大家族の特集番組｜掲示板スレッド

事故の件ですが、別にテレビ番組の「はじめてのおつかい」をまねたって事ではないのではないですか？
人生何事も「はじめて」って存在するわけで、その子は事故にあったのが、たまたまその「はじめて」お使いをした日だったってことですよね。
以前住んでいた所で、「はじめて」の事をしていた小学生が青信号で横断中に曲がってきたダンプにはねられて亡くなりました。
その子はお友達のお家に「はじめて」親の付き添い無しで遊びに行く日だったそうです。
「はじめて」をさせてさえいなければ・・・と親御さんはどんなに悔やまれている事でしょう。
でも、人間生きているからには、沢山の「はじめて」を経験しなくてはならないのです。テレビ番組の是非はともかく、お子さんを亡くされた方がまるで「テレビの影響でこどもをおつかいにやらせた」みたいな書き込みはすべきではないと思います。

絵本の「はじめてのおつかい」の発行は1977年。
「あさえとちいさいいもうと」は1979年。

どちらもささいなことにドキドキする小さな女の子の気持ちが
描かれているのに、今の時代に親として読むとドキドキなんて
ものではなくて、交通事故や事件を想像してしまい心臓バクバク。
車も犯罪も増えて、時代がかわってしまったことを感じます。

ぬいぐるみが駅弁を買う「こんとあき」のように、現実感が
なければ、電車での遠出も気にならずに読めるのに、悲しい
ですね。

あの「はじめてのおつかい」の収録現場について、テレビ制作
関係者の裏話的な話を聞いたことがあります。
普通に終わってしまうのでは番組として盛り上がらないので、

「わざとトラブルを起こして泣いたり驚いたり……と反応させる」
「突然の出来事に、小さな子がどう対応するか」
「最初は『○○ちゃん頑張ってね〜』などと楽しそうに家で待っていた
　親や祖父母も、さすがの緊張感溢れる状況にだんだん青ざめてくる。
　そこをクローズアップ」

など、”仕込みがある”というとても生々しいものでした。

元々私は、この番組に平気で安易に出演させては喜んでいるような
両親・祖父母の感覚に違和感を持ち、幼児を危険にさらすこと、
そして自分の子供が興味深そうに番組に見入ってしまうのが
嫌で、上記のような話を聞いて更に不快になってしまいました。



テレビの業界とは、言葉は悪いのですが、ほとんどがこういう仕込み・やらせ
が普通にある世界で、またそういう作為がないと面白い画面やメリハリある
番組は作れないとも聞きます。
制作側の姿勢というのは、ここまで「視聴率をあげる工夫」に
徹しているのかと寒々としました。
「スタッフが大勢周囲を固めているから、安全に留意しているから大丈夫」
「自然に起きたトラブルに子供が頑張っている姿が微笑ましい」
という目ではとても見れません。

自分の子供の面倒も満足にみれないのに
病気の子供を取り上げ、親子とは、生命とはなんて番組を製作している
制作会社の友人にはうんざり。
病気の子も三人、四人と取材して番組としておいしいネタ（つまりできるだけ不幸）の子を
編集。
あとの子は本人なりのメッセージがあったから病気をおして取材に協力しただろうに・・・気の毒に。
スタッフと飲みながら仕事の理想話を熱く語って朝帰り。
一番大事な自分の子供の世話はおばあちゃん。

TV局の製作スタッフって、そんなもんよ。
要は視聴率さえ取れれば御の字、その程度のことしか実は頭の中には無い。
だから、本当のことを言うと、取材された側の心情なんて考えてない。
どれだけ視聴者からお涙頂戴できたかが大切なの。

だいぶ前のほうで＜どんな生活も個人の自由だけど電波に乗せる家族は選んで欲しい＞と言う内容を書いた者です。その後すごく盛り上ってますね。大家族特集番組がどっか行っちゃいましたが、おつかいの番組も含めて結局私も見ちゃうんです。そして楽しかったり嫌な気持ちになったり・・・大家族を認めないどころか逆に3人でいっぱいいっぱいの私には羨ましい限りです。子育ての参考になるような工夫をされてるようなご家族を放送して欲しいですね。

私はプライバシーを全国に平気で公開してしまう神経が分かりません。
人間、「恥部」もしくは「秘部」というものってあるんじゃないでしょうか。
子育ての参考になる番組は良いですが「恥部」までは見たくないですね。