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【1226615】高校での物理の履修率が低いのはなぜ

投稿者: 地方出身者   (ID:7LRR4tNyf4c) 投稿日時:2009年 03月 15日 16:29

立花隆さんが書いた記事を読んで、物理の
履修率がとっても低いことを知り、改めて
いろいろ調べてさらにびっくり。

物理を履修せずに大学の工学部に進むような事態になっているんですね。
立花さんや江沢洋さんが書かれているように物理は理系の基本です。
数学で三角関数や虚数を習うのも、物理で使うからでしょう。
化学や生物だって量子力学の基本ぐらい理解してないと、
分子軌道や電子伝達系の理解が難しいんじゃないかなぁ。
一般生活でも、放射線や放射能に対する怖さとか理解できないと
思うんだけど。

原因は物理を知らんどこかの官僚どもが決めた指導要領だそうですが、
この低い履修率には危機感を感じざるをえません。
これじゃ第二の益川さんや小林さんは出ないでしょうね。

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  1. 【1306006】 投稿者: 何処の工学部?  (ID:ZVo8hjriVJU) 投稿日時:2009年 05月 27日 10:41

    土曜の休みについて
    あれは世間並みに先生方も週休2日制をやりたかったためなのでしょうか?
    私はそのように思っています。
    今世間は平日に休みを取る人も多い。
    土日に出勤する人も多い。
    労働は平日とは限らない。
    時差出勤する人も多い。
    しかも公立高校では非常勤の先生も多い。
    先生の側にいろんな勤務日、勤務時間を設け、生徒には月曜から土曜まで7時間授業を組ませるという方法は取れないのでしょうか。
    生徒にも週休2日を与える必要はないと思う。
    いまは親の働き方がさまざまで、土曜日勤務の両親を持つ家庭も多い。
    何も子どもだけ休ませなくても良い。
    かえって学校があるほうが喜ばれる。
    まして高校生なんだから、親の休みの日に家族団らんしないでしょ。
    どうせカラオケに行くなら、登校させれば良い。
    教員の数を増やして、交代勤務にすればできるでしょ。

  2. 【1306792】 投稿者: 地方出身者  (ID:7LRR4tNyf4c) 投稿日時:2009年 05月 27日 22:46

    > 今は、回路の設計方法も全く変わりました。昔はロジックICを複雑に組み合わせて
    > 神業のような設計をしていましたが、今はVHDLとかを使って、言語で設計してますから。
    > 回路図を見ても何も分かりません。

    VHDL:VHSIC Hardware Description Language ですね。最近は、
    VHDLの他にVerilog XLやSystem Cも使うようです。
    ゲートレベルのシミュレータなら日本産のVELVETが世界最速かつ
    最大取扱規模を誇っていましたが、VHDLやVerilogXLでは
    米国産が席巻してますね。

    まぁ、何を持って回路図と呼ぶかは時代によって変化してますからねぇ。
    クラゲの回路図ったって、シリコン上にクラゲがいるわけではないし。
    (すいません、クラゲったって関係者以外にはわからないですよね。)

    まぁ、技術が変化するのは当たり前で、どんどん複雑化してるのに、
    学校の教育時間は土曜休日の影響で少なくなってるのは問題ですね。
    だったら、平日の授業時間を増やせばよかったのに。

  3. 【1306796】 投稿者: トホホ  (ID:nzpovaa9WqU) 投稿日時:2009年 05月 27日 22:49

    ちょっと違うなさん、ありがとうございます。
    >この世代の方(現在、40歳代半ば~50歳代前半)は、日本の歴史上、もっとも手厚い理数教育を受けた世代と言われています。
    まさにこの世代ですね。ラッキーでした。
    物・化・生・地の各Iくらいの知識って、一般教養として、知ってた方がいいのにね。


    週休2日は、公務員が大企業並の休日を確保するために、導入されたのであって、ゆとり教育は建前でしょう。

  4. 【1306867】 投稿者: ちょっと違うな  (ID:AZkKFl56njU) 投稿日時:2009年 05月 27日 23:44

    私は、日本の場合、土曜日も授業をやって、その分は、理数教育をしっかりやることが望ましいと思っています。
    科学技術立国というからには。



    ただ、先生方の完全週休二日制は、ILOの勧告など国際的な流れがあってのことで、「大企業と横並び」ということでもないと思います。
    もっとも、教職員労組が、週休二日を勝ち取るために、運動していたことは確かですけれど。


    私は、数年間海外にいて、その経験上のことですが、欧米の学校は、完全週休二日制ですし、先生の労働時間は日本よりも少ないように感じました。



    教員は、できるだけ正規職員であるべきだと思います。正規教員が足りないからと、安易に非常勤講師を頼るようではいけません。
    今日の朝日新聞に、非常勤講師の先生の投稿がありましたが、生計を立てるのがやっとという感じで、派遣職員やフリーターさながらの悲惨な境遇です。
    ですから、仮に非常勤講師を導入するとしても、定年で引退されたベテランの元教員や、あるいは教職志望の既に教員免許を持っている大学院生など、生活が安定している方や、正規教員となるまでのキャリアパスとして非常勤講師を考えておられる方が良いと思います。



    一番良いのは、正規職員の先生を充実させることですが、公立校の場合、公務員の大幅増員になってしまうことことから、世論の支持を得られるかどうかだと思いますが、今の地方の財政状況を見る限りは、難しいような気もします。



    私は、「ゆとい教育」の全てを否定するつもりはありません。
    総合的な学習の時間のように、課題研究を行ってレポートを纏めたり、プレゼンテーションを行うことは良い経験になるでしょうし、学習することのモチベーションのアップにも繋がると思うからです。
    ただし、小学生には早すぎるような気もしますし、課題研究などは、指導者の力量が相当に問われることなので、クラス担任一人が、多種多様なテーマが出てくるクラスの生徒全員に目配りして、実のある指導をするのは困難でしょう。



    だいぶ話が逸れてしまいましたが、夢ばかり語ってもしょうがないので、現実を見て(妥協して)対策を講じるなら、少なくとも、理系については、大学1、2年の時に、物理をはじめ、自然科学の教養を、70年代の高校の理系クラスを卒業した程度には身につけさせる必要があると思います。
    はっきりいって、理系は、文系よりも何倍も勉強しなければなりません。修士を出ることがあたりまえになりつつあり、就学期間も長期化しています。
    だからこそ、修士レベル、博士レベルそれぞれに応じて、その努力が報われ、然るべき貢献の場が用意される社会保障の制度が必要だと思っています。



    そうすれば、物理離れは、大学学部段階にはなりますが、解消できるでしょうし、理工系人材の劣化を防ぐことができると思います。

  5. 【1308020】 投稿者: トホホ  (ID:nzpovaa9WqU) 投稿日時:2009年 05月 28日 22:49

    >私は、数年間海外にいて、その経験上のことですが、欧米の学校は、完全週休二日制ですし、先生の労働時間は日本よりも少ないように感じました。
    私も1年くらいアメリカで生活したことがあるのですが、アメリカは遊びにお金がかからないですよね。土日は高校のテニスコートが無料で使えるので、毎週テニスをしてました。アパートにもテニスコートがあったし。もちろん無料。仕事から帰って、食後にテニスって、日本じゃ考えられない。(思いっきり脱線。)

  6. 【1310258】 投稿者: 地方出身者  (ID:7LRR4tNyf4c) 投稿日時:2009年 05月 30日 17:55

    今日、時間ができたので、大きな書店に行って理工学書のコーナーを
    見ていたら、面白そうな書籍がいろいろと並んでいました。

    とくに「ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~」には
    思わず笑っちゃいました。興味をひかせようと出版社側も
    工夫しているみたいです。
    こういう本をきっかけに物理に興味を持ってくれる人が
    増えるといいんだけどなぁ。
    ただこの本だけで量子論が分かるとは思えないけど。

    あとはランダフ・リフシッツの小教程の力学・電磁気学が文庫になっていたり、
    πを100万桁印刷したものが出版されていたり...

  7. 【1310446】 投稿者: 理系女子の母  (ID:Eb4JeyJcBQ2) 投稿日時:2009年 05月 30日 21:58

    「元素周期・萌えて覚える化学の基本」というのがあります。
    けっこう有名な漫画家さんが絵をかいていらっしゃるそうで、
    今、子どもの学校で回し読みしているようです。
    「ねこ耳~」も見せてもらいました。
    共学校なので、「アニオタ(アニメオタク)に間違えられたら困る」ということで、
    仲良し理系女子の間だけて回しているようです。

  8. 【1313774】 投稿者: 大学の反省  (ID:SnWnekXQY4g) 投稿日時:2009年 06月 02日 21:36

    ttp://www.yomiuri.co.jp/book/review/20090601bk02.htm
    >著者の三つの提言――〈1〉古典を中心とする教養教育の高大連携、〈2〉高等教育への公的予算の増加と優れた私学への支援強化、〈3〉文化の伝達者としての「教師」の職務再編――は一見地味だが、思想性と戦略性、理想と現実の双方を見据えた極めて重いものである(ちなみに日本の高等教育への公的支出の低さは先日発表されたOECDの報告書でも問題視されている)。


    高等教育への公的支出を増加させられるかはともかく、連携だとかオープンキャンパスだとかで、面白く科学史を高校生に伝えるなりすることによって、工学の位置づけがどんなもので、これからどうするべきなのかをそういう取り組みで考えられたらいいんですけどね。

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