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【189931】高機能自閉症の子を怒ってしまう

投稿者: つなひき   (IP Logged) 投稿日時:2005年 10月 08日 23:43

悩んでいることは、タイトルのとおりです。
こどもは小2ですが、高機能自閉症といわれています。
本人はそのことは知りません。

下に妹がいますが、その妹のささいな間違いをいちいち訂正したり、
おもちゃを貸すのにわざと面倒な手続きを要求したりします。

自閉症の特性については一応理解しているつもりでいるのですが、
妹に対して無理なことを言うので、ついつい怒鳴ってしまいます。
本人はそのときは「わかった」といいますが、すぐに同じことを繰り返します。

全体に幼い子で、まだまだ「だっこ」とか言って甘えてきます。

さっき、「ママは47%は怒るからきらい、でもだっこしてくれるから53%は好き」
といわれ、複雑な気持ちです。

高機能自閉症の子を、怒らないですますにはどうしたらよいのか、良い方法をご存知の方、教えてください。特に、外にでて他人の目があるときとか、兄弟関係で別々の対応がしにくいとき(○○ちゃんはいいけど、××ちゃんはだめ、とは言えないですよね)にいい方法があれば、よろしくお願いします。

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  1. 【194128】 投稿者: ちょっとかじった者  (IP Logged) 投稿日時:2005年 10月 13日 20:09

    オフライン→オンラインでした。
    大きな誤解を生みますね。すみませんでした。

  2. 【194225】 投稿者: 新米セラピスト  (IP Logged) 投稿日時:2005年 10月 13日 21:56

    少し覗いていなかったらレスが進んでいてびっくりしました。

    私は新米若葉マークのセラピストですが
    発達障害児の問題行動はこういう風に理解しています。
    発達障害をもつお子さんの問題行動は彼らが独特の感覚を
    もっていることに由来しています。
    雨が降っていることを痛いと感じたり、
    小さな音(電子レンジのチンという音)が怖かったり
    自分の腕や足があることを実感できなかったり。。
    受信する感覚が違うので、当然それに対する反応も違ってくるわけです。
    それは親の育て方や環境とは関係なく、もって生まれてきた
    特性といえます。そしてこの普通の人には思いつかないような不思議な
    感覚のため、養育者である母親をはじめ、周囲の皆さんにはなかなか
    理解されないことがあるのです。

    スレ主さんのお子さんの場合、兄弟げんかだけがお困りなのでしょうか?
    何人かの方たちがレスされていましたが、
    日常生活のことに関しては視覚優位(目からの刺激がはいりやすい)
    の特性があるので、紙に書いたり、絵に描いたりすることで理解の手助けに
    なるでしょうが、対人関係はやはり
    その都度細かいところまで根気よく教えていくことが必要だと思われます。
    SSTという社会性を育てるプログラム(グループで行います)があり
    対人関係をパターンで覚えさせていくものもあります。

    以前アスペの会の代表のお母様から大学生になられた息子さんの子育ての
    お話を伺いましたが、お友達関係はもちろんのこと、恋愛についても
    「こういう風に誘われたら、相手はこうおもっているのよ」
    みたいなことまで教えられたそうです。

    最後に高機能自閉症は対人関係が築きにくく、ご両親はご苦労が多いかと思いますが
    反面、芸術や音楽の分野ですばらしい才能を発揮するかたも
    いらっしゃいますし、物事にこだわりがあり、ひとつのことに没頭すると
    すばらしい集中力をもって向かうことから何らかの研究に秀でた才能を
    見せる方もいらっしゃいます。また、一度決められたことはきっちりこなす
    能力もあり、そういうお仕事をなさって充実した生活を送っていらっしゃる方も
    いらっしゃいます。
    その子らしい生き方ができるように私たちも援助していくつもりですので
    一緒にがんばっていきましょう。

  3. 【195345】 投稿者: アスペママ3  (IP Logged) 投稿日時:2005年 10月 15日 01:30

    初めてのレス さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 重い話題なので気楽に見られなかったのですが、今一気に最初から読みました。
    > 元セラピストさんに随分批判が集中していますが、
    > スレ主さんは(立場上言いにくいということもあるでしょうが)別にあまり反応してらっしゃらないのに、
    > 周りの方が熱くなりすぎている印象を少し持ちました。
    >
    > 味方するわけではありませんが、
    > 淡々と患者さんと接する立場であった人は余計な感情を入れないのだと思います。
    > 有効だと思うことを言うだけ。
    > こう言うことに関して、親御さんがどんなに大変な思いをして毎日過ごしているか、
    > 一般のものはそこにまず心を砕きますが、
    > お医者さんはそこを通り越したところから入るように思います。
    > でも心や子どもの発達に関係する部分には
    > もう少し感情を入れてほしいですよね。
    > そうでないと話を受け入れる準備が心に整いません。
    > でも面と向かっている場合とは勝手が違うでしょうから、あまり非難するのは気の毒と思います。


