モンテ｜掲示板スレッド

モンテ様

今春、カトリック園へ入園予定の娘がおります。
私も娘が１才８ヶ月の頃、モンテッソーリ教育を受けさせたいという思いがあり、
子どもの家への入園を切に願っておりました。
自宅の近隣にモンテ教育の施設が皆無だったので、
モンテ協会への問い合わせから始まり、通える範囲にどんな所があるのか
しらみつぶしに探しました。


そこでマリアこどもの家の存在を知り、
早速、電話で問い合わせを致しました。
もう８０歳代のご高齢の先生で、これ以上続けていけないので引退し、
子供の家も閉めるつもりで助手さんたちもすべてお断りしたこと、
資格としては国際免許まで持っていることなどお話して頂きました。


先生お一人で見られる範囲で気に入ったお子さんなら面倒みますけど、
女の子ならあなたも白百合受けられるのでしょう、と言われ本当に驚いてしまいました。
さらに、ウチに来た子はみんな白百合に合格するのよ、と
自信たっぷりにおっしゃられるので、またまた驚いてしまいました。


それでも、せっかく探し当てた子どもの家なので、
お願いしてお伺いする機会を得ることができました。


当日、近所までは駅から近いこともあり、すぐに行けましたが、
どこのお宅なのか分からず３０分も周辺をうろついてしまいました。


お電話では先生に、看板が出てるのですぐ分かりますと教えて頂いていたのですが、
真夏だったこともあり、看板は鬱そうと繁る木に隠れて見えず、
私がうろついている間、ここは廃墟のようだから違うだろうと
思って通りすぎていた所がマリアこどもの家でした。


木のぼろぼろの引き戸を引くと、中にまさに廃墟のような家の汚れた玄関があり、
玄関前は雑草が鬱そうと生えてしまっていて、
小さな子どもにそこを通らせるのは本当に勇気がいりました。
やぶ蚊がものすごい数飛んでるのが分かり、娘の足は玄関に入る前から数箇所、
蚊に刺されて赤くなってしまいました。


中もお掃除がされてる様子ではなく、しかも薄暗くて異様な雰囲気で嫌な臭いもし、
本当にそこでお断りして帰りたくなりました。
しかし、先生がいらっしゃる手前帰る勇気もなく、
少しの間、あがってお話させて頂きました。


先生は娘を気にいってくださりましたが、
どこに行っても人見知りや場所見知りなどということのなかった娘が、
後にも先にもここでだけは帰ると言って泣いていました。


記入するように頂いた願書なる用紙も年号が昭和になったままで、
昭和５０年代〜６０年代にこちらの文京区のお教室だけでなく、
もう一箇所分室も設けて広く経営なさってたことなどお聞きしました。


娘に少しお仕事をするようにおっしゃいましたので、
娘はお仕事をはじめましたが、飽きっぽい性格もあり、
すぐに次のお仕事に移ろうとしたところ
かなり威圧的な口調で、もっときちんとやりなさい、とおっしゃられ、
娘は固まってしまいました。


娘が泣き出したのでこれはいけないと思い、退室しようと、
主人と相談の上、またご連絡させて頂いてよろしいでしょうか、とお伺いしたところ、
すでに娘はこちらにお世話になると思い込んでいらっしゃたようで、
大変驚かれるのと同時にご不満な表情になられてしまいました。


後日、お断りのお電話を入れさせて頂いたところ、
「最初から来る気なかったんでしょ？！子どもも大したことないしねぇ！
母親の躾がなってないですよ！白百合はそんなに甘くないんだからねぇ。
ウチに来ないで受かると思えないけど、心してかからないとねぇ！」と、
語気を荒げておっしゃるので、今までの対応とまったく変わられて、
心から驚いてしまいました。


決して我が家の体験がすべてではなく、
こちらにお世話になって本当に良かった方ももちろんいらっしゃるとは存じますが、
このような体験をした人もいるくらいで、
是非ご参考になさって頂ければ幸いでございます。


本当に長文で失礼致しました。
息子さんの佳きご成長を心からお祈り申し上げます。

お返事ありがとうございました。様子が聞けてとても良かったです。
他の区にある子供の家のような所が…近くにあればよかったと思います！
ナーサリーでもいいのですが、もう少し探してみます。