リソー教育、売り上げ83億円水増し
読売新聞2月10日(月)22時5分
 学習塾運営や家庭教師派遣を行う
東証1部上場の「リソー教育」(東京)が過去6年間に売り上げを約83億円水増ししていたことが分かった。

 証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反(有価証券報告書等の虚偽記載)で同社に課徴金を科すよう金融庁に勧告する方針。

 同社は学習塾「TOMAS(トーマス)」を全国で約70校、講師を派遣して個別指導を行う「名門会」を約40校展開している。同社の第三者委員会が10日発表した調査結果によると、トーマスでは、実際には行わなかった授業の講習料を返金せずに売り上げに計上。名門会でも、無料で行う「サービス授業」を通常の有料授業として計上していた。売り上げ目標達成のため、同社の常務ら複数の幹部が不適切な会計処理を指示していたという。

 リソー教育は1985年設立。2013年2月期の売上高は約217億円。創業者でグループ代表の岩佐実次(みつぐ)会長は「再発防止対策委員会を設置し、厳格な処分を行う」とのコメントを出した。