偏差値30×5年生からのスタート!女子学院中学校合格秘話

inter-edu’s eye
第22回では、女子御三家の一つ、女子学院中学校に合格した親子にインタビュー。女子学院への憧れから、塾通いをスタートした5年生の春の偏差値は30…。一体どうやって合格を手にしたのかをうかがってきました。

スポーツの世界から飛び込んだ中学受験

受験校、塾選びは娘さん自身で

女子学院親子正面
【J親子 プロフィール】
・女子学院中学校合格
・インタビュー回答:お母さま・Jさん
・Jさんは将来、国連職員になるのが夢。
・受験ドクターでは算数・理科を受講

エデュ:女子学院中学校への合格おめでとうございます。中学受験をしようと思ったきっかけを教えてください。

Jさん:習い事の友達に誘われて女子学院の文化祭に4年生の秋に行ったのがきっかけです。それまでは選手育成コースがある本格的なスポーツのクラブに入っていたので、中学受験は全然意識していませんでしたし、そもそも中学受験というもの自体を知りませんでした。でも文化祭に行って、通っている生徒さんの姿や学校の様子を見て、「この学校に通いたい︕」と思い、受験したいと母にお願いしました。

エデュ:女子学院中学校というと最難関校。お母さまはどのように感じましたか︖

お母さま:正直不安でした。それまで本当に厳しいクラブに幼稚園の頃から入っていたので、塾にも行っていませんでしたし、勉強もほとんどしてこなかったので…。でも娘がクラブをやめてでも、本気で受験をするという思いを尊重したいということもあり、中学受験をスタートさせました。「女子学院以外は考えていない、もし結果的に不合格になったら公立中学校に行く」という娘の決意は相当のものだったと思います。

エデュ:女子学院にそれほど惹かれたのはなぜですか?

Jさん:文化祭のときに見たダンス部のパフォーマンスがすごく印象的だったからです。ダンスはオリジナル、しかも専門のクラブに入っているわけでもないのに、レベルが⾼くて。こんなすごい⼈たちが通っている学校に私も通いたいと思いました。

エデュ:塾はどちらに通われていたのでしょうか?

お母さま:SAPIXです。娘自身が小学校の友達の話を聞いて、「ここに通いたい!」と言ってきたので、5年生の春から通わせていました。

エデュ:娘さんご自身で選ばれたのですね。5年生の春からだと、途中からの入塾で大変ではありませんでしたか?

Jさん:そうですね。最初は都道府県も全部⾔えない、漢字も書けない、算数の底面積の求め方も分からないという状況で、入塾テストも全然できませんでした。でも不思議とテストや勉強の内容が難しくても楽しかったし、周りの人を見て「こんな難しい問題が解けるのってすごい!私も負けたくない!」という気持ちでした。

偏差値は30ぐらいでもちろん⼀番下のクラスからのスタートでしたが、スポーツと違って勉強はやればやった分だけ上がるのを実感できるので塾通いは楽しかったです。スポーツの世界では競技人口にもよりますが、オリンピックに行けるのは何万人に数人。でも女子学院なら受験生は800人程度。そのうち240人は通る!こう思っていたので、ある意味、気は楽でした。

6年生の夏に衝撃の出来事

偏差値は右肩上がりに見えたのに…

女子学院親子2

エデュ:女子学院合格のためにどのように勉強してきたのでしょうか︖

Jさん:まずは「基礎固め」を重点的にやっていました。算数では、計算の早さを⾝につけておく必要もありました。問題が複雑になればなるほど処理スピードが追いつかなくなるので力を入れていたんです。

あとは過去問を10年分解いて、「問題の傾向」をつかみ、苦手な分野は捨てて、自分の得意なところは確実に点数をとれるようにしていました。

エデュ:しっかり分析していたのですね。⼀日どのぐらい勉強されていたのでしょうか?

