50大学であれば、東大並みの充実した学生生活が送れるはずです、就職も、東大並みの結果は得られるのではないでしょうか?
また大学院に行くにしても、日米どちらにも行けるだけの学力はつくはずです。

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  1. 【1316618】 投稿者: アメリカ名門大学  (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 05日 06:28

    ハーバードVS東大(ID:.N0mjGCk2YI)さんは

    1)「ハーバードって親の寄付金が多額だと入学できるのですね」とのことですが、「寄付をしたら誰でも入れる」という誤解を生む表現です。例え寄付を申し出ても、成績が悪ければ入学はできないはずです。よくは知りません。また、寄付の額は数億円だと聞いたような記憶があります。

    2)「これにより貧乏な学生でも、そのお金持ちの親の寄付金のおかげで、高級な教授の授業が受かられるというなかなか合理的なシステムという説明がありました」という表現ですが、余りに短絡的な解釈、子供っぽい解釈です。HarvardのEndowmentは2兆円以上あり、それがFinancial Aidの原資です。そしてそのEndowmentは、そういう寄付だけでなく卒業生からの寄付などから構成されているようです。

    3)「SATⅠの数学が満点でも、ボランティアの実績が無いと不合格にするとか、日本の選考基準と全く違うことや、客観的な選考ではなく、主観的に選考するところが面白いですね」という点ですが、SAT I(数年前にSAT Reasoning Testという名称になっています)のMathはクイズに過ぎず、一般の日本の中学生でも高得点が取れる内容なので、この点数が高いのは当たり前であり、Harvardレベルの大学の合格者は全員が高得点。
    アメリカは学校の成績+SAT Reasoning Testの成績+SAT IIの成績(大学により考慮外)+学業以外の実績(スポーツ大会、音楽大会など)+先生の推薦状+Essayなどを総合的に評価するものですが、Harvardなどの名門の場合、成績に関して言えば、合格するには、学年上位10%以内というのが相場です。

    4)「東大のような画一的な人材を選考するのではなく、いろいろな能力の人を主観的に選択するというのは、私立の大学だからこそできるのだと思います」とありますが、州立も同じです。

    5)「さすがハーバードって感じです。100年に1度の金融危機を引き起こしても、1億円以上のボーナスをもらうような人材を出す大学は違います」というのは恐らく皮肉で書かれたと思いますが、具体的に、どの人達を指しているのか不明でありHarvard出身者とは限らないでしょう。現に有名な「CDS」を開発した中心人物はMIT出身のテリーデュホンという女性です。モンスターと呼ばれているようであり、現在はイギリスでコンサルタントをしています。また、金融危機を引き起こした側には日本の名門大学出身者も含まれていると思います。また、その他いろいろな国の人間が含まれているのではないでしょうか?

  2. 【1317778】 投稿者: ハーバードVS東大  (ID:s17d/kM99zk) 投稿日時:2009年 06月 05日 21:12

    >また、寄付の額は数億円だと聞いたような記憶があります。
    全体の1%くらいのパトロンの御子息のようです。怒らしたら大変ですから、大事にしないとね。


    >2)「これにより貧乏な学生でも、そのお金持ちの親の寄付金のおかげで、高級な教授の授業が受かられるというなかなか合理的なシステムという説明がありました」という表現ですが、余りに短絡的な解釈、子供っぽい解釈です。
    ハーバードの卒業生が書いた本(ハーバードVS東大)の引用なので。。。


    >「結構大学院の生徒が学部生を教えたり」
    これもハーバードではあるようです。問題ないと思いますが。


    まあ、東大は教授が一方的に教えるだけで、双方向の議論が極端に少なく、ハーバードの方が志が高い学生が合格するシステムで、入るのは簡単だが、出るのは難しいので、よく勉強もするとのことでした。
    システムとしては、いいんじゃないでしょうか?

  3. 【1317845】 投稿者: アメリカ名門大学  (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 05日 21:55

    ハーバードVS東大(ID:.N0mjGCk2YI)さん

    1)「全体の1%くらいのパトロンの御子息のようです。怒らしたら大変ですから、大事にしないとね」

    裏づけのデータはどこにありますか?

    2)「ハーバードの卒業生が書いた本(ハーバードVS東大)の引用」

    とのことですが、著者が誇張して書いたと思います。毎年、入学者のうち10名が1億円づつ寄付したとして年10億円、100年で金額は1千億円です。HarvardのEndowmentは2兆円以上です。


    3)「結構大学院の生徒が学部生を教えたり」「これもハーバードではあるようです。問題ないと思いますが」

    別に否定していません。
    リサーチ系大学では普通です。

    4)「ハーバード・・・は入るのは簡単だが、出るのは難しい」

    Harvardは入るのも出るのも難しいのではないでしょうか。

  4. 【1318347】 投稿者: アメリカ名門大学  (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 06日 09:58

    下記イベントをご紹介いたします

    以下、http://blog.hcji.org/ より抜粋

    「東大・京大・早慶及びハーバード等現役大学生による高校生応援プロジェクト」

    【プログラム内容】

    第二部 パネルディスカッションⅡ
    「海外のトップ大学に入学した理由と方法、キャンパスライフと今後の展望」
    パネリスト:ハーバード大、ブラウン大等海外大学生 数名

    日 時: 2009年6月13日(土) 午後3時~6時
    場 所: 慶應義塾大学 三田キャンパス
    対 象: 国内の高校生 約150名
    参加費: 無料
    参加者: 国内大学(東大、京大、早大、慶大各15名程度) 計60名
          海外大学(Harvard, Yale, UCLA等) 計20名程度 予定

  5. 【1319519】 投稿者: スレ主さんは  (ID:oHKrYO15Hrk) 投稿日時:2009年 06月 07日 10:55

    ハーバードの寄付金のことは よく知らないと自分で書いてるくせに、自分の考えと違う意見には著者の誇張と言う、噴飯だね。  それに自分は、聞いたことがあるような記憶がありますと言いながら人にはデータ根拠を示せと言う。

    ハーバード入学者に寄付入学者がいるというのは常識ですよ。
    だから、東大が画一的との批判する意見もあるが、世界一公平公正です。 公平公正だから高校別の出身者に偏りがある。

    高等な大学はリサーチ系なんだから、アメリカの学部では院生が教えてるっと言ってもさしつかえない。

    イェール卒さんの意見が俯瞰的で妥当と思う。

  6. 【1319597】 投稿者: アメリカ名門大学  (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 07日 12:16

    スレ主さんは(ID:N.z349.U/wg)さんの投稿に関して

    アメリカの名門大学のことを話題にすると、どういう訳か、必ずと言っていいほど、唐突に寄付金入学者の話題を持ち出す人が現れます。

    何故、それを持ち出すかと言えば、アメリカの大学の合否選抜が不公平だと言いたいのでしょう。そういう方には何を言っても聞く耳を持たないのかもしれません。

    私自身は、寄付金入学者のデータは持ち合わせていませんし、また日本からの応募者とは何ら関係がない範疇のことだと思っています。なぜなら、日本人が入学できる人数はせいぜい1~2名、最大でも5~7名という極く少数であり、アメリカ人の中に寄付金入学者がいようがいまいが、ほぼ100%影響がないからです。また、寄付金入学というと「不正」であるといいたいのかもしれませんが、しかし、彼等とて合格要件を満たしているなら、問題はないのではないでしょうか。合格要件にはかなりファジーな部分があることは確かですが、大学の名誉を毀損するようなことはやっていないはずでし、入学者当人も、優秀な同級生に混じって厳しい学業に耐えられる能力と資質を持った人でしょうから、何ら問題はないと思います。また教授は容赦なく成績をつけるでしょうから、能力がなくドロップアウトする怖れがあるなら、そもそも寄付をして入学などしないでしょう。

    また、寄付金入学者がいることで合否判定の妥当性が損なわれている、という主張を、私は目にした記憶がありません。

  7. 【1319607】 投稿者: アメリカ名門大学  (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 07日 12:30

    スレ主さんは(ID:N.z349.U/wg)さんの投稿に関して

    「高等な大学はリサーチ系なんだから、アメリカの学部では院生が教えてるっと言ってもさしつかえない」
    と言う点ですが、

    「高等な」大学は何もリサーチ系の大学とは限らないと考えます。

    Williams、Amherst、Swarthmore、Wellesley、Carleton、Middlebury、Bowdoin、Pomona、Harvey Muddなどは名門大学であり、いずれもLiberal Arts Collegeです。著名な科学者は往々にして、こういった小規模LACの出身です。

    そして、名門のLiberal Arts Collegeではティーチングアシスタントが教えることはしません。

  8. 【1319611】 投稿者: アメリカ名門大学  (ID:3olLANf7rH.) 投稿日時:2009年 06月 07日 12:44

    そもそも「東大と同じくらいのレベルの優秀な学生が多く在籍しているアメリカの大学は、私見では50程度だと思いますので、それらの大学各々に平均で4名が入学可能とすると、50大学×4名=200名、ほどがアメリカの名門大学に入学できると思います」ということです。

    東大などの名門大学入学希望者が万一、何千名もアメリカの、50程度の名門大学に殺到したとしても、最大でも200名程度しか入学できません。

    東大受験を断念する思い切りのいい人か、あるいは東大とアメリカの大学の両方に余裕をもって応募できる人にしか関係のない話題だとも言えます。多分、対象となり得る人は数十人でしょうか。

    現にハーバードに在籍している日本人学生がいろいろな広報活動をしても反応が鈍いようです。

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