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【95142】娘の嘘

投稿者: ミンミン   (IP Logged) 投稿日時:2005年 05月 21日 10:57

今、小学校5年生なのですが、1年生のとき主人の仕事の関係で地方都市の小学校にいました。
そこで、入学してまもなくから、クラスの男子から集団で
いじめられると言う経験をし、担任の努力によりいじめが収まった
ころ、学校で男子生徒に追いかけられ暴力を振るわれたと、
帰宅して私に言ったのです。
驚いた私が学校に電話し担任に確認して嘘だと分かったのですが、
その後もその嘘を認めようとせず、泣きながら‘私は嘘をついて
いません。‘と訴え続けました。
嘘だったと自白させるのに、色々となだめすかしたり、
たとえ話をしたりと、数時間を要したのです。
担任と相談して児童心理の専門家に診せましたが、医者が言うには
正常の範囲、ちょっと軽く作り話をしてみたら、母親が自分が
思った以上に反応してしまったため、引っ込みが付かなくなった
のでしょう、大丈夫ですと言うことでした。
その後、2年生のときに引越し、順調に3年、4年と過ごしました。
各学年とも担任の子どもに対する評価がすごく高く、驚いていたのですが、
最近、また、作り話をしたのです。
ある男子生徒に馬鹿とみんなの前ではやし立てられ、クラスの皆も
同調して笑っていた・・・と。
以前のことがあるので、何度もそれは本当か、個人面談のとき先生に
相談するといったことを聞いたのですが、‘本当だよ。先生に相談して
よいよ。‘と言っていたのです。

個人面談の折、‘子どもが話していることなので、確信が無いのですが・・‘とその離しを担任にしたところ、全くそういう事実は無いと分かりました。

そして、担任も数ヶ月前から、頻繁にだれだれに馬鹿と言われたとかと言ってくるようになったので、気になっていた。カマって欲しいのかなと思い、気にかけて話しかけたりするようにしたら、そういう傾向は落ち着いたと言っていました。
嘘を嘘とわかってついているなら問題は無いのではないかと担任にも言われたのですが、
本当にわが娘は問題は無いと思っていいのか心配しています。
もしかしたら、私の気を引きたいのでしょうか。
家が自営で忙しく、その点を私も気をつけて接してきていたのですが、
やはり、もっと、私のほうで子どもに気にかけているんだと言うことを
分かるように示すべきだったのかとか、下に歳の離れた妹がいて、
どうしてもそちらに比重が行ってしまうので、そういう点が悪かったのかとか
色々、思い悩んでしまっています。
専門家への相談も考慮したほうがよいのでしょうか。

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  1. 【96147】 投稿者: 〆られた後ですが  (IP Logged) 投稿日時:2005年 05月 23日 02:29

    ミンミンさん、すみません、〆られた後なのですが、
    どうしてもお嬢様のことが気になって出てきてしまいました。

    お嬢様の嘘は、あくまで被害者としての立場としてのものだけということですよね。
    嘘の範囲は、そのようなことに限定的ということでよろしいのでしょうか。

    もし、そうだとしたら私にはどうしてもこの部分が気になるのです。
    嘘というのは、通常嘘を言う本人は事実を認識していながら、
    他人に事実を誤認させようという行為です。本人の事実認識も違っていれば誤認です。
    ただ、子供の場合、特に低学年の場合、”こうだったらいいのにな”という願望が
    子供の中では、事実とごちゃまぜになってしまう場合があると耳にしたことがあります。
    例えば、ありもしないことまで事実を脚色してしまうことなどです。

    私がどうしても気になったのは、1年生の時の男子によるひどいいじめが解決した後に
    嘘が始まったことです。彼女がその後言い出したことは、いじめられていた時に
    言うべきことでした。しかし、いじめられていた時、彼女はそれを表現できなかった。
    それは、決してお母さまが忙しくて、お子様に意識が十分いかなかったからなどという
    理由ではないように思います。もしかしたら、微かに彼女は、自分の身の問題を
    表現していたかもしれませんが(事実、お母さまに少し話しています)彼女は
    十分にその時点で、そのことに向き合う勇気を持ちえなかったのかもしれません。
    自分を十分表現できなかったのかもしれないと思うのです。

    何故、私がこのことを問題に感じるかと申しますと、私自身同年齢で非常な恐怖体験をしました。
    その体験が、日常とかけ離れ、怖いものであればあるほど、その時、心が動かない状態に
    なるということを身をもって知りました。
    この場合、日常とは、親に愛され保護される世界です。
    自分の存在を否定する存在のいない世界です。
    通常は、ここから、失望しながら、ゆっくりと外部の世界の仕組みを知っていきます。
    しかし、それが一気に来た場合、まだ、自己認識、非自己認識の弱い幼い子供は
    どうしてよいかわからない混乱だけに支配されてしまうことがある気がします。
    混乱と言っても、動的なものでなく、頭が真っ白になるという類です。
    助けを求めれば良いということさえも思いつかない精神状態が、私にはありました。

    私は、皆様が仰るようにお母さまに振り向いて欲しいという気持ちでお嬢様は嘘をついている
    のかもしれないと思います。
    ただ、専門家でもないおばさんのたわごととしてでも、別の角度の話を耳に入れていて
    頂くことは無駄ではないだろうと思い、思い切って投稿させて頂いております。

    私が、一番危惧しているのは、お嬢様の意識の中に、1年生の時の恐怖が、いまだ解決できない
    問題として残っているのかもしれないということです。お話から察しますに、他のクラスの
    父兄が動くほどですから、軽いいじめではなかったようです。
    大人さえ知らない事実というのも、あったことでしょう。
    上の繰り返しになりますが、時に子供は恐怖への対応の仕方を知りません。
    たとえ、事実が解決したとしても、自分の力で解決したのでない限り、自分の(解決能力への)
    不信感が残る可能性があると思います。
    と動じに、この世界がパラダイスではないことを知るのです。
    これらのことだけでも、子供には相当な負担です。
    大人は、忘れさせようと善意で努力してくれますが、忘れられるものではなく、逆に、
    時とともに、心が動き出し、事実がよりよく認識され恐怖の意味がわかります。
    一見、忘れたように見えても、解決できない問題として心の奥に残り続ける可能性があるのです。

    これは、多分PTSDのひとつなのではないかと思っています。
    もし、そうならお嬢さまの嘘は嘘ではありません。嘘という形をとった、症状です。
    嘘として対処して解決できる問題でもなく、また淋しさが満たされれば解決されるという問題でもなくなります。
    小児PTSDの専門家は日本にいらっしゃるのでしょうか。
    もしいらっしゃるならご相談するのも場合によっては有効かもしれないと思います。

    もし、私の話に、何か少しでもひっかかるところがあるのでしたら、
    そのような専門医を尋ねるか、関連の本をお読みになってはいかがでしょうか。
    母の直感というのは大切だと思います。
    いずれにせよ、本格的な思春期に入る前に、問題が出てきたことは非常に幸運だと思います。
    人を陥れる邪悪な嘘というものもありますが、子供の嘘は痛みだと思います。
    訴えだと思います。
    お嬢様は、今でも怖いのかもしれない・・・・もう恐怖の事実はないことは、
    わかっているのです。でも、恐怖だけが心の中にいついてしまった。だから、困っている。
    良かったら、この面からも考えて見てください。

    おどしてしまったら、ごめんなさい。
    私は、自力の克服でしたので、非常に時間がかかりました。
    万が一、同様のものを抱えていらっしゃるのでしたら、
    私と同じ長い道を歩んで欲しくないと思いました。
    私が全くの見当違いの可能性も高いです。そこは、どうかお許しください。

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