Jさん:塾のない平日は8時間、土⽇は12時間程です。これまで鍛えてきた体力には自信があったので全然疲れませんでした。

エデュ:ご家庭でされていたサポートを教えてください。

お母さま:教材やプリントの整理です。ただある出来事をきっかけに、6年生の夏からは横で勉強を見ていたりもしました。

エデュ:ある出来事とは何でしょうか?

お母さま:算数の問題を、娘オリジナルのやり方で解いていることが発覚したんです。このやり方だと対応できる問題とできない問題が出てきてしまって…。それまで成績は右肩上がりで安心しきっていたのですが、入試本番まで余裕がないなかで、また基礎からやらなきゃいけないと思うと、本当に焦りました。

エデュ:なぜそのようなオリジナルのやり方で解いていたのでしょうか?

Jさん:先生に教えてもらった解き方や模範解答通りに解くのが自分のなかで負けたことになると思っていました。

エデュ:なるほど。どのように対処したのでしょうか?

お母さま:6年⽣から通わせていた受験ドクターの先⽣に助けてもらいました。そもそも、オリジナルの解き方をしていると指摘していただいたのも受験ドクターの先生でした。それからは私が、受験ドクターでは授業を見学することができるのできちんと教えてもらった通りに解いているかを確認するようにしていました。私も授業を聞いて、家でその通りできているかチェックして、次回の授業の際に先生に報告するようにしていました。先生も細かくチェックしてくださったので本当に助かりました。もっと早く気付けばよかったという想いはありますが、先⽣のおかげで何とか修正できました。

エデュ:そんなことがあったのですね。受験ドクターはなぜ選ばれたのでしょうか?

お母さま:元々、中学受験をすると決めた最初の段階で、評判の良かった受験ドクターの⼥⼦学院の合格実績がある先生に指導してほしいと思っていました。ただ娘の偏差値が低かったので、まだ通わせるレベルに達していないかなと思い、SAPIXと並行して他の個別指導塾に通わせていました。

そこからなんとか偏差値が上がり、女子学院合格の光が⾒えてきたときに電話をしたという感じです。算数の修正ももちろんですが、娘が楽しく通えていたというので、本当に通わせてよかったなと思っています。

絶対この学校に入りたい気持ちと

自分を信じる力が合格のカギ

女子学院親子3

エデュ:受験当日の手ごたえはいかがでしたか?

Jさん:感触はとても良かったです。自己採点しても過去最高だったので、合格は確信していました。

エデュ:受験を振り返り一番つらかったことは何でしょうか?

Jさん:私は正直なかったです。今まで勉強をしてこなかった分、知らないことを知れたり、勉強した分だけ成績が上がっていったので楽しかったです。

お母さま:先ほどお話しした、算数を自己流でしていたことを発見したことです。もっと早く気付けていれば…。本当に衝撃でした。

エデュ:それでは最後に、これから中学受験をするご家庭に向けてメッセージをお願いします。

Jさん:過去問は⼆度と出ないので、あくまで傾向をつかむだけにして基礎を固めた方が良いです。あとはどうしても理解できないところは向いていないと諦めて、得意分野を伸ばすこと。分野別のテストだと偏差値は下がるけど、本番では結果が出ると思います。

お母さま:最後に合格の決め手になるのは、その学校にどうしても入りたい強い気持ちと自分を信じる力の2つだと思います。例え模試の結果が悪くても本番で力を発揮することもあるので、お子さまを最後まで信じてあげてください。

■取材協力
受験ドクター 由緒正しいプロ講師による中学受験専⾨の個別指導塾(代々木校・⾃由が丘校・吉祥寺校・東京校・成城学園校・白金高輪校・横浜校・たまプラーザ校・南浦和校・目黒校)と家庭教師センターを運営。2018年度 開成中学校 10名、桜蔭中学校 9名と個別指導塾として⾼い合格実績を誇る。プロ講師による電話での無料学習相談も受付中。(http://www.chugakujuken.com」)