部活と塾の両立も含め、自分に合った学習スタイルを確立しよう

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inter-edu’s eye
SEGの古川昭夫代表と、Z会エデュースの高畠尚弘代表には、これまで2回にわたり、中学校における塾選び、高校における塾選びについて語り合っていただきました。第3回目はそれぞれの塾の具体的な指導方法を紹介していただくと同時に、学校と塾の両立についての考え方もうかがいました。

SEG×Z会対談企画

英語の4技能をいかに高めるか

外国人講師によるSEGの多読授業
外国人講師によるSEGの多読授業

古川:その塾が何を一番大切にしているのかが塾選びで最も重要だという点で、私たちは一致しています。ただ、具体的な指導方法はそれぞれに特長があると思いますので、お互いに少し紹介することにしましょう。まずは英語からいきましょうか。

高畠:従来は、文法と読解を中心に教えていましたが、現在のZ会では英語入試の変化や民間検定の活用を意識して4技能を重視しています。先生と英語で対話したり、英作文の時間を増やしたりと、「アウトプット」に力を入れた授業が大きな特色になっています。この点は中学校も高校も変わりませんが、とりわけ下の学年ほどアウトプットの強化に力を入れています。

古川:SEGの低学年の英語では、完全に「インプット」重視です。英語は多読コースといって、授業の半分で英語の本を読み、残り半分で外国人講師が授業を行いますが、低学年のうちはその授業もインプットが中心です。朗読されたCDを聴きながら読む生徒も多いですね。理解できるインプットを増やし、高学年では、話す・書く機会も増やし、4技能を着実に獲得してもらいます。東大の理系英語のクラスで外国人講師と英語でよく話す生徒は帰国生とSEG出身者と言われています。

高畠:Z会でもCDを聴かせたり、音読させたりすることは大事にしています。SEGとはスタート時点での方向性はやや異なりますが、いずれも4技能を高めていくという点では共通の目標を持っているのではないかと思っています。

数学では多面的なアプローチを

Z会では「考えさせる数学」の授業を重視
Z会では「考えさせる数学」の授業を重視

古川:次に数学ですが、数学には「基礎的な技術を理解する」「未知の問題を解く」という2つの違う面があります。前者がないと、未知の問題は解きようがないため、SEGでは基礎的な技術を重視して教える一方で、問題を解く際には、できるだけ多様な解き方を紹介しています。生徒が別解を思いついた場合は、できる限り発表してもらい、全員で共有するようにしています。

高畠Z会では、量より質を重視しています。量のトレーニングもある程度は必要ですが、別解をいくつも提示したり、前の問題とどこでつながっているかといったことを丁寧に解説したりしていると、2時間の授業時間でそんなに多くの問題を扱うことはできません。特に低学年のうちはできるだけ生徒に授業中にも考えさせるようにしています。

古川:1つの問題に対して多面的なアプローチがあることが分かると、生徒はどんどん興味を持つようになります。解法を暗記し、似たような問題を繰り返せば、問題を解くことには熟達しますが、あまり賢くはならないでしょうね。

高畠:国語についても紹介させてください。国語という教科が英数と違うのは、中学受験や高校受験で教わった解き方がある程度大学受験で通用するということです。ただし文章の抽象度が上がっていくため、語彙力が大きな比重を占めるようになります。たとえば恣意的や示唆という言葉は読めても、意味を理解していないケースも多いですし、まして自分の言葉で説明するのは意外と難しいものです。Z会の国語の授業は、段階に合わせて語彙力をつけながら、論理的に文章を読解する力を身につけていきますので、苦手な方には早めの受講をおすすめしています。そうした難しい言葉を、文脈から読み取ることができるという意味で、読書を強く勧めています。

古川:読書で語彙力を身につけるという考え方には賛成です。英語も同じで、多読を通して単語の意味を理解していくため、高3で英単語の勉強を始めてから「日本語で意味が分かった」という生徒もいるくらいです。SEGには国語の授業はありませんから、生徒から希望があれば、Z会を推薦したいと思います。

高畠:ありがとうございます。

コンスタントに勉強する習慣が大切

Z会エデュース代表 高畠 尚弘氏 SEG代表 古川 昭夫氏

古川:塾と学校と部活との両立についても触れておきましょう。学校のいいところは部活があることだと思っています。上下の関係の築き方を学べますし、好きなもの同士で集まれることは大きなメリットです。ただ、時間的な制約も大きく、また仲間に縛られるという面もありますから、自分に合った活動の仕方を探すべきでしょう。

高畠:部活組には集中力があり、受験を勝負と考えて試合と同じように準備できるといったメリットがあるのは確かです。しかし、部活引退後に伸びる人は、高1高2のうちから毎日少しずつ勉強の時間をとっていた人です。ですから、余力があれば週に1回くらいは塾に通った方がいいですし、家庭で学習できるZ会の通信教育を受講して季節講習だけ受けるという方法もあります。

古川:勉強はコンスタントにやらないと意味がありませんから、そのペースメーカーになってくれる通信教育はいいかもしれません。その点、映像授業はいつでもできる反面、いつまでもやらない可能性もありますから、続けられない人もいるかもしれませんね。

高畠:Z会では映像授業も選ぶことができますが、自律的に学習できる人が上手に活用しており向き不向きのある教材だと思っています。部活との両立も含めて、自分に合った勉強スタイルを早く確立するようにした方がいいでしょうね。いろいろな学校の仲間を通してそうした情報が得られ、勉強への刺激も受けられるという点で、塾という場は大切だと思っています。

高1までは、英数中心で、高2からは受験を意識して理社も

古川:部活をしながらも、英数は、高1までにしっかりと基礎を作っておくことが大事です。

高畠:高2からは、理社も始めたいですね。通塾の時間がとれない人には通信教育もおすすめです。

古川:いずれにしても、高3では、受験に集中して、しっかり塾も活用するのが効率的ですね。自分に合った塾を早めに探してもらいたいと思います。

提供:株式会社エスイージー / 株式会社Z会エデュース
期間:2019年3月12日~2019年4月9日