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【80243】父に理解してもらうために

投稿者: 伯母です   (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 20日 14:59

4歳の甥っこが自閉傾向があるということで今医療機関でいろいろ検査を受けています。
3歳を過ぎてもほとんど喋らなかったりで不安に思った甥っ子の両親が医療機関を受診し、
その時の診断で「自閉症ではないけど、自閉傾向」と言われたそうです。

今は療育機関に通所しています。
最近会った時にはお母さんの言葉のオオム返しですが、いろいろ喋るようになっていました。
他人と接触しないかというとそうでもなく、うちの娘達(一回りくらい年上)にくっついて廻ったりしていますが、遊びなどにはこだわりが強くいつまでも延々と同じ遊びを続けさせられたりするので、時々娘も閉口していますがやはり従弟、かわいいようで根気良く相手をしていますし、会うのは楽しみにしています。

問題は私の父、子供たちの祖父なのです。
初めての男の孫で特に期待が大きかったのかもしれませんがこの状態が受け入れ難いようなのです。
孫であるその子のことは可愛がっていますが、その両親に対して「お前達の育て方が悪いからこうなった」とことあるごとに説教します。
昔の「自閉症は親がちゃんとかまってやらないから・・・」みたいな考えに固まっていて甥っ子の両親を責めるのです。
母はいろいろ本を読んだり、知り合いに軽度の自閉症のお子さんがいらっしゃる方がいるので、その方からいろいろ話を聞いて理解しようと努めています。
でも父はそんな母の話を聞こうとはせず「育て方が悪い」の一点張り。
とうとう困った母が「娘のあんたの話なら聞くから、お父さんに説明してやって」と私に言ってきました。
私もこの掲示板をいろいろみて恥ずかしながら初めて「高機能自閉症」などの言葉を知ってネットなどで少し調べてみたくらいの知識しか持ち合わせていません。
でも実家へ来るたびに、つらい思いをしているであろう甥っ子の両親がこのGWにまた父に説教される前に何とか父に少しでも理解してもらいたいのです。
父に説明するために私ももっと勉強しなくてはなりません。
自閉症・高機能自閉症などに関して詳しいHP、体験談などお教えいただけないでしょうか。

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  1. 【80259】 投稿者: つぶやきゴロー  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 20日 15:40


     2〜3日前の読売新聞(朝刊か夕刊かも覚えていませんが・・・)に自閉症に関する
     記事が出ていました。正しい認識が出来ていないという事がメインで、「親の育て方が悪い
     から・・・」という、間違った認識を啓発する内容であったと思います。

  2. 【80263】 投稿者: 理解  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 20日 15:51

    伯母です様

    自閉は、かつての概念からどんどん研究が進んでいる「現在進行形」のものと言っても過言ではない、「傾向」です。なので、渦中にいても、正確に理解していくのは難しい所があります。

    なので、正直な所、お父様に完全に理解してもらうのはかなり至難の技だと思います。そして、それは当たり前ともいえるくらい普通のことです。なので、理解できないお父様も責められるべきではありません。

    まずは、甥っ子さんのご両親(伯母です様のご兄弟夫婦?)がご自分たちで情報を集め、信頼できる専門家と相談しながら、外野(お父様を含む)に惑わされず、進まれるよう、支えて差し上げるのが手っ取り早いかも、と思います。特に追い詰められがちなのは、甥っ子さんのお母様。そして一番身近にいらっしゃる夫さんが理解して支える事ができることが大切です。

    実の父親でも、理解に至るまでには結構苦労します。なので、おじい様ならなおさらです。期待も大きいだけに期待にそぐわない事実を受け入れるのは大変です。

    ただ、折に触れ、甥っ子さんのご両親からだけでなく、支えている周りの人から、「親の育て方」で自閉になる訳ではないことは繰り返しお伝えになることです。あとは、お父様が「信頼できる」と思える専門家から直接説明してもらうとか。

    ウチは、自閉ではないけれど、軽度発達障害といわれている息子がおります。息子の父方祖父(私にとっての義父・別居)の理解を得るのはなかなか難しい所があります。そして、私自身が義父に責められている、と感じる事もしばしばです。でも、わりきって考えています。最終的に責任を持つのは直接の親。おじい様ではありません。

    それにね、自閉とか、軽度発達障害は期待していたことではないけれど、落胆したものでもないんですよ。確かに「しなくてもいい苦労?」と思うこともあしますし、端から見たら、「気休め」と見えるかもしれませんが、息子のお蔭で見方を変えれば人生いろいろ、で、面白い、と思えます。息子の将来が楽しみでもあります。特徴を上手に伸ばすにはどうしたらいいかの試行錯誤の毎日です。もっている「良さ」をなんとか伸ばしてやりたいと思います。

    甥っ子さんに自尊心を持たせること、お母様の息抜きの場を作る事、集めた情報のなかでその時々で「最適」と思える道をえらびながらいくこと、これが基本かと思います。

    将来については暗澹たる思いにうちひしがれてしまうこともあるかもしれませんが、それでも、無理にでも頭を持ち上げて、前を向いて進む事です。
    甥っ子さん自身をとりまく環境如何によって、成長もしていきますし、「有るべき形」にとらわれすぎないで道を模索して行けば、見えてくる道もあります。

    人間誰一人として完全に満足な人間はいないんです。たまたまその特徴が自閉だったというだけです。

    伯母です様のお父様以外の人が甥っ子さんの親を責めることなく支えて行って差し上げてください。

    ネットも探せば、掲示板もあるので、胸のうちを語り合える場所も見つかると思います。まずは、直接かかわる方々が肩から荷物を下ろす事です。背負いこんでは甥っ子さんを受け止めることはできません。

    私は息子の「軽度発達障害」に直面して足掛け8年になります。当初はなにしろ情報を集め、それはそれで、自分を納得させるのに有用に働きましたが、今となっては、情報が無くても、本人をしっかり見つめてまわりがしっかり感じ取ってやる事の大切さを痛感しています。

    長々とすみませんでした。

  3. 【80265】 投稿者: つぶやきゴロー  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 20日 15:52


      ここですね。

      http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050418i206.htm

  4. 【80272】 投稿者: ガアラ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 20日 16:12

    >2〜3日前の読売新聞(朝刊か夕刊かも覚えていませんが・・・)に自閉症に関する
     記事が出ていました。正しい認識が出来ていないという事がメインで、
    「親の育て方が悪いから・・・」という、間違った認識を啓発する内容であったと
     思います。

    ↑つぶやきゴローさんのおっしゃるように、新聞記事というのはいいと思います。
    分厚い本を吸収して、それを他者に噛み砕いて伝えるのは、至難の業です。甥っ子さんに当てはまらない部分もあるでしょうし、別居で孫の日常が身近でなく、反論を是としない頭の固い相手ならなおさら。

    あと、「正しい認識」を受け入れることを無理強いすることで、お互いに煮詰まって疲弊してまうこともあると思います。
    お父様なりに苦しんでおられるのではないでしょうか?受け入れる・受け入れない〜は「正しい認識」を得ることだけでは即、結果の出ることではないように思います。

    妹さんのためには、できればお父様の「説教の場」自体を無くすように工夫されたり、「母親のしつけ云々」の話が出たら、話をそらせたり、それには答えない…などはできませんか?

    時間がかかるでしょうが、少しずついい方向に向かうことを願っています。

  5. 【80494】 投稿者: 伯母です  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 21日 00:13

    つぶやきゴロー様、理解様、ガアラ様 レスありがとうございます。

    >2〜3日前の読売新聞(朝刊か夕刊かも覚えていませんが・・・)に自閉症に関する
     記事が出ていました。正しい認識が出来ていないという事がメインで、
    「親の育て方が悪いから・・・」という、間違った認識を啓発する内容であったと
     思います。

    この新聞記事は私も目にしました。確か「自閉症協会」が行った調査の結果でしたね。
    改めて読み直してみるとやはり年配の方に「親の育て方が悪い」という考えの方が多いそうです。

    甥っ子の母親にとって私の父は「舅」になるので、育て方云々をいわれるのは本当につらいだろうと思います。
    父親の方も言い合いになるのを避けたいのか、正面きって反論するようなことはせず、言われるままといった状態・・・

    >妹さんのためには、できればお父様の「説教の場」自体を無くすように工夫されたり、「母親のしつけ云々」の話が出たら、話をそらせたり、それには答えない…などはできませんか?

    実は父が説教する時はいつも私の一家がいない時(帰った後など)なので、どういった言い方で説教してるのか直接には聞いた事がないのです。
    でも子供の頃から事あるごとに説教されてきたので、父がどんな風にいっているのかはある程度推察はできます。
    次の機会には甥っ子達を先に帰らせるなど、できるだけ説教する場を作らせないようにしようと思います。

    >甥っ子さん自身をとりまく環境如何によって、成長もしていきますし、「有るべき形」にとらわれすぎないで道を模索して行けば、見えてくる道もあります。
    人間誰一人として完全に満足な人間はいないんです。たまたまその特徴が自閉だったというだけです。

    本当におっしゃる通りですね。
    甥っ子もゆっくりではありますが、会うたびに成長しています。
    本当に完全な人間なんていないし、それを求められてもつらくなるばかりです。

