今年の国公立大学受験の高校実績(医学部)から少しコメントを考えてみました

 灘の実績は驚異と言うほかありません。中学受験で合格者の多くが「問題を
見ただけで答えが浮かぶ」「中堅校の問題は、易し過ぎて解けない」と言った
噂が嘘ではないような気がします。
 東大寺は、中学受験段階では灘とそれほど偏差値が変らないものの、出口で
これだけ差がつくと… 優秀層はゴッソリ灘に進学するため、入学者偏差値は
受験偏差値とかなり差があると言うことでしょうか。
 甲陽もこれまでは「灘・甲陽」とひとくくりに言われてきましたが、ここま
で差が出ると、東大寺同様ちょっと辛いもんがあります。
 洛星は、京大の合格者が大幅に減りましたが、医学部は何とか数を確保。た
だ京大の2人は、やはり少ない。
 洛南高附は、卒業生の多さで率は低くなりますが、京大の7人や府立医大の
12人は立派でしょう。
 大阪星光も関西の医学部にまんべんなく合格者を出しており、医学部なら西
大和より上を実証した形ですかね。
 智弁和歌山は和歌山医大で数を稼いだ形ですが、ほかにも結構合格者を出し
ており、東大・京大の躍進が医学部にも現れました。大阪南部の生徒を清風南
海と取り合うでしょうが、一歩先んじた形です。あとは宗教色ですかね。
 四天王寺は洛南高附同様、卒業生が多いので率で損しています。実質医学部
合格組は英数?でしょうから150人ほどで50人と言う見方をすれば、これ
はすごい数字なんですがね。
 大教大池田は、医学部でも附属3校で頭ひとつ抜けました。卒業生の少なさ
考えると京・阪・神・市に複数合格者は立派でしょう。上位私学に唯一対抗で
きる国公立です。
 金蘭千里は今年は不調でした。もともと「医学部に強い」が売りでしたが、
京大、阪大の減少がそのまま医学部にも影響しました。今年から内部で医進組
をつくるとのことです。そうでもしないと元々生徒数が少ないですから、周り
の有力私学に対抗できません。