説明会に父親が登壇! 親目線から見た女子聖の魅力
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女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)にはボランティア団体“パパも女子聖、土曜プログラム”(通称「パパプロ」)があり、学校行事のお手伝いなどを通してお父さまがお子さまと触れ合う機会を多く設けています。パパプロのお父さま方は、夜に開催されるナイト説明会にも毎回登壇されています。今回はナイト説明会でのお話をもとに、女子聖をよく知るお父さまから見た女子聖の魅力をたっぷりご紹介します。
娘と一緒に家族も成長できる(中学3年生の娘さんのお父さま)
優しい人が自然と集まる学校
娘が女子聖を志望したきっかけは、6年生の夏に参加した「キリスト教学校フェア」でした。ほかの学校に比べて先生方や生徒さんがとりわけ親切だったのが印象に残ったようで、帰り道で「女子聖がいいな」と言い出したのを覚えています。
12月の入試体験会では、先生の「お隣のお友だちとご挨拶しましょう」という一言でみんなの緊張がほぐれ、温かい雰囲気に包まれました。試験当日も、困ったときに隣の受験生に助けてもらったそうで、おかげで娘はリラックスして試験が受けられたようです。今思えば、先生方やお友だちの優しさに導かれてご縁をいただいたのかもしれません。
学校の話題で娘との距離も縮まる
パパプロで活動していると、娘を近くで見守ることができるだけでなく、学校行事のお手伝いを通して娘との距離が近くなり、家族共通の話題も増えました。パパプロを通して私自身も学ぶことが多く、娘と一緒に家族も成長させてくださるのも女子聖のよいところだと実感しています。
「私らしさ」を発揮できる環境(中学2年生の娘さんのお父さま)
毎朝挨拶をしてくれる校長先生の姿勢を見て育つ
我が家の学校選びの基準は、①娘の天真爛漫な性格を損わない包容力があるか、②グローバル教育・英語教育に力を入れているか、③挨拶ができて、困っている人に自然と手を差し伸べられる心を育ててくれるか、の3つでした。
女子聖はそのすべてを満たしている学校だと思います。併設小学校がありますが内部生・外部生による壁もなく、みんなが「らしさ」を発揮できる素敵な環境だと感じますし、国外を見る機会にも恵まれています。
生徒さんたちの挨拶がいつでも気持ちよいのは、毎朝ホウキとチリトリを手に、駒込駅を通る生徒一人ひとりに挨拶される校長先生の姿を見て育っているからなのでしょう。学校に大切な娘を預ける親からすると、何事にも変え難い安心感があります。
経験からのアドバイスも。父親同士の輪が広がる
パパプロに参加すると、学年を超えた父親同士の交流を通して、学校のことや娘との接し方などについて、実体験を通じた意見をいただくことができます。娘の通う学校に主体的に参加する場があることは、お父さま方にとってもひとつの面白い選択肢になるのではと思います。
個性という賜物を生かす教育(高校1年生の娘さんのお父さま)
飾らずに生徒と向き合ってくれる学校
娘は引っ込み思案な性格なので、中学受験のときは娘らしく過ごせるような学校を探していました。女子聖は学校に触れられる機会が他校に比べて圧倒的に多く、飾らない「素」を見せてくれていると感じます。その点に娘も安心感を抱いたようでした。
入学後は勉強に苦戦しましたが、ラーニングセンターや進路指導を活用しながら、日々学業に邁進しています。娘が諦めずに取り組めているのは、担任をはじめとした多くの先生方の支えがあるからこそです。また、多くの友だちにも恵まれ、中学入試以前と比べると、日々伸びやかに「素」の状態で学校に通っています。
受験科目の相談にまで親身に乗ってくれる
受験前、娘は2教科受験をするか4教科受験をするかで迷っていたのですが、女子聖の先生方はそのような踏み込んだ受験相談にも応じてくれました。わが家も先生のアドバイスを参考にしながら最後まで悩みましたが、娘の性格と体力面を考えて2教科受験にしました。女子聖の先生方は最後まで支えてくださいますので、受験のこともいろいろと是非相談してみるとよいかと思います。
親子ともに充実した生活が送れる(中学1年生の娘さんのお父さま)
壁にぶつかった時も導いてくれる、先生の言葉と礼拝の存在
厳しい集団塾に通っていた娘は、女子聖に出会う前まで偏差値でしか学校を判断していませんでした。しかし、6年生の12月に訪れた女子聖の説明会で、在校生代表の生徒さんのお話に親子共々感動し、娘が初めて校風を理由に受験を決めたのです。その生徒さんは立ち居振る舞いも話し方も大変立派で、話の内容は少し道を踏み外しそうになったとき、毎日の礼拝と先生方の言葉が正しい方向に導いてくれたというものでした。もし娘にも困難や試練が与えられたとき、この環境が支えになるのではと、強く女子聖を志望するようになりました。
女子聖に入学し、娘も父親も居場所をたくさん見つけた
女子聖に入学後はクラブに楽しく参加し、夏休みに行われたアドベンチャーキャンプでは友だちとの仲も一層深まったようです。学校で勧められた教会にも入学してから通い始めましたが、さまざまな年代の方と楽しく交わることができているようです。こうして娘は、自分の居場所をたくさん見つけて、充実した学校生活を送っています。
女子聖は私立校なので、授業料も公立に比べると高いですが、「パパプロに参加して父親も成長できる。親子2人分の授業料だと考えれば安いもの」という先輩お父さまの言葉が印象に残っています。私はパパプロメンバーとして学校に参加できることを誇りに思っています。
編集者から見たポイント
お父さま方のお話から見えてきたのは、一人ひとりに寄り添ってくれる先生方と、人とのつながりを大切にする生徒たちが集う温かな校風でした。そして、親御さんもわが子とともに学校に関われる女子聖なら、家族の絆もさらに深めることができそうです。
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