    >伯母です様のお父様以外の人が甥っ子さんの親を責めることなく支えて行って差し上げてください。

    おっしゃるとおりこのことだけは常に心しておこうと思います。




  6. 【80591】 投稿者: 晴れ  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 21日 09:37

    伯母です さんへ:
    -------------------------------------------------------
     子供の一人が幼少時同様の診断を受けた者です。子供は現在中学生になっております。

     皆さんが書かれておられるように、やはり年配者には理解することがなかなか難しいようです。私の場合は実父でした。社会的にかなりの地位にあり、また人格も円満と世間から思われていた父ですが、どうしても理解することができなかったようです。正直私自身『尊敬してきたあの父がどうして?!』と思い、今までの父に対する信頼がぐらついたことも事実です。ましてや義理の関係だと「嫁の育て方」にしたくなるでしょうね。(我が家の場合は主人の実家は遠方のため、そちらの方は何とか助かりました。)

     「伯母さんです」さんは本当に優しい方ですね。甥ごさんのお母様もきっと感謝されていらっしゃると思いますよ。
     「自閉的傾向」をもつ子供を育てていると、子ども自身外見的には普通に見えるため、親が世間から非難されることが大変多いものです。特に母親がその矢面に立たされることが多く、正直心身ともに疲れ果てることもかなりあります。
     そのような時、偏見のない目で温かく見守ってくれる人がいることはどんなにか嬉しく有難いことでしょう。その喜びは本当に「伯母さんです」さんが思っておられる以上だと思います。
     
    > 他人と接触しないかというとそうでもなく、うちの娘達(一回りくらい年上)にくっついて廻ったりしていますが、遊びなどにはこだわりが強くいつまでも延々と同じ遊びを続けさせられたりするので、時々娘も閉口していますがやはり従弟、かわいいようで根気良く相手をしていますし、会うのは楽しみにしています。

     自閉的傾向の子は他者とのかかわりを持っていくことが大切ですが、自分の子とは遊ばせたくないと思っている方もかなりおられます。そのような時暖かく我が子と遊ばせてくれる義姉の存在は本当に有難いと思います。同じような子供を持つ母として感謝します。ありがとうございます。

    > 次の機会には甥っ子達を先に帰らせるなど、できるだけ説教する場を作らせないようにしようと思います。

     ぜひそうしてあげてくださいね。年配者は考え方を変えませんし、話がとてもくどくなりがちです。義妹さんはきっと針のむしろだと思います。

     今の甥ごさんと同時期、医師から次のように言われたことがあります。「このようなタイプのお子さんは得意なことと不得意なことの差が激しいのです。得意なことが不得意なことをどこまで埋めていかれるかが大切です。どこまで伸びる素質があるかは今の段階では誰にも正確には分からないと思います。今一番大切なことはお母さんが暗くならず、一番楽な形で子育てしていくことですよ。お母さんの気持ちを一番において、そこから子供さんを育てていって下さい。」
     その頃、子供は4歳でまだ2語文。得意なことは高い所に上ることだけ。不得意なことはそれ以外全部。という状態でした。その頃はネットをしていなかったので分かりませんでしたが、現在ネットでそういった関係のサイトを回ると、どうやら我が子は十分に障害者手帳をいただける段階だったようです。
     小学校入学段階では、周囲から障害児と思われておりました。(顕著だったので。)現在は中学生ですが、同年齢の子よりはやや幼く見えるものの勉強、友人関係ともに普通です。何回か引越しをしたりして以前の子供を知る人がいない状況にあったのも幸いしたかもしれません。(子供の昔について外野から余分な情報が入ってこないという意味で。)
     我が子以外にも、同じような経緯をへて現在傍目には普通になっている子を他にも知っています。案外多いのかもしれません。ただ、子供が自分の伸びる力を伸ばしていく為には、周囲の助けと毎日子供を育てている母親の心の安定が欠かせません。医師の勧めで、心の安定の為に私自身が心療内科にかかり心を聞いてもらっていた期間もあります。どうか、義妹さんをささえてあげてくださいね。「伯母です」さんもご自分の子育てでお忙しい時期だと思います。その中で弟一家の為に心を砕いておられるあなたの優しいお心は、きっと義妹さんに強く伝わっていると思います。

  7. 【81024】 投稿者: まだ、  (IP Logged) 投稿日時:2005年 04月 22日 00:03

    今のところ「傾向」でしょ?
    傾向と言われたお子さんが必ずしも自閉症になるのではないのですから、
    祖父にお話しなくても良かったのではないでしょうか。
    息子も「傾向」と言われましたが今は「普通」ですよ。
    ご両親は気にかけておくべきでしょうが、
    現時点でそれほど「自閉症」に落ち込むことはないと思います。

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