    私は発達障害に関わる立場である職業の方こそ、その子供の親の気持ちに重きを置くべきだと
    思います。
    だって、直接その子供に毎日一番近い位置で接していくのは親なんですから。
    子供の今後は、親の接し方で(健常児と比べればゆっくりですが)少しずつ変わっていくもの
    です。
    今までどんな事があり、どのように苦労して接してきたか・・まずはその理解から
    始まることだと思います。親の精神状態が安定していない状態で、どうやってややこしい
    性質を持った子供を育てていけるというのでしょうか。
    それを理解した上でなければ、今後の(現在の)カウンセリングが出来るわけがありません。

    確かに皆さん非難されるかたばかりでお気の毒かとも思いますが、専門の立場からの書き込みを
    されている以上、それを読んだ発達障害児の親達は心を痛めた方もいらっしゃると思います。
    発達障害児の親達は「親の愛情不足」「躾がなっていない」「おかしな子供の親」等の
    胸に突き刺さる言葉を周囲から言われ続けてきているわけです。その度に自分を責め、
    日々工夫を凝らして愛情をかけ、それでも子供は変わらない・・。毎日毎日、子供のことで
    悩まない日は一日だってありません。だって子供を愛しているから。子供の将来が見えないから。
    また、健常児の親御さんも元セラピストさんの文を読みそういうものだと思われたかも
    知れません。「やっぱり愛情不足だったのね。親のせいじゃないの」なんて思われたら
    たまりません。周囲の理解こそ、一番欲しいものなのですから。

    あ、ごめんなさい。初めてのレスさんを責めているつもりはまったくありません。
    ちょっと私の思ったことをこの場を借りて言いたかっただけなのです。
    子供のことになるとつい剥きになってしまって、文に力が入ってしまいました。すみません。



    スレ主さまへ

    大変なご苦労をされていることと思います。
    私もアスペルガ-の息子を持つ親ですが、彼の独特なこだわりに疲れ果てていた時期も
    ありました。(今でも時々ありますが)

    『どっちが抱っこ?』の方法はとても有効なものだと思います。
    (今回はお兄ちゃんが抱っこされたようですが、妹さんにもあとでそっとフォローしてあげて
    くださいね?そのうち妹さんにも理解して貰う必要がありますね。でも、もう少し大きくなら
    ないと難しいですよね)
    この方法がうまくいけばいいのですが又すぐ喧嘩が始まってしまったりもするでしょうねーー。
    繰り返しだから大変ですよね。
    今回試された『競争』もいいのですが、一番にこだわるお子さんだと後々苦しくなる場合も
    あります。毎回お兄ちゃんが抱っこだと妹さんがつらいですよね。

    三者三様なのでどうか分かりませんが、内の息子は「えらいっ!」と誉めていました。
    つまり「喧嘩を止めて偉い」「仲良くしていて偉い」等 いつもいつも意識して誉めていました
    前に他の方も書いていらっしゃいましたが、何事も肯定的な言い方をすると効果がありますよ。

    もちろん私も人間ですので、時には感情的になってしまうこともありました。
    その都度「さっきは叱りすぎてしまってごめんね。」と抱きしめながら
    なぜそれほどまでに怒ってしまったのかを具体的に説明しました。
    そんなことを繰り返しているうちに、息子も成長してきたんでしょうね「こんな風にされると
    お母さんはこんな風に思って悲しくなるよ?」と言うだけでやめれるようになったりも
    しました。

    数字が好きで興味をもっていらっしゃるとのこと。いいじゃないですか!
    数字へのこだわりはラッキーだと思います。
    内の息子も数字のこだわりがありました。
    ○%なんてよく言っていました。同じですね(笑)懐かしいです。
    私は徹底的にそのこだわりを利用しました。
    今では、中一ですが数学が得意です。
    何か一つでも得意な事があるといいですよ。
    「俺なんてあれもこれもできない!!」と自分を責めて苦しんでいる時など
    「でも、数学はできるじゃない?それってすばらしいことだと思うよ?お母さんは尊敬
    しちゃう!」と声をかけています。(実は心底そう思っています)
    一つでも際立つものがあれば、「あいつはちょっと変だけど、数学はできるんだよなぁ」
    なんて学校での自分の居場所ができたりもするようです。

    今は妹さんも小さく、一番大変な時ですよね。
    辛いと思いますが、ゆっくりと子供は成長します。
    (成長に伴い別の悩みも出てきたりもしますが、それは先の事ですね)
    お子さん達に今どんな働きかけをすると一番安定するのか
    あれこれ試してみてください。
    また、1年に1度の診察では今の状態では辛いのではないかと推察します。
    できれば主治医に現状を話し、診察回数を増やして貰うことをお勧めいたします。
    家族で笑って過ごせるようになるといいですね。頑張って!!








