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【648812】知的で人格者の母親の影響?

投稿者: 考え込む母   (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 01日 23:43

少し重い話題かもしれません。
 
親子版廃止に当たってというわけでもないのですが
常々考えてきたことを書いてみます。
 
私の周りの知的で人格者で子どもの教育にも関心が高く
それでいて勉強だけできればいいと思っているわけではないといった
極めて尊敬に値するお母様がお子さんのことでいろいろ悩みを抱えているという例が少なくありません。
 
思慮深いから悩むのかもしれませんが
たいていそういうお子さんもそれまでは本当に知的で分別もある頭のいいお子さんなのですが何かのきっかけで躓くケースがあるのです。
 
問題がおきてからの対処の仕方も
私から見てえらいなあというものがあり、何でそう言うことが起きてしまったのだろうか
と思うことばかりです。
 
親があまりに偉いと子どもにはその存在自体がかえってマイナスになるのでしょうか。
でもその場合、そういう偉い親が考えれば考えるほど自体が悪くなってしまうのでしょうか。
 
家庭のしつけの責任、などと声高に叫ばれることの多い昨今、
真面目でまともで熱心な母親がますます追い詰められて
その結果として子供にしわ寄せが行くような不安を抱えています。
 
私はこの問題には意外に夫(子どもにとっての父親)の価値観と影響がポイントのような気がしています。
そんなことを考えられたこと、ありませんか?

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  1. 【651187】 投稿者: +胆力  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 05日 09:48

    やる気。。。
    スレ主さんは、母親は人格者程に思える人にもかかわらず、
    子は現実逃避をするケースが少なからずあることを憂いているのです。
    やる気と覚悟が子にあれば、この問題は起こらないのではないでしょうか。



    考え込む母 さんへ:
    ------------------------------------------------------ 
    > 私はこの問題には意外に夫(子どもにとっての父親)の価値観と影響が
    > ポイントのような気がしています。
    >

    だいぶ前だったと思いますが、
    父親が柔軟性にかける場合、母親が板挟みになり苦悩するといった
    お話がありました。
    確かに私の周りを見ても、問題が起きると母親は夫、祖父母(同居)、
    学校から(!)一方的に責められ、否定されるケースが多く、
    ともに問題に向き合う姿勢は残念ながらあまりきかれません。

    スレ主さんがポイントとして考える父親の価値観と影響、夫婦のあり方を
    具体的に聞かせていただけませんか。

  2. 【651328】 投稿者: すごく良くわかります  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 05日 12:20

    この板、色んな方の真剣な気持、考え方が聞けて、本当に勉強になります。
    スレ主様、素敵な板ありがとうございます。


    私も、スレ主様や+胆力様のおっしゃる「父親」という存在は、きっと大きいと思います。


    夫婦、、ってやはりパワーが似たタイプのご夫婦が多いように思います。
    男尊女卑もだいぶ薄れてきた昨今。
    女性に強さや、知力を求める男性も非常に多くなってきている。。。


    そして、そういうガッツのある、パワーのある奥さんの所の旦那様というのは、旦那様もガッツのある方が多いように思います。


    旦那様達には外での仕事があります、丁度子供が難しくなる時期、会社や、仕事でお父様自身も毎日がかなり大変。。そんな中、奥さんに子育てを丸投げにせざるを得ないお父様も多いと思います。
    家にいる時間が、短くならざるを得ないのですから。。。


    決して旦那様が逃げているというのではなく、旦那様もやはり人間、仕事でへろへろな中、強い奥様に生活、子育て全てを任せてしまえる安心感から、結果的に何でもやりこなしてしまうお母様が一人で家庭内の事、子供との関わりを全てこなしてらっしゃる場合が多いのではないでしょうか。


    我が家の周辺は転勤族が集まってる地域です。
    お父様達は企業戦士、そして、35〜45歳ぐらいまでのお父様達は、企業にいる場合、企業内での出世というイス取り合戦の正念場。。。
    お父様自身も「これじゃ、、家族が可哀想だ。。」と思いつつも働かねばならない環境の中で切磋琢磨してらっしゃいます。


    逆に、奥様が、私から見て失礼なのですが、、「あらら??。。」と思うようなお家ほど、旦那様が結構お家に関われる機会があったりして、家族一緒に行動出来る時間も多く、家族仲もよく、昔ながらのちびまる子ちゃんや、さざえさんのように、家族一緒に夕飯、、という家庭が多い。。(つまり、父親力がきっちりと日々子供に伝える事が出来る環境)


    そして、それはお母様もお父様に甘えられる環境であるという事。


    さざえさんのような夕飯を一緒にパパと取れる事の出来る家庭っていうのは家の周辺では、本当に少ないです。
    だから、私の周辺では、母親と言うのは半分父親の役目も果たしてる、、という家庭が多いです。


    心理学系の本で読んだ事があるのですが、私の読んだ本では、
    「父親は理不尽でかまわない」と書いてありました。


    子供の前に「絶対的な権力を持った父親がいる」
    絶対に自分が正しいと思った事でも、母親が同調してくれても、家庭の中では父親が「ダメだ」と言えば、もう、それは「ダメな事」。
    それで良いのだと。。。。


    そして、その【絶対的な父親の権力】を通じて子供は社会の理不尽さや、それにどう対応しようかという社会性を身につけていくのだ。。と。。。


    なるほどな〜と思いました。


    スレ主様がおっしゃる「父親」と言うキーワードは、案外大きいのかもしれませんね。


    知的で人格者である、ユニークでガッツのある母親にしっかりと守ってもらって生きている子供に、母親より、我が子を客観視出来る父親が家庭にしっかりと組み込まれてない場合、子供さんは「+の愛情」のみを感じ取り「愛情があるからこそ、−だ!」と言う理不尽さを家庭で味わう事が少ない。。。


    家庭で味わった事のない理不尽な事が外の世界(友人関係、学校)で起こると、子供は本当にビックリしてしまいますもんね。。。
















  3. 【651365】 投稿者: 考え込む母  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 05日 12:59

    +胆力 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > やる気。。。
    > スレ主さんは、母親は人格者程に思える人にもかかわらず、
    > 子は現実逃避をするケースが少なからずあることを憂いているのです。
    > やる気と覚悟が子にあれば、この問題は起こらないのではないでしょうか。


    私が言いたいことをうまく表現なさってくださって
    感謝します。
    そうなんです。
    ヘンないい方ですが
    母親はやる気十分なのに
    子どもがそれについてこれない、
    はじめから明らかに拒否するならまだ腹もくくれるのでしょうが
    途中までけなげにもついてきて
    やっぱりついていけなくなる・・・。
    ということも背景にはあるのだと思います。
     
    子育てに関して母親がやる気十分と言うのは明らかにおかしいと非難するかたもいるでしょうが
    母親にやる気がなければエネルギーの要る子育てはうまく行かないとも思うのです。
    ですから次のご質問にも関係しますが
    母親の脇に控えている(失礼・・・。)父親の役割は母親のためにまず必要なのではと思うわけなのです。

    >
    > 考え込む母 さんへ:
    > ------------------------------------------------------ 
    > >
    > 私はこの問題には意外に夫(子どもにとっての父親)の価値観と影響が
    > > ポイントのような気がしています。
    > >
    >
    > だいぶ前だったと思いますが、
    > 父親が柔軟性にかける場合、母親が板挟みになり苦悩するといった
    > お話がありました。
    > 確かに私の周りを見ても、問題が起きると母親は夫、祖父母(同居)、
    > 学校から(!)一方的に責められ、否定されるケースが多く、
    > ともに問題に向き合う姿勢は残念ながらあまりきかれません。
    >
    > スレ主さんがポイントとして考える父親の価値観と影響、夫婦のあり方を
    > 具体的に聞かせていただけませんか。

     
    私はいつからか、父親の子育てにおける役割とは
    子どもに直接何をするというよりも
    「母親のサポート」であると思うようになりました。
    それは、母親が主に物理的精神的に子育てに関わっている家庭という前提ですが。
     
    母親の精神状態がよくないと子育てはうまく行かないと思うことが一番の理由ですが、
    両親が一緒になってくんづほぐれつ子どもに関わっていては子どもの逃げ場もないし
    近視眼的な子育てを誰もただす人がいなくなってしまうとも思うからです。
     
    子どもを相手にする世界と
    大人同士の考えを語り合う世界が両方ないと
    行き場のない迷路にはいってしまう恐れを感じるのです。
     
    たとえば単身赴任が長く続くと夫も大変ですが妻も辛いです。
    まめに心掛けないと、どんなに遅く帰ってきてもついでに話ができた状況とは違いますので。
     
    また、この父親が母親の子育てを非難し、自分だけの価値観を直接子どもに押し付けようと
    して、母親にも自分なりの子育てに対する信念がある場合
    子どもは母親の価値観を受け継いでいたらなおさらのこと
    父親の強制を(それがたとえ暗黙のものであっても)いやだと感じるでしょう。
    でも気を遣ったり家庭平和のために
    けなげにもしたがっているというケースで
    これは自分のことだけでなく
    家庭全体に関わる問題になるので
    こどもにとって自分のとるべき道を自由に主張できないと思うのです。
    それだけいい子なのですよね。
    そういうケースで可哀相なことに子どもにどこかでしわ寄せが来ると言うことがあると思います。
     

