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【57135】精神年齢の高さって・・・。

投稿者: むむむ   (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 10日 10:29

公立小1年生の女の子の母です。

 こちらは、多方面からお子様の教育をされていらっしゃる方が多いと
拝見し、書き込みいたしました。

 本の読み聞かせや、様々な体験を積み重ねると
子どもの精神年齢は、比較的高くなりますよね。
我が家の娘も、親バカながら言わせていただければ、
精神年齢が高い方だと思います。
 そのことについて、自分の経験と重ね合わせて、困ったことが
起こりつつあるように感じています。

 例えば、学校で、先生から複数人に仕事が任された時、
ほかの子が、「面倒だからやりたくない」ということがあると、
娘が全部それを引き受けてしまうといった具合です。
「みんなでやろうよ」とか、「2人組みになって順番にやろう」と言っても
「えー、やっぱりやらない」と言われ、やらなくてはいけない仕事と認識している
娘だけが、その仕事をやっているようです。

 うまくは言えないのですが、物分りの良い子は、嫌な役を引き受けなければ
ならないことが多いように思います。
そういった仕事を黙々とこなしていきつつ、
周りの子にもよい影響を及ぼしていければいいのでしょうが、
そのような器量が娘にあるのか不安です。

 正直言えば、かつての私も、娘のようなタイプで、
サボっている子にも強く言えずにいました。
サボっている子は、それが先生に知れ渡れば、自業自得で注意も受けるでしょうが
私がフォローすれば、サボり得ということになります。
また、先生から注意を受ければ、「仕事をしなくてはいけない」という
当たり前のことを、その子なりのペースで理解することもできてくるでしょう。
でも、フォローした側の私は、
それを先生が分からなければ、それまでですし、
フォローしたことが分かれば、「なんでみんなでやらないんだ」と
リーダーシップがとれないことを注意されたり、
または、「一人でやって偉かった」とみんなの前でほめられて、
ねたみの対象となります。
 
 まじめにやることに、良い思い出のない私は、
娘にどんな言葉をかけてらればいいのか分からないでいます。
 とりとめのない話で申し訳ありませんが、
皆さんはどういうお考えをお持ちですか?

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  1. 【57807】 投稿者: むむむ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 11日 09:29

    皆さん、ありがとうございます。

    この問題は娘の問題というよりも、私自身の抱えている問題なのだという
    ことを再認識しました。
    自分自身が、まじめにやってきのに、いい思い出よりも、嫌な思い出のほうが多く、
    自分のようにはなって欲しくないという思いが強いのだと思います。
    自分自身の状況を肯定できないから、娘にもどういう言葉をかけてやれば
    いいのか分からないでいるんです。

    因果応報さんの、「私はむむむさんのお嬢さんって大好きですよ。」という言葉が
    心に突き刺さります。
    自分の娘に「そんなことができるあなたが大好き」と言える母親になりたいです。

    ボタンの話がありましたが、
    娘は自分の係の仕事などを一人で背負い込むだけでなく、
    他の係でたいへんそうな子を見ると(インフルエンザなどで欠席が多かったりしたので)
    頼まれもしないのに、手伝っているようです。
    また、他の係の子がサボっていても(図書係が本の整理をしない、窓係が
    窓の開け閉めをわすれている)気がついた時にやっているようです。
    「困っている人がいたら助けてあげる」
    「気がついたらやる」というのは、日頃、家で言い聞かせていることですが
    相手のお子さんの仕事までやってしまうのは、いただけないですよね。
    でも、そのあたりの言葉がけが難しいのです。
    「あなたは、大変そうだからって手伝っているみたいだけど、
     本当に大変かどうかは本人じゃなければ分からないでしょ?
     『手伝って』と言われたら、手伝ったら?」と言っても、
    「でも、私だったら、手伝ってもらったらうれしいから」と言います。
    「本の整理は図書係の仕事でしょ?その子達は何をしているの?」と言うと
    「私も、その子達に言ったんだよ。でも、『じゃあ、お前やれよ』って
    言われて・・・。本がぐちゃぐちゃだったら嫌でしょ?」と言われました。
    一事が万事、その調子です。

    「あなたは正しい。でも、その正しさは周りから煙たがられたりするんだよ」
    という言葉が、のどの上まで出かかっています。

    愛情さんの、「やはり本当の善は 強くなければならない」という言葉と合わせて
    娘の「善」の部分を支えて、強くしていくために、
    娘の善が報われない時には、母親の私だけでも、それを認めて
    娘の気持ちに寄り添いたいと思いました。

    越行になってませんか?さんのレスの中で、「越行」という言葉を初めて知りました。
    家の中でも、良い子です。
    良い子として「無理に振舞う」というよりは、当然のことをした結果が
    良い子といわれるような行為だったということだと思います。
    興味のある内容ではあるのですが、
    「越行」という言葉で検索したHPは、何となく宗教めいているというか
    心が弱くなっている今の私には、不向きという感じが致しました。
    もう少し、冷静になって、自分自身の中で情報の適切な取捨選択ができる
    ようになってから、検索しなおそうと思います。
     
