以下の文章は、11月7日の朝日新聞(朝刊)の社会面に掲載された文章です(一部抜粋)。
ルポルタージュ現在
きょうも怒鳴られる
『見えぬ顧客、受け止めます』
「ぶっ殺す」
電話を取ると同時に、太い声が耳に突き刺さる。1分ほど待たせた相手の怒りは初めから全開だ。

沖縄県浦添市にあるヤマダ電機のコールセンター。 20代の男性オペレーターはひたすら謝り続けた。 通話が長引けば、待たせる電話がまた増える。悪循環だ。
全国各地のヤマダ電機の店舗などから転送されて来る電話を600人のオペレーターで受ける。
パソコンに向かって、息つく間もなく電話を受け続ける。 デスクから離れてトイレを行くにも許可がいる。

「原発再稼働は許せん!」「何で電気代が上がるんだ!」 理不尽な電話も日常茶飯事だ。
一緒に入った13人のうち残っているのは2人だけ。みんな「体調不良」などを理由に辞めていった。
「一回折れてしまうと、立ち直れない人が多いですね。」 男性センター長は言う。 最初の1ヵ月で3分の1が辞めるという。

『9割非正規』
繁忙期は1日10万件、閑散期は1万件。 従業員の9割は2ヵ月ごとに契約更新される派遣労働者だ。
「言い訳なんか聞きたくないっ」 甲高い怒鳴り声。 オペレーターの謝罪を遮るように言葉を重ねる。 「許してあげようと思ったけど、ダメだね」「なんでこっちが電話代かけなきゃいけないんだ」「いい加減にしろよホント」
都心の店でゲーム機の修理を頼み、その対応が不満だと何度も電話をかけて来る中年の男性客。 2週間ほど前に「名前を聞いたら、すぐに上司に代われ」と要求し、その後も試すように電話をかけて来る。 今回は電話番号を尋ねられたことに腹を立てていた。その間、5分。話すほどに言葉は荒く、激しさを増す。最後は「上から電話をさせなさい」と電話を切った。
エデュ・ユーザーの皆さん並びにインターネットや電話のユーザーの皆さん、電話のコールセンターで働いているオペレーターの人達のコトって、考えた事ある?
コールセンターのオペレーターに社会・世の中の不平不満をぶつけたり、八つ当たりしちゃイカン!っつの