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【149391】夢と現実のはざま

投稿者: ピーターパン   (IP Logged) 投稿日時:2005年 08月 10日 22:04

ある、子供向けの哲学書で、
「理想や夢を追い求めなくなったら、その時それが君の現実になる」
という言葉に出会い、いろいろ考えました。

理想の仕事が見つからないから正職につかない若者をフリーターとよんだリします。
一応経済的になんとかなる、何もしていない若者もニートと呼ばれています。
独り者の男女も増えています。
でも一方で「好きなことを仕事にしよう」という「13歳のハローワーク」という本も売れていますし、
このごろの子どもは「夢」がない、などと嘆く大人も多くいます。

現実を見据え、夢を追うことをあきらめることが大人になるということなのか、
理想を求めてそれに向けて人生を送ることが尊いことなのか、
子どもに現実を教えることも親の仕事かなと思いつつ、子どもたちの将来に夢を見たい親として、夢と現実のはざまでゆれています。
そんなことを感じるときおありでしょうか?



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  1. 【150678】 投稿者: ピーターパン  (IP Logged) 投稿日時:2005年 08月 13日 21:01

    qVpさん、レスありがとうございます。
    あまりこの話題発展しませんね。
    中学受験の子を抱える親御さん、お子さんにとって、
    夢は当面志望中学合格ですよね。それは現実そのもので、まさに現実を夢にすべく奮闘している最中なので、こんなこと聞いてもぴんと来ませんよね。

    うちのむすめも今年受験ですが、普通に見守っていればOKカナという凡人です。
    上の息子は、勉強に関してもほかのことでもよく言えば才能がどこかに偏在しているかも、という非凡タイプです。
    なので常日頃こういうことを考える癖がついてしまったようです。

    世界のたった一つの花であればいい・・・・それはそうですが、できれば人に認められる存在になりたいと誰しも思うと思います。
    個性的な人に!と、言われて久しいですが、実際、非凡であると人に認められにくいのです。
    個性的であるということは無理矢理努力して作るものではないとも思います。
    現実と折り合いを付けられる人は付けたほうがいい潮時が来るのでしょうね。
    現実と折り合いを付けられるということも一種の才能なのかもしれません。
    でもそれができる人ばかりではないのかも。
    その表れの1つがニートなのかも。。と思います。
    「現実と折り合いを付けられる力」というものは結局本人があらゆる葛藤の末に手に入れるものなのでしょうか・・・・・・。

  2. 【150710】 投稿者: ちなつ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 08月 13日 22:25

    ピーターパン さんへ:
    -------------------------------------------------------

    仕事をしていて思うのは、
    「自分の現在の環境でがんばる」「100点満点でない自分を受け入れる」
    ということが苦手な人が多いと感じています。
    学校は常に100点を目指しますが、仕事は必ずしも明確な100点にたどり着けるとは限りません。bestではないけれど、betterを探す作業というのが多いのです。
    上司は、常に部下に対して100点満点のアウトプットを期待しているかというと、そうでない場合が多く、むしろ一人で抱え込んで100点を目指すよりも、60点の出来でいいから何が足りないのかを明確にしてアウトプットとして速やかに出してくれる方が何倍もありがたかったりするのです。でも、現実問題として自分で60点だと分かっていて、そのアウトプットを上司に出すのは非常に勇気のいる作業です。
    そこで、60点の自分を受け入れられない若い人が、100点のアウトプットを出せるような職場=自分の天職を探して放浪することになります。

    > 「現実と折り合いを付けられる力」というものは結局本人があらゆる葛藤の末に手に入れるものなのでしょうか・・・・・・。

    子どもの受験勉強を通して思うのは、テストで出来なかった問題を「自分の勉強すべき点が明確になった」と受け止めることは、将来仕事をする上でも役に立つだろうなということです。ピーターパンさんがおっしゃっている「葛藤」というものは、中学受験という場を通しても十分体験できると思います。


  3. 【150726】 投稿者: ピーターパン  (IP Logged) 投稿日時:2005年 08月 13日 22:58

    ちなつ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    とても納得の行くレスを頂きありがとうございます。

    > 仕事をしていて思うのは、
    > 「自分の現在の環境でがんばる」「100点満点でない自分を受け入れる」
    > ということが苦手な人が多いと感じています。
    > 学校は常に100点を目指しますが、仕事は必ずしも明確な100点にたどり着けるとは限りません。bestではないけれど、betterを探す作業というのが多いのです。
    > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    > そこで、60点の自分を受け入れられない若い人が、100点のアウトプットを出せるような職場=自分の天職を探して放浪することになります。
    >

    なるほど、本当にそうかもしれません。
    学校の勉強で完ぺき主義で来たものほど、その違いを理解するのが難しいということもあるでしょうね。
    「自分はもっと自分にあった仕事をしたい、できる」と言ってやめていく優秀な社員は多いようです。
    そのあと本当に理想の職場を見つけられた人はいいですけれどね。
    「自己実現」などという言葉が横行しすぎた結果なのかもしれませんね。
    それがいいか悪いかは分かりませんが。
    会社がうまく活用できないことも確かにあるでしょうから。

    > 子どもの受験勉強を通して思うのは、テストで出来なかった問題を「自分の勉強すべき点が明確になった」と受け止めることは、将来仕事をする上でも役に立つだろうなということです。ピーターパンさんがおっしゃっている「葛藤」というものは、中学受験という場を通しても十分体験できると思います。

    そうですね。
    それを自分で感じられる精神年齢にあれば、この経験は本当に役に立つものですね。
    葛藤や失敗を「挫折」と捉えず、「経験」と捕らえることで、
    本来の「自分の姿」を見つける糧にしてほしいものです。

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