  4. 【196033】 投稿者: 初めてのレス  (IP Logged) 投稿日時:2005年 10月 15日 22:02

    アスペママ3 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 初めてのレス さんへ:
    >
    > 私は発達障害に関わる立場である職業の方こそ、その子供の親の気持ちに重きを置くべきだと
    > 思います。
    > だって、直接その子供に毎日一番近い位置で接していくのは親なんですから。
    > 子供の今後は、親の接し方で(健常児と比べればゆっくりですが)少しずつ変わっていくもの
    > です。
    > 今までどんな事があり、どのように苦労して接してきたか・・まずはその理解から
    > 始まることだと思います。親の精神状態が安定していない状態で、どうやってややこしい
    > 性質を持った子供を育てていけるというのでしょうか。
    > それを理解した上でなければ、今後の(現在の)カウンセリングが出来るわけがありません。
    >
    > 確かに皆さん非難されるかたばかりでお気の毒かとも思いますが、専門の立場からの書き込みを
    > されている以上、それを読んだ発達障害児の親達は心を痛めた方もいらっしゃると思います。
    > 発達障害児の親達は「親の愛情不足」「躾がなっていない」「おかしな子供の親」等の
    > 胸に突き刺さる言葉を周囲から言われ続けてきているわけです。その度に自分を責め、
    > 日々工夫を凝らして愛情をかけ、それでも子供は変わらない・・。毎日毎日、子供のことで
    > 悩まない日は一日だってありません。だって子供を愛しているから。子供の将来が見えないから。
    > また、健常児の親御さんも元セラピストさんの文を読みそういうものだと思われたかも
    > 知れません。「やっぱり愛情不足だったのね。親のせいじゃないの」なんて思われたら
    > たまりません。周囲の理解こそ、一番欲しいものなのですから。
    >
    > あ、ごめんなさい。初めてのレスさんを責めているつもりはまったくありません。
    > ちょっと私の思ったことをこの場を借りて言いたかっただけなのです。
    > 子供のことになるとつい剥きになってしまって、文に力が入ってしまいました。すみません。

    いえいえ、責められているとは思いません。
    私もお考えには全く同意です。
    ただ、このままだと少し元セラピストさんが気の毒カナと思ってしまっただけで。
    でもプロというのはそう言うものですからね。

    私も息子のことで(少し変わってる子なのだということは前に書きましたが)
    ある専門家と称する方から相談もしていないのに今までの生涯で一番傷つくことを言われた経験があります。
    その人は私をワーストマザーといい、
    「子どもがおかしいのは全部お母さんがおかしいからです」
    と言い切りました。

    子どもに直接接している親(特に母親)へのサポートこそ大事であり、
    その意味で母親の存在・影響はとても大きいということは認めますが、
    そのことと、「母親が原因」ということとは全く違いますよね。
    日々心を砕いている、誰よりも考えている母親を受け止めることなしには
    何事も進まないと思います。
    本当にそれこそがポイントだと思います。

    それを甘えだといわれたら反感を買うのは当然だと思いますよ。
    ただ、専門家というのはそういうズバリとしたことをあえて言うべきという、いわば少し狭い使命感のようなものを抱きがちなんだと思うのです。
    素人の目を覚まさせようと。
    学校の教師でも、お医者さん一般的にも、そう言うところありますよね。
    (細木数子も?)
    でもそれって少し違うと思いますね。

    私は子どものことで悩む親には、
    その子供のよさを(親がもしかして気付いていないものだったらなおさら)気付いたらそれをどしどし伝え、
    同じ悩みを持つ人が自分の役立ったやり方なりを教え、
    でもどんどん出てくる悩みや不安に一人ではないと言うことを感じさせる、
    そういう存在の周りの一般の人こそ本当に必要なのではないかと思うのです。
    専門家はたいせつな指針を下さる人もいるとは思いますが、
    信頼関係を確立するまでに時間がかかりますからね。

    ですからアスペママ3さんのような助言やお話はとってもとっても助かると思います。
    私にも参考になりましたから。
    ありがとうございました。横から・・感謝です。

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