    とりとめのない文章になってしまいました。
    でも、みなさんからの言葉はとてもうれしかったです。
    もう一度、心を整理しなおそうと思います。

  2. 【57862】 投稿者: くじら軒  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 11日 10:42

    越行になってませんか?さんのご意見がとてもまとを得ていると思います。
    わたしも似たようなことでスッキリしていなかったのですが、
    三好 邦雄さんの<失速するよい子たち><「まじめな親」の子どもが危ない!>
    <「よい子」が「困った子」になったとき読む本―燃えつきた心を癒す8つの処方箋>
    などの著作で多くのヒントを得ました。
    お時間があったら参考にしてくださいね。

  3. 【58059】 投稿者: 愛情  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 11日 15:50

     何度もすいません。でも、スレ主様とお嬢様の会話を見て
    なんて可愛らしくて素敵なお嬢様
    と思いましたので。
    まだ1年生ですよね。とても上手に子育てしてらっしゃるのだなと感心すると同時に
    家の息子にお嬢様の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいくらいとも正直に思いました。
    息子は私の方が、少しぐらい損してもいいじゃない良いことをすすんでやれるように
    なろうねと言っても、みんなもしてないからそんなのずっこいとかなんとか言って
    損することを嫌がります。
     理想どうりにはなかなか子育てはいかないものです。
    スレ主様のお嬢様のような方が将来息子の嫁にでもなってくれたら母として
    こんなに嬉しいことはないんのでしょうが・・・
     素敵なお嬢様にお育てになられて、どうかこのままその美しい心根のまま
    お育てになってあげて下さい。
     それから自分の行為が、相手の悪を増長していまうのか、そうでないのかこの辺はもう少し大きくなって
    人生経験もつまなければ本当にわからないと思います。
    大人でも子どもをどのように育てていいのか試行錯誤なんですから。
    人を導くというのはとてもとても難しい事だと思います。
    ですから、私もスレ主様がいうように、この問題はスレ主様自身の問題で
    お子様自身は全く問題はないと感じました。本当に素敵なお嬢様ですよ。

  4. 【59914】 投稿者: むむむ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 14日 14:30

    くじら軒さま

    三好 邦雄さんの<失速するよい子たち><「まじめな親」の子どもが危ない!>
    という本は、以前、読んだことがあります。
    娘は、小さい頃から、物分りがよかった(良すぎた?)ので
    親としては、いつも心配でした。
    「よい子」「まじめ」がキーワードになる書物は
    目に付いたものは手にしていました。
    よい子を目の敵にするような言い回しに傷つき、
    「だから、私にどうしろというの?」と
    困惑することも多かったように思います。

    <「よい子」が「困った子」になったとき読む本―燃えつきた心を癒す8つの処方箋> は、
    その書名を聞いたので、機会があれば読んでみたいです。


    愛情さま

    いつも、暖かいお言葉をありがとうございます。
    自分自身の問題と、娘の問題は切り離して考える習慣を身に付けたいと
    思います。

    不思議なもので、娘の物分りのよさが問題だと悩んでいるのに、
    「越行」という精神上問題があるような書き方をされると
    「うちの娘は、そうじゃない!!」と声高に言いたくなり、
    「お嬢さんは素晴らしい」と言われると心が落ち着きます。
    結局、親が子どもを見る時は、
    見方に偏りが生じてしまうのだなと、苦笑しております。
    こういったところに書き込みをするのも、
    「あなたの育て方は正しい」と誰かに言って欲しくて書いていたのかもしれませんね。
    ずいぶん身勝手なスレにレスを下さった皆様、本当にありがとうございました。
    また、このスレをご覧の皆様、お目汚し失礼いたしました。

  5. 【60035】 投稿者: 思春期が心配  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 14日 18:20


    親が直接いい子になることを要求しているわけでなくても
    褒められることに快感を覚え、
    色々なことを我慢をしたり、いい子であろうと思ってしまうと思います。
    しかしそれが何かの拍子に崩れた場合、
    学校が嫌になってしまったりということが多々あります。
    本当に大人で、自然体でそうなっているなら良いのですが
    まだまだ小さいお子さんですから、無理をしている部分があるようにも思えます。
    私の娘なら、もっと肩の力を抜いてわがままを言っても良いのだよ、
    弱音を吐いていいんだよと言いたいと思います。
    “いい子”の部分を褒めるのではなく、わがままを言ったり、親を困らせたりしても
    自分は愛されているんだという確信がないと、思春期にも影響すると思います。
    池田佳世さんの“「困った子」ほどすばらしい”という本もお勧めします。


  6. 【60194】 投稿者: むむむ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 14日 23:14