    例えば父親がエリート志向で母親は少し違う価値観を持っている場合。
    これは結構あると思います。
     
    思うのですがそういう「父親のエリート志向の価値観」というのは学校という場所には
    存在するものでしょうから
    (それが漠然とであっても、教師という像を通してでも、受験という制度そのものに対してでも)
    それを感じた時、どうしようもない混乱が襲ってくるのではないでしょうか。

     

    「よく分かります」様がかかれているように
    例えば、母親が「あれ・?」というような方だと、夫婦の関係に緊張感がなく
    子どもはそこに気を遣わないでいられますし
    父親も大手を振って子育てに関わって感謝されたりするのではないでしょうか。
    本当は賢くとも「あれ?」という母親になってみるというのが、真に賢い母親なのかもしれませんね。


  4. 【651387】 投稿者: 考え込む母  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 05日 13:15

    すごく良くわかります さんへ:
    -------------------------------------------------------
    いつもレスにうなずきながら読ませていただいています。
     

    > 決して旦那様が逃げているというのではなく、旦那様もやはり人間、仕事でへろへろな中、強い奥様に生活、子育て全てを任せてしまえる安心感から、結果的に何でもやりこなしてしまうお母様が一人で家庭内の事、子供との関わりを全てこなしてらっしゃる場合が多いのではないでしょうか。
    >
     
    そのとおりです!!!

     
    >
    > 逆に、奥様が、私から見て失礼なのですが、、「あらら??。。」と思うようなお家ほど、旦那様が結構お家に関われる機会があったりして、家族一緒に行動出来る時間も多く、家族仲もよく、昔ながらのちびまる子ちゃんや、さざえさんのように、家族一緒に夕飯、、という家庭が多い。。(つまり、父親力がきっちりと日々子供に伝える事が出来る環境)
    >
    >
    > そして、それはお母様もお父様に甘えられる環境であるという事。
    >

    これもその通り!!!
    「あれれ・?」という母親という表現、気に入ってしまいました。
    上のレスでまねさせていただきました・・。


    >
    >
    > 心理学系の本で読んだ事があるのですが、私の読んだ本では、
    > 「父親は理不尽でかまわない」と書いてありました。
    >> 子供の前に「絶対的な権力を持った父親がいる」
    > 絶対に自分が正しいと思った事でも、母親が同調してくれても、家庭の中では父親が「ダメだ」と言えば、もう、それは「ダメな事」。
    > それで良いのだと。。。。
    >> そして、その【絶対的な父親の権力】を通じて子供は社会の理不尽さや、それにどう対応しようかという社会性を身につけていくのだ。。と。。。
    >
    >> なるほどな〜と思いました。
    >

    私も「なるほどなあ」と思いますよ。
    でも我が家などは「ダメ!!」と最後に断を下すのは私なんですよ・・・・トホホ・・。
    >

    >
    >
    > 知的で人格者である、ユニークでガッツのある母親にしっかりと守ってもらって生きている子供に、母親より、我が子を客観視出来る父親が家庭にしっかりと組み込まれてない場合、子供さんは「+の愛情」のみを感じ取り「愛情があるからこそ、−だ!」と言う理不尽さを家庭で味わう事が少ない。。。
    > >
    >

    まさに「父親不在」といわれる状況なんですよね。
    母親も辛いんです。
    優しくしたり厳しくしなくちゃならないから・・・。
    前に出ていた「たけし君ハイ」のお母さんは両方備えていましたけど
    夫婦のチームワークがよければ誰がどの役をしても本来いいのかもしれませんね。
    一人で何役は大変ですよね。
     
    そして上のレスにも書きましたように
    夫婦の間で価値観がずれていてそれをお互い譲らない両親だと
    子どもはより混乱しますね。
    親が無視できない存在であればあるほど
    その弊害も大きいような気がします。 



  5. 【651532】 投稿者: わたしのまわりで  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 05日 17:18

    三人のお母さんが息子の不登校に悩んでました。みな、「知的で人格者」、まじめな方です。教育にも熱心でしたが、過熱気味ではないように見えました。
    短い子で2年くらい、長い子で5年くらい、ひきこもりのような状態が続いていましたが、今ではそれぞれに道をみつけて歩いています。
    三人のお母さんたちと話していて「あっ」と思う瞬間がありました。
    最初は「うちの子、どうしよう。落ちこぼれちゃって。もう人生おしまいだわ」という感じなんですけど、だんだん「つらいのは息子だもの」になって、わが子をありのままに丸ごと受け止めるような感じになって(批判とか不安とかがなくなって)くると、やがて、子どもは外に出て行く。
    そのときの表現はいろいろなんですけど。「子どものテンポを無視していた」とか「勉強ができるという価値に自分がひきずられていた」とか。でも、「目の前の現実の子どもを見ないで、大人にとって都合のいい子ども像にひきずられていて、そういう子どもに育てたかった(そういう子どもを持つ親でありたかった)」ことを親(父親も含む)が認めた時に、子どもが変わったという印象を受けました。それと、どのお母さんも、なりふりかまわず悩んでました。

  6. 【652452】 投稿者: 考え込む母  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 06日 22:07

    わたしのまわりで さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 三人のお母さんが息子の不登校に悩んでました。みな、「知的で人格者」、まじめな方です。教育にも熱心でしたが、過熱気味ではないように見えました。
    >今ではそれぞれに道をみつけて歩いています。
    > 三人のお母さんたちと話していて「あっ」と思う瞬間がありました。
    > 最初は「うちの子、どうしよう。落ちこぼれちゃって。もう人生おしまいだわ」という感じなんですけど、だんだん「つらいのは息子だもの」になって、わが子をありのままに丸ごと受け止めるような感じになって(批判とか不安とかがなくなって)くると、やがて、子どもは外に出て行く。
    >  
     
    しばらくパソコンを見る時間がなくて気がついたらこのスレが奥に引っ込んでしまっていました。
    レスをありがとうございます。
    こういうお話を聞くと希望が持てますね。
     
    親が子どもに出来ることはそう多くはないけれど
    大切な存在ということなのだと思います。
    気付かせてくれる一つのきっかけが不登校なのだろうと思います。

  7. 【652478】 投稿者: るる  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 06日 22:18

    ちょっと気になったけど、
    そういうほぼ完璧の子育てをしている方が、
    家庭内ではどうなのか、それだけは蚊帳の外の私たちは分からないですよね。
    叱り方も、ほめ方も違う可能性もある。

    そういう家庭は沢山ありますし、大抵はそうでしょうし。

  8. 【652489】 投稿者: 考え込む母  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 06日 22:28

    いろいろ皆様のレスにまたまた考えさせられ
    パソコンをうっていない間もずっと考えていました。
     
    このテーマにはいろいろな要素が絡んでいて
    育児書どおりに子育ては行かないことの証拠とも思います。
     
    思ったのですが
    子どもはもちろんの事、大人も
    今、みんな、誰かに甘えたいのを抑えて生きている状態なのではないでしょうか。
     
    子どもは親に、
    妻は夫に
    夫も妻に
    親も子どもに(?)

    そして子ども時代に思い切り甘えられなかった人はかなり多いと思うのです。
    日本人特有の価値観や
    忙しい日常、
    みんな甘えることは余計なものと思いがちです。
    子どもは早く(見かけ上)自立するのが素晴らしいことだとされ、
    大人も「自己責任」のプレッシャーばかりが蔓延しています。
     
    でもきっと誰かに甘えること、
    そして甘える人がいること、
    甘える場があること
    甘えられる自分であること
    これらはすごく本当の「自立」のために大切なことなんだと思うのです。
     
    やや偏った見かたかもしれませんが
    私の知っている立派なお母様方は自分も甘え上手ではなく、
    子どもさんもお母さんに甘える感じではありません。
    お母さんのことが大好きで愛情は感じているでしょうが
    肝心な感情を出す練習が足りなかったのかもしれないなあと思うのです。他人に対しても、きっと。
    不登校という形になって思う存分甘えているのかなあ、そんなことを思うのです。
    存分に甘えて安心したらきっとエネルギーが充電されて出て行けるのかもしれないと。
     
    これは母親のせいというわけではなく
    子どもの感情と行動の把握がうまくいっていたかどうかというだけのことかもと思います。
    そして子どものそもそもの性質が大きく関係しているのでしょうし。

    良かれと思って子どもの行動を理解しリードしたつもりの結果が
    実は何かを理解しそこなっていたということも誰にだってあると思います。
    そこでどういうお子さんだったかということが大きく状況に関わると思うのです。
     
    いわゆる、育てやすいお子さんしか育てなかった者には
    (それでも子育てには苦労が伴いますので)
    きっと分からない、「親がどうしようもないこと」というものがたしかに存在するように思います。
     
    また少々書き込みができないかもしれませんが
    何かありましたらお願いいたします。

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