学校特集　お母さんも安心！面倒見の良い学校　千葉明徳中学校

高い知識と見識のもとで独自の判断力や意見を持ち、正しい行動ができる―。千葉明徳中学校・高等学校が育てたい人物像は、このような「行動する哲人」です。「心」をはぐくみ、「知」を磨くことを教育方針に、自ら考え、行動し、己の道を切り開く力を中高６年間で身につけられるようさまざまな取り組みを実践していきます。
その思いは校名にも込められています。校名「明徳」は、中国古典の一部「明明徳於天下者先致其知（明徳を天下に明らかにせんとする者は、先ず其の知を致せ）」を引用したものです。人はそれぞれ生まれながらに優れた特質（＝明徳）を持っています。これに気づかせ、磨きをかけて社会に送り出すことこそ、本校の使命です。

本校では、この教育理念を礎とし、「心（＝人間性）」と「知（＝学力）」の両方を育み、鍛える教育を展開していきます。

６年間を通じて高い学力をつけるための大前提は、「学習習慣の確立」、そして「基礎学力が身についていること」。本校の「完全復習プログラム」は、これら2つを達成するためのシステムです。
ポイントは「授業」→「家庭での復習」→「朝学習」→「放課後補習」という学習サイクル。一見、シンプルな作業に見えますが、これを地道に続けていくことで達成感が得られます。そしてその達成感が生徒自ら学ぼうとする姿勢を芽生えさせ、新しい知識を積み上げるための基盤が築かれるのです。
「朝学習」では、主要５教科について、日々の授業の「振り返り」となる小テストを行います。難易度はそれほど高くありませんが、家庭学習なしでは合格レベルには達しません。小テストをするだけでは「理解した」ということにつながりません。小テストを日中に担当教員がチェック。その内容に不安がある生徒に対しては、放課後、３０分程度の補習を行います。一人ひとりに適した指導が基礎学力の定着につながります。

こころをはぐくむことが自らの未来への扉を開く一助となり、進路の選択へとつながります。この考えのもと、本校ではさまざまなプログラムを通して、こころの育成を行っています。
中学１・2年時に行う「土と生命（いのち）の学習」では、専用の農地で米や野菜を作ります。この中で仲間、食物、地域、生物、そして大地などさまざまな「つながり」を体感します。また、同時期に行う「読書の時間」では、課題図書から本を選び、読み、考えながら自分と向き合います。高校１年次にある「自分を識（し）る学習」では、「自分とは何か」「なぜ学ぶのか」「どう生きたらいいのか」の３つのテーマをもとに、「つながり」の中で生きる「自分」という存在を見つめ、生き方、在り方を考えます。
普段の学校生活の中では「あたりまえ教育」として、時計を見て自ら考えて行動できるようノーチャイム制を採用し、将来にむけて良好な人間関係を築けるよう、身だしなみ、あいさつ、言葉遣いの指導も行います。
また、子どもから大人へと成長する大事な中学時代に、「日誌」を書くように指導しています。その日に起きた良い出来事やそのときの気持ちを振り返る。成功体験を文字にして積み上げ、習慣化する。こうすることで、生活に良いサイクルを生み出す力がつきます。日誌の左側には、タイムスケジュールを記録する欄もあり、前日には予定を、当日には実績を記します。予定を書くことで１日の行動イメージを作り、実績で実際に過ごしたことを振り返って、行動の選択について○×を判断できるようになり、タイムマネジメント能力の向上につながります。

それでは最後に実際に本校に通わせるお母様方からの声を紹介します。

「千葉明徳中学校のことは塾の先生からの紹介で知りました。実際に入学してみると、想像よりも授業レベルは高く、子どもたちもそれに応えるべく努力している姿が見えました。どの生徒もあいさつができて礼儀正しく、すがすがしい印象です。学習面だけでなく、社会のルールなどについても細やかに面倒を見ていただけるからだと思います。そして、何よりも子どもが学校に行くと楽しんでいる。それが一番の喜びです」

「千葉明徳中学校で学ぶうち、『区切り』を意識して自ら行動を決めて動けるようになったり、テレビの時間を排除して休日でも勉強時間を決めるようになったりするなど、時間の使い方が上手になってきた印象があります。学習面では、英語に興味を示しており、自分から積極的に英文を考えようと努めています。海外への興味を広く持てるようになっている気がします。小学校の時と比べ明らかに変化しているので、大変驚いています」