    思春期が心配様

    おっしゃることが、ドンピシャでうなってしまいました。
    これは、私自身のことですが、
    まさしくそれです。
    母から「自分は愛されているんだという確信」がありません。
    いい子だったので、それなりに信頼もされましたし、
    期待通りの子どもであったと思います。
    でも、私が「いい子」でなければ愛してもらえたかどうかの自信が
    全くありません。
    また、思春期に「いい子ぶりっ子」とあだ名され、
    「いい子」であった自分が崩れ去っていくような気がしたこともあります。

    自分のそういう経験から、娘にもある種の危惧を抱いてしまっているのだと
    思います。

    娘をよく知る親戚で、小学校の教師をしている人が、娘が年長の時に
    「こんなにいい子は、2年生の私のクラスにもいない。
    ちょっと、無理をしすぎなんじゃない?」と言われました。
    また、娘はクラスのお友達から、
    「みんなに、そんなに優しくしてつかれない?」という手紙をもらっています。

    ただ、どうすればいいのかが分からないのです。
    私は子どもを叱りませんし、子どもが残した成果について褒めることもありません。
    テストでよい点をとっても、コンクールで賞をいただいても
    結果は褒めずに、その努力を認めるというぐらいです。
    娘は叱られなくてはならないようなことはしませんし、
    都合の悪いことは、「何故そんなことをしたのか」を聞いて、
    「こういうときは、こうしたらよかったのではないか」というように
    別の考え方を教える程度で事足りてしまいます。
    ただ、私のイライラが原因で、怒らなくてもいいことを怒ってしまう
    ことはありますが・・・。
    娘に、「わがままでもいい。弱音を吐いてもいい」と言っても、
    言っている意味がピンとこないのではないかと思います。

    ところで、池田佳世さんの“「困った子」ほどすばらしい”という本は、
    何度か読んだことがあるのですが、
    今読むと、また違った角度から読むことができそうです。
    ちょっと試してみようと思います。

  7. 【60258】 投稿者: 褒めてあげましょう  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 15日 00:41

    ムムム様のお嬢さん、とても素敵だと思います。私も、愛情様が仰るように、
    これはスレ主様の問題であり、お嬢さんの問題ではないと感じました。

    他の人がサボっているのに一人でやること、褒めてあげましょうよ。
    私が思うに、昔に比べて今は要領よくサボる子が多く、それこそ
    正直者がバカを見る、ということが多いようです。大人の世界でも。
    でも、「正直者がバカを見る、ということは正直者は言わない」と
    いう言葉を見て、その通りだと思いました。お嬢さんが、
    「正しさ」を以って他の人を非難したり、それによって友達から浮いて
    孤独に苦しんでいるなら気になりますが、今のお話では心配なさるような
    ことではないと思います。

    むしろ、スレ主様が先走って心配して、お嬢さんの状態を不安なまなざしで
    見ることにより、お嬢さんが窮屈さを感じている可能性のほうが心配です。
    今の時代、子どもについてさまざまな情報があり、「不安の材料」に
    事欠きません。私自身も、そのような傾向があるのですが、子どもを
    まともに育てたいと思うあまり、「不安の材料」を大きく捉えすぎる
    方が結構いるのではないかと思います。少々歪みがあったとしても、
    まずは無事に大人になり、社会に適応していきます。親が子どもを
    信じてどんと構えることが必要かなと思います。(お嬢さんの状態が
    ゆがんでいる、という意味ではありません。)

    テストで良い点を取ったり、入賞したりしたときは、褒めてあげたら
    いいのでは?結果を褒めてもらうというのは嬉しいと思います。
    悪い結果だったときには、結果を責めずに過程に目を向けて…。
    良い結果のときに褒めたからといって、子どもが「良い結果で
    なかったら可愛がられない」というようなプレッシャーを感じると
    いうわけではないと思います。親が結果しか見ないという態度が
    顕著であるならともかく、普通に、良かった結果を褒められるのは、
    お子さんにとって嬉しいことだと思いますよ。


  8. 【60281】 投稿者: ローラ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 03月 15日 01:43

    昔テレビで、大草原の小さな家がやっていて、大好きで良く見ていました。
    優等生の姉メアリーとやんちゃな妹ローラがでてくるのですが、何をやっても褒められる美人の姉が、何かで失敗した話がありました。(大切な試験だったかな?以下細かいところ間違ってたらごめんなさい)
    母親に大丈夫と聞かれても全然平気、あたしちっとも気にしないわ、いい経験だわ、みたいな事を答えて、えらいわね、と言われていました。ここまでは普通の話だと思いました。

    しかし父さんはそのままにはせず、メアリーが本当に平気なのか、と何度も何度もどなるようにたずね、メアリーは何度も同じ事を繰り返したのですが、父さんが「自分の中に弱い心があることを認める勇気を持たず、偽ることは、いちばんいけないことだ」、と諭すと、メアリーは、「ごめんなさい、父さん、あたし本当はすごくくやしかったの」、と泣いて父さんにだきつきました。父さんはやさしくメアリーをなぐさめました。

    子どもの頃の私は、何だか人が適当にながしてる深いところをついたようなお話が作れる人がいることに、すごく感動しました。

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