高校入学後ココを意識しておきたい

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苦しい受験を終えて念願の高校に合格すると、いよいよ楽しい高校生活が待っています。ただもちろん楽しいことばかりでなく、大学受験に向けて色々悩みが出てくるもの…。では一体どのような悩みが出てきて、お子さまに対して親はどう接していけばいいのかを第10回では見ていきましょう。

1年次後半から将来のための「文理選択」が…

文理選択

「文理選択」とは高校の普通科で、1年次の後半までに高2から文系コースに進むのか、理系コースに進むのかを選択するものです。多くの場合、夏休みに希望調査をとっていきますが、これを聞くと多くの親御さんは「そんなに早いんだ」、「うちの子は文系、理系どちらが向いているのかしら」と思われるのではないでしょうか?そんな方のために、まずそれぞれの特徴をご紹介します。

文系コースでは英語、国語、地歴公民など文系科目を中心に学びます。大学受験は文系科目を中心に受験し、文学部、法学部、経営学部などを目指します。対して理系では数学、理科系科目を学んでいきます。受験は数学、理科系科目で受験し、工学部、理学部、医学部、歯学部などを目指していくことになります。

文系学部、理系学部以外にも大学には両方を学ぶ「文理融合学部」というものもあります。これは総合科学部、人間科学部などが該当し、入試科目は学部によって異なってきます。 この場合は文系コース・理系コースどちらからでも目指すことができます。

お子さま本人に学びたい学問が決定していればいいのですが、現実には1年次から決定している人は少ないと思います。そこで、悩んでいるお子さまに対してできるアドバイスをご紹介します。

文系か理系か悩んだときはこの方法で!

将来就きたい職業から逆引きする

もし将来就きたい職業が決まっている場合、どちらに進めばいいのかある程度見えてくるでしょう。例えば医者になるのであれば、理系。弁護士になりたいのであれば文系です。職業によっては文系か理系かはっきり分かれてしまうものもありますので、よく調べておきましょう。また具体的に職業が決まっている場合でも、文系か理系か分かりづらいものもあります。そこは親御さんの情報収集力を活かし、一緒に調べアドバイスしてあげましょう。

趣味や好きなことから考える

例えば読書が好きであれば、司書を目指す→そのためには文系の大学に進学し、資格をとる→文系の大学に進むには文系コースに進み、英語、国語、地歴公民など文系科目を中心に学び受験する。という具合に逆引きする方法です。

得意科目から絞り込む

これはある意味一番シンプルな方法です。文系科目が得意であれば文系コースに。理系科目が得意なら理系コースに進む方法です。ただここで気をつけておきたいのは、点数が取れるだけで、好きでもないコースには進まないことです。なぜなら好きではない方を選び、勉強していても意欲が湧かず、後々後悔してしまうからです。

多くの高校で、夏に希望調査が行われますが、入学後すぐのお子さまには環境の変化により、余裕がありません。親御さんが第三者の目線で一緒に考えてあげましょう。

入学後訪れる変化に注意

不登校

高校に入学すると、友人関係や学習進度の早さなどの戸惑い、高校に抱いていたイメージとのギャップなどにより、お子さんのリズムもくるい、悩みも増えがちです。

親としてはその悩みを解決したいがために、色々焦りがちになると思います。

しかし、ここで気をつけたいのは、悩みを聞き出すためにしつこく聞いてしまうことです。親としては一刻も早く解決したい問題なのは分かりますが、そうでなくても親に相談しづらい年頃です。まずは待ちの姿勢を見せることが重要です。そのうえで内容を聞き出し、対策を考えていくのがベストです。

ググッと差がつくココがポイント!

近年は一昔前と比べ、学び方も多様化しています。そこを親御さんが理解し、お子さまと共有していくことが大切です。

次回は、高校受験で気をつけたいことをご紹介します。