通いやすい関西の学校

通いやすい関西の学校 和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

« 前の学校をみる|和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校|次の学校をみる »

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

信愛新時代  ―カトリックの伝統と革新の融合―

  和歌山信愛女子短期大学中学校・高等学校は、1946年(昭和21年)に創設され、今年で66年目を迎えます。信愛は約20年前から学校改革を始めました。「裂いて与える(見返りを求めずに、自分の時間・心・身体を裂いて与える)」「奥行き・背景を考える。(思いやる)」「人は、持っている力を伸ばす努力・工夫をしなければならない。」「人の唯一性を大切にする。」などカトリックの考えをベースに、信愛での学習・生活の質をより高めるよう工夫をしてきました。今年12月に新校舎が完成します。伝統と革新が融合した信愛新時代の幕開けです。

「育成型教育」 ―生徒と先生の二人三脚―

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

  信愛教育は「育成型教育」。文字通り「育てる」教育です。基本を徹底して大きく伸ばします。基本の徹底は、例えば、英語の予習・数学の復習の「宿題」や英語の語彙の小テストよる定着チェックで行います。「やっていない」「覚えていない」「できない」は決して放っておきません。必ず先生が寄り添ってフォローします。この毎日の積み重ねが、「大きな伸び」につながり、入学時には難しいと思われた高いレベルの大学に合格することができるのです。
  また、学習面だけでなく生活面の指導も同じです。クラスに担任を2人おき、生徒への眼差しを行き届かせ、友人関係の築き方、清掃・身だしなみなど将来大切な生活習慣もしっかりと身につけられるよう指導します。学習指導・生活指導を信愛の両輪とし、先生たちは持てる力を生徒たちに惜しみなく差し出します。

  学習・生活で「きっちりと生徒全員をフォローする」ことは、信愛の大きな特長の一つです。学力の高低にかかわらず、学力に応じて生徒全員をきっちりとフォローできるのは、正式採用の先生がとても多いことによります。
  生徒数あたりの正式採用教員の多さは日本でも有数です。ですから、信愛では生徒全員への細やかな対応が可能になるのです。この多さはカトリック校ゆえで、「信愛でお預かりした生徒の力を伸ばすには、正式採用の先生を多く」という校長・理事長(シスター)の考えによります。

女子校って? ―女子校の魅力―

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

  私立女子校は、京阪神に60校ほどありますが、泉南から和歌山にかけては信愛のみ。女子校には、いろいろなイメージがあります。女子校のメリットは、

①人間関係は共学よりも楽。多様な深い人間関係が築ける。
②女子生徒の伸びは共学よりも大きい。
③「女子生徒にとって」の進路指導、学習指導、生活指導ができる。

などが挙げられます。

①「女子だけで人間関係が難しいのでは?」というイメージと裏腹に、女子校の方が人間関係は圧倒的に楽です。高校から信愛に入学し共学と女子校の両方を経験した生徒が口を揃えて言います。1クラスあたりの女子生徒の数が女子校の方が多く、色々な人間関係がフレキシブルにできるのがよいそうです。
②女子生徒の力の伸びは共学に比べ、確実に大きいものとなっています。強力な進学校は灘、神戸女学院、開成、桜蔭・・などのように女子校、男子校が多いですが、特に女子校は変に自分を抑えず(取り繕わず)伸び伸びと自分を伸ばすことができるところが最大の特長と考えています。信愛の生徒は「素でいられる」とよく言います。
③進路指導については「『女子生徒にとって』就職がよいか、次へのステップがよいか」を基準に行います。共学にはない視点からの進路指導、(例えば、女子生徒の就職がいいのは阪大(経済)と神戸大(経済)では?関学と立命館では?薬学でいいのは?・・など)を行っています。

新校舎いよいよ完成!

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

  「育成型教育」の場である校舎が新しくなります。設計・施工は竹中工務店で、耐震性能は万全です。新校舎にはさまざまな工夫が施されています。学校生活の大半を過ごすクラスの教室には、木のぬくもりの中、内装や照明、空調など「生活・学習に快適、かつエコ」にこだわりました。例えば、「数式の過程がすべて書いて見せられる」よう約8mの長い黒板を設置。また、シーリングファン(天井扇)や二重窓、明かりの自動調整など、断熱、遮音も考えら、大変快適な環境です。幅4mの廊下は、各所にむく材の長机があり、通りかかった友達や先生と色々な話ができるコミュニケーションスペースになっています。

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

和歌山市の真ん中、良好なアクセス

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

  本校は、和歌山市役所や県庁、和歌山城などがある市の中心部に位置していますので、通学には大変便利です。JR阪和線「和歌山」駅からバスで4分(朝は3分に1本の割でバスが出ています)、南海本線「和歌山市」駅からバスで10分。バス停『三木町新通』『三木町』下車すぐですので安心してお子様を通わせることができます。
  和歌山市近郊をはじめ、北は大阪の堺、南は白浜のあたりから通学する生徒もいます。

受験生へのメッセージ

和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校

  受験勉強は、入試問題を解けるようになる学力を身につけることと共に、受験勉強を通じて、努力・工夫する習慣、粘り強さ、勉強習慣、周囲の人への感謝、などを身につけることが大切です。受験生活は、順風満帆というわけにはいかず、不安や焦りなど山有り谷有りです。こつこつと毎日の生活・学習を積み重ねることが、合格への一番の近道です。受験生の皆さんのご健闘を祈っております。

« 前の学校をみる|和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高等学校|次の学校をみる »