学校特集　通いやすい関西の学校　東大阪大学敬愛高等学校

総合進学、こども学、総合福祉。東大阪大学敬愛高等学校には、３つのコースがあります。「自らの進路を主体的に切り開いてほしい」という思いがあるからです。そのため１年から「キャリアプランニング」を導入するなどのカリキュラム改革を行い、全校を挙げてキャリア教育への取り組みを始めました。本校で過ごす３年間が社会に飛躍する大きな契機となるよう教師たちは、生徒全員をサポートします。
本校は、学校法人村上学園が経営する学校です。学校法人村上学園は、昭和15年、布施高等女学校として認可され、以来、附属幼稚園、東大阪短期大学、東大阪大学などを設置してきました。さらなる発展を期して平成18年、敬愛女子高等学校から現在の校名に変更しました。時代のニーズに応えながら「人間をつくる教育」という一貫した教育テーマを推し進めています。

本校では、「なりたい自分」を目指す３つのコースが設置されています。

■「総合進学コース」：入学時からキャリア教育に力を入れ、将来の可能性をいろいろな角度から考えます。１年間開講される「キャリアプランニング」では、自分の適性をじっくりと考えるとともに、社会にどんな職業があるかを学びます。２・３年次からは希望進学に適応した学習に移行。選択の幅が広いのが特徴です。

■「こども学コース」：こどもを幅広い視点から見つめる専門家の基礎を築いていくコースです。東大阪大学への内部進学制度が利用できます。「こども」をテーマにさまざまなジャンルの学習に挑戦する「キッズセミナー」では、遊戯・レクリエーション・裁縫・体育など幅広い分野を「こどもの立場」から学びます。２・３年生では年間５回程度、東大阪大学附属幼稚園で見学実習も行われます。

■「総合福祉コース」：介護福祉士の国家試験合格を目指し学ぶコースです。高齢化が進む中でますますニーズが高まる福祉の専門家。実習を多く取り入れたカリキュラムで専門技術を身につけながら、国家試験に合格できるよう計画的な学習を行っています。

本校の各コースには、いずれも進路軸という特性を持っています。このことは同時に教員側の責務も明確に示しています。本校で大学を目指す人から、専門家を目指す人、まだ明確なビジョンが決まっていない人も本校の教員がサポートします。
「生徒一人ひとりの夢の実現」が本校最大のテーマ。進路指導は、入学した時から始まります。進路指導専任の教員を配置し、進路相談に随時応じられる体制を整えています。進路についての意識を高める「全体ガイダンス」や個別の情報収集をはかる「進路ガイダンス」のほか説明会や講演会なども多数開催。進路支援イベントは、回数・企画内容ともに充実させています。
国際理解教育にも力を注いでいる本校は、特色ある留学プログラムが設けられ、毎年希望者を現地に送り出しています。オーストラリア・ブリスベンの公立高校と提携し、６か月、１年間の中から留学期間を選べます。留学中の単位は本校の単位として認定されます。
資格試験の結果が大学入試で点数化されるほか、AO入試の評価対象にもなるほど資格の重要性が高まっています。本校でも通常の授業で実用英語技能検定などの資格対策をサポートしています。

遠方からでも通いやすいアクセスの良さも魅力です。地下鉄中央線「高井田駅」から徒歩14分。梅田や難波からも約35分で通えます。地下鉄中央線「長田駅」から徒歩16分。近鉄奈良線「河内小阪駅」から徒歩18分。JR学研都市線「徳庵駅」からバス10分。
　また、本校は自転車通学も可能です。交通マナーを守ることも立派な社会参加の一つと考えています。

大学と併設しているキャンパスには、アカデミックでさまざまな施設が整備されています。最新のコンピュータが約150台そろう「コンピュータ教室」、話題のベストセラー小説など幅広い本がそろう「図書室」、放課後も開放されている「自習室」など、学校生活を豊かなものにしてくれる環境がそろっています。介護実習室や入浴実習室など専門の実習室もあり、実践を積むことができます。
広いキャンパス、活気あふれる学校生活をオープンスクールで体験してみませんか。本校では、８月22日(水)午前10時から「オープンスクール」が行われます。先生や先輩たちと楽しくふれあって、１日敬愛生を実感しにぜひお越しください。