うちの娘は小5生で、来年の中学受験にむけて頑張っています。
目標はほぼ決まっていて、いわゆる進学校のひとつです。
模擬テスト等では順調に成績を積み上げていて、射程圏内に入っているようですすが、まだ5年生なので勝負はこれからです。

そんな中、学校選びというより、失礼ながら「息抜き」として、いろんな学校のオープンキャンパスに行きました。
ですが、そこで分ったことは「実際に見てみないと分らないもの」でした。
当然といえば当然ですが。
(ただ、それは「我が家としての志望校の選択とは別」と付け加えさせていただきます。)

そんな中、とくに感心したのが堺リベラル中学でした。
最初に持っていたイメージを大きく裏切られました。
ご存知のとおり、進学校ではありません。この事実は変わりません。
持っていたイメージは、ズバリ「遊ぶ学校」「レジャーランド」。
私学展でも、ひときわ目立つイメージカラーとノベルティグッズの配布。
勉強からはかけ離れた、どう見ても子供に媚びた学校なのかな?という感じでした。
正直、娘が『オープンキャンパスに行く』と言い出したとき、親として何故か「かっこ悪い」と思ったものです。しぶしぶ娘と女房についてゆきました。

歓迎の舞台、生徒さんたちの演奏やダンス、司会のレベルに驚きました。
ま、このあたりは学校のカラーからすると想定内。
ですが、そこで耳にした校長の話に感心しました。

これまで、ただ単に、勉強とは別の、子供のニーズに応えた「媚びた学校」だと思っていましたし、そこに集まるどこかキャピキャピしたお子たちは、最初っから元気な子たちなんだろうなぁと、勝手に想像していたのですが、実は最初っからそうではなく、むしろ、こういったことを通じて、ひっこみがちな性格を開花させるといった教育だそう。
今の子って、社会に出ても引っ込みがちな子はたしかに多い。自分の意見さえ言えない大人って多いですよね。現代的な課題だと思います。そこに視点を向けた学校って意外と少ないのでは?と思います。

また、度肝を抜くランチ。これも、盛り付けだとか「本当はこういったものなんだよ」と目に焼き付けさせるんだとか。
私では上手く説明できませんが、大げさではなく、この学校なりのポリシーをひしひしと感じることができました。

正直、私学にしては学費も低いほう。
寄付金を集めたり、いわゆるお嬢さん学校ではありませんし、校風は「庶民」に近い。そういた普通の家庭の子にとって、この学校が教えてくれるものは貴重な経験です。

スクールバスも無料なのも珍しく、なにかにつけて「お得感」のある学校の方針に、「もうけあるんだろうか?」と勝手に心配してしまいました。
そのことを理事長に話を伺うと、やはり『持ち出しですわぁ。中学は儲けを度外視ですねん。』と。
そんな理事長(校長の夫)の気さくさに、学校の本当の空気を感じてしまいました。

あれこれ至れり尽せりのもてなしのオープンキャンパスでありましたが、冒頭に申しましたとおり、我が家の目指すのは「進学校」ですので、ご厚意には応えることはできませんが、進学校を望んでおられないお子さんでしたら、本当に良い学校だと推薦できる学校だと思います。