いよいよ今年の東大受験、国公立大医学部受験が昭和53年以来2度目の学区廃止の卒業生の出番。
どういう結果が出るか、卒業生も保護者も、これから中学や高校の受験を迎える家庭も、教育関係者も注目していることであろう。
1995年の東大合格50名を最後に、浦高は東大合格者全国ランキング上位から脱落している。
特に、この10年間は惨めな状況である。
なぜ浦高の東大合格者と国公立医学部合格者が激減したかは、多くの人が指摘しているように東京の中高一貫私立校や国立大学付属校へ埼玉在住の学力優秀生徒の大半が流出しているため。
戦後60年間、学力優秀生の東京の進学校流出(昔は名門都立高校越境入学)があったが、この10数年はその傾向に歯止めがかからなくなっている。
結果として入試偏差値県立トップの浦高ですら、優秀生の入学が大幅に減少した。
県教育局は浦高復活のために方策を練ったようだが、今の状況で浦高が復活するとは「埼玉在住の学力優秀生が東京の中高一貫私立校や国立大学付属校への進学を止めて、埼玉の公立中学に進んで浦高を受験すること」を願うようなもので実現不可能かつ達成不可能なことに思える。
やはり今は東大や国公立医学部志向の学力優秀生ほど、教育熱心な家庭ほど、中高一貫進学校(埼玉の場合は、東京の進学校)を選ぶ状況であるので、いっそのこと浦高を中高一貫進学校化するしか復活のめどは立たないのではないかと考える。
中学入試で200名、高校入試で100名、いまの全県学区のまま、内申を使わず学力テストの点数のみで選抜して、全国上位の私立中高一貫校レベルのカリキュラムで学習する、なども一つの手であろう。
神田女学園中学校高等学校
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