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投稿者: 大変です。 (ID:AiX1MNwNdF.) 投稿日時:2009年 10月 15日 12:37
民主党政権が導入する新たな教員養成制度の概要が分かった。大学院修士課程(2年)の修了を教員免許取得の条件とし、養成課程は計6年に延長。教育現場で実習する総時間を現行の2~4週間から1年程度に増やす。また、10年程度の現場経験を積んだすべての教員が、大学院などで1年程度研修を受け「専門免許状」を取得することを事実上義務化する。早ければ11年にも関連法案を成立させ、新制度に移行する。【加藤隆寛】
鈴木寛副文部科学相は14日の政策会議後、報道陣に「来年度、教育現場と教員養成現場から意見を聞き、相当精力的に検討する。拙速にはしない。教員に不安を与えないようにしたい」と話した。
10年ごとに教員に30時間の講習受講を義務付ける教員免許更新制度は、今年度スタートしたばかりだが、新制度移行後は専門免許制度に吸収される。鈴木副文科相は「(受講の実績は)専門免許取得時に単位換算するなどの配慮をする」との方針を示した。
新制度の核になるのは全国24校の教職大学院。教育学部だけでなく他学部卒業生も受け入れ、実習を中心とした2年間のカリキュラムを組む。
教育現場での実習は大学1年の段階から長期的に実施できるか検討する。「小1で出会った子が小6になるまで成長を見守るのが理想」(鈴木副文科相)という。
教職大学院は現職教員再教育の場にもなる。専門免許は「学校経営」「教科指導」「生活・進路指導」の3種を想定し、各コースで高度な実務能力を養う。文科省は47都道府県に教職大学院を最低1校設置したい考えで、指導教員確保や能力向上、カリキュラム見直しなどを急ぐ。来年度実施予定の更新講習は縮小せず、3コースを意識したものへの変更を促す。
民主党は「教員の質と数の充実」をマニフェストに掲げたが、教職員定数について文科省は、来年度概算要求に5500人の増員を盛り込むことを決めた。前政権下で8月に行った要求と同じ人数。今後、11年度以降の大幅増員と少人数学級の実現を目指し、複数年度にわたる定数改善計画を策定し、採用のあり方も抜本的に見直す。
◇教員志望学生や教育委員会から懸念の声
教員養成期間の2年間の延長には、教員志望の学生や採用する側の教育委員会などから「負担が大きい」「教員希望者が減るのでは」と懸念する声が上がっている。
早稲田大学の教員志望者でつくるサークルの代表で、教育学部3年の豊田昂希さん(21)は「6年間に延ばして何を学ぶことになるのかも、はっきりしない。現在の学部の教育の質を高めることが先決ではないか」と疑問を示す。同じサークルで1年の柴田直樹さん(20)は「経済的負担が増えることが心配。金持ちだけが先生になれるということになれば問題だ」と指摘する。
東京都教委も「採用後4年間、一人前の教師に育てるための独自の研修システムがすでにある。今のままで十分」(選考課)と延長に否定的な立場。団塊世代とその直後の世代の教員が今後10年間、毎年2000人以上退職する都教委にとって、教員の確保はただでさえ懸念材料だ。「教育学部を避けたり、教員になることをあきらめたりする学生が増えれば元も子もない」と語った。
鈴木副文科相は、志望者が減少するとの指摘に対し「今は年10万人強が免許を取得し、実際教員になるのは2万人強。6年制にすればより強固な意志を持った人たちが教員を目指すことになり、実習で受け入れる側の熱意も高まるだろう」と説明している。【井上俊樹】
◇日本教職員組合委員長は賛同
民主党の支持母体の一つでもある日本教職員組合の中村譲・中央執行委員長ら幹部が14日、川端達夫文部科学相ら文科省政務三役を表敬訪問した。
終了後に会見した中村委員長は「教員の質は、現場で鍛えられることと研修制度、採用や養成のあり方で、総合的に作られていく。免許更新制で作るものではない」と述べ、民主党の改革案に賛同した。
また「意見を何が何でも聞けという態度は取りたくない。『ワン・オブ・ゼム』の現場の意見として受け止めてほしい」と文科相らに伝えたことを明らかにし、一定の距離感を保っていることを強調。中川正春副文科相は「ベタベタくっついていくのではなく、緊張感を持ちながらやろうと確認できた」と話した。【加藤隆寛】
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【1467093】 投稿者: センセイ (ID:brWOz7yHzRM) 投稿日時:2009年 10月 15日 15:22
主人は四大卒、第一種免許で、小学校教諭。
私は短大卒、第二種免許で、元・小学校教諭。現在、社会復帰不可能な主婦。
小学生の娘、現在の夢、小学校の先生。
私の地元の採用試験は私達の頃と違い、現在、十倍近くの競争率。ただ単に、子供が好き!だけじゃ先生にはなれないのよ、頭もよくなきゃあね、と娘には言っておりますが…。
六年間も大学に通わす??医・歯・薬でもないのに?
そんな教育費、どこから捻出すればよいのか…。
娘を持つ親としては、やっぱり、結婚もしてほしい!六年間・・・、婚期を逃してしまいそう・・・。 -
【1467928】 投稿者: あひゃ~ (ID:OhzP5ARDcaU) 投稿日時:2009年 10月 16日 02:46
あひゃ~は、教員の免許更新制に意味を認めないから!
廃止されても!良いと思うけど!!!
教員養成課程に!6年を求める事には!
激しく反対します!!!
問題は!
現行公立教育で!
OJTが!
有効に機能出来ない事にあるの!!!
教育公務員が!派遣社員の様に!
学校をローテーションするから!
その学校の生徒専用のノウハウが!
蓄積出来ない!!!
教員間の平等を目的として!
その学校の生徒に対する!
専門性を拒否して居るの?
しかも!
学校の運命と!
自らの雇用が!
リンクして居ない!!!
学校が崩壊しようが??
御自分は!他校に赴任すれば!無問題!!!
そもそも!
大した知能は不要な!教職に!!!
院卒を?条件にすれば???
供給不足から!
教員人件費が!
高止まりする事は!!!
当たり前!!!
これを!日教組のお手盛りと言わずして!何と言う??? -
【1468304】 投稿者: 私立の先生かわいそ~ (ID:ofXd0CcSPM2) 投稿日時:2009年 10月 16日 11:57
教育大学院は、職員の先生はともかく講師の先生方は自費でいかなくちゃならないのかな。
一家の大黒柱が一年間無給となると普通のご家庭では生活できないと思います。
それとも職員、講師ともにお給料払いながら大学院へ出してあげなきゃならないのなら
学費があがