在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
独自入試、2013年度より廃止!
前期選抜廃止、独自入試廃止、面接必須。
独自入試廃止は以前よりウワサされていましたが、そのぶん入試問題は難しくなるのでしょうかね。
独自入試がなくても、他県のような難易度の高い共通問題なら大丈夫だと思いますが。
何だか熱くなってる人たちが多いですけど。
新聞報道によれば、テストは共通化されるものの、従来の独自問題の機能を含むようなものになるという(文言は正確ではありませんが)発表もあったようです。そうすると、いわゆる対数圧縮が効くような問題になっていくのかなと。「飽和領域」ですか、そこが測定可能になったらいいですね。
それと、各学校が必要に応じて行う個別の検査がありますが、ここで、追加的に難度の高い学力検査を行うことも可能である、という「示唆」がなされた、という報道も見ました。どこかの新聞社(朝毎読のどこか。産経は論外)のサイトです。
県だって、独自を廃止したら上位校での選抜が解像度の悪いものになってしまってよくないことは十分に承知しているはずだし、また厚木や川和、緑などの選抜も何とかしたいでしょう。実効性のあるものを、そっと出してくると期待してるんですけどね。
これから経験する人は、方法が変更になると右往左往、という感じかもしれません。
でも、経験した立場からすると、大して変わらないと思います。
受験の際に、塾の説明会などがあって、様々なデータを元に分析が行われます。
それを聞いて分かったことは、前期選抜、後期選抜、後期二次枠とあって、そのどれに引っかかって合格するかは多少の違いはあったとしても、合格者のメンバーはほとんど変わらないということでした。
例えば、後期選抜で上位で受かっている人とボーダーで受かっている人は階段状に並びます。また後期二次枠で上位で受かっている人とボーダーで受かっている人も階段状に並びます。
この両方のボーダー層を、塾の模試などの結果で見ると、ほとんど一致するのです。
さらに、前期選抜で合格した生徒の塾での成績を見ても、その生徒がもし前期で合格していなかった場合でも、後期選抜のボーダーまでに入る可能性は非常に高いのです。
この傾向は、独自入試校でも、共通入試高でも一緒でした。
つまり、これまでの方式だと、3つの合格基準があって、内申の重要度によって色分けされているのですが、合格している生徒はほとんど変わらないのです。
今回の改正で、内申の比率が下がったとしても、現行方式の後期選抜と後期二次枠の間に入るだけで、合格者はほとんど変わらないことが予想されます(変わるとすれば、入試での合格順位、ボーダーのわずかな合格者のメンバー程度)。
そうした事実を見てきたものとしては、今回の改正では「何も変わらない」ように見えます。
話題になっている、独自問題も共通問題も、多少工夫して問題を作れば特定の受験生だけが大きなデメリットを受けることにはならないでしょう。
ウォッチャーさん
熱くもなります。神奈川公教育のこれまでの流れを知っている者にとっては、ただ傍観している訳にもいきません。かの「15の春は泣かせない」を他県に比べても色濃く反映してきた神奈川県教委の意向に任せておいて大丈夫とは到底考えられません。その結果神奈川の公立高はどうなりましたか。
たしかに「改善方針(案)」に記載されている「共通の検査に加えて、特色に応じて実施することができる検査(特色検査)」なるものの存在は気になるところではあるし、この部分に従来の独自入試の要素を期待したい気持ちはあります。ただこの特色検査で検査できるものを「実技検査」と「自己表現検査」に限定しているところが問題です。
つまり「特色検査」は従来の上位校独自問題の代替を成す類のものではなく、中堅以下の生徒への救済装置として働くもの、学力がなくても中堅以下の高校に行けるようにするものであると類推できます。横浜国際のような高校にはよいシステムになるかもしれませんが、その他の上位高校がこの制度を有効に活用できるとは考えにくいのではないでしょうか。もちろん中堅~下位校に特色が出ることは歓迎すべきことですが、視点が下方にばかり向いているのはどうでしょうか。
何にせよ共通問題でもやりようはあるという主張はできても、共通問題の方が望ましいとは主張できないでしょう。厚木にしても緑ヶ丘にしても共通問題に限界を感じるなら独自を採用すればいいだけの話ですから。
問題にまだまだ工夫の余地はあるとはいえ、独自入試は続行すべきだという意見は変わりません。
神奈川の中学生は、基本的には公立しか考えないのです。目指すべき目標が低ければ子どもは伸びません。
日本の公立高校全体に言えることですが、勉強が良くできて、将来、難関の学部や大学を卒業して高度知的専門職として国の基盤となるはずの子供たちを育てる意思が欠如しているのではないでしょうか。
そういうhigh achieverの子供たち対して、難度の高いテスト(テスト供給機関が作成する高難度の共通のテストや特別のテスト)による選抜を経て特別な学習プログラムを提供するのが海外の先進国のやり方。
そのために一般の公立高校とは異なる特別な公立進学校を設置しています。
もちろん、私立進学校もあり、同じテストを使ったりしています。
日本の場合は、それは中高一貫私立校(国立大学付属高校は厳しい入試選抜はあっても、入学後の学習プログラムは平凡であったりします)が担っています。
公立がやらない分、私立が、ということです。
公立は、入口もみな一緒、中身もみな一緒、みたいなところがあるでしょう。
神奈川の場合は、この30年くらいの間で、勉強が良くできる子を特別の公立高校で育てることを放棄している印象を受けます。
結果として、できる子を持つ親(偏差値の高い大学・学部を出た高学歴の保護者であることが多いです)は、公立に不信感を持ち、中高一貫私立に流れています。
かつては、公立トップ校未満だった、私学がめきめき進学実績を上げてきました。
high achieverの子供たちが私学に進まずに公立進学校に戻るかどうか、いまの神奈川では、もう無理なのかもしれません。
もしかしたら、方法を変えたら戻ったかも知れなかったのですが、時機を逸した感があります。
全く、可能性がないとは言い切れませんが。
独自問題だけについて見ます。
独自を導入した光陵が、緑や、希望ヶ丘にさえ進学実績ではっきり抜かれてしまった現状があります。クラス数が違うからという数ではありません。
通学が不便だから人が集まらない?それは昔から。東戸塚駅だってできたのに。20年前、30年前の卒業生にしてみたら、悔しいでしょうね。
これは、それぞれの学校独自の問題を研究、対策してまでそこを目指したい。というより、中三の夏、秋、冬とぎりぎりまで判断を留保し、勉強の進み具合で共通の上位校を受ける、という層が厚いことを示しているでしょう。
だから、独自はやってもいいけど、現状の公立中学校の生徒を対象にするのなら、2-3校で充分、それくらいしかお客さんはいない。そういうことなのだと私は解釈しています。
ならば、現状よりも少し難しい問題を含むような共通問題で広く中学生にアピールし、ごく限られた学校で、追加的な検査をやると。そのあたりが、いろんな意味でうまくいく。そう県教委は考えているのではないのかなあ。と思うのです。
希望が丘の実績が光陵に勝っていない。緑ヶ丘は光陵が独自になる前から実績が上。
また光陵は独自になってから、日が浅い。全体として、独自でない旧トップ校は実績が落ちている。例外は川和だが、学区撤廃により、川崎地区の生徒と、翠嵐に届かない生徒の受け皿になり実績を伸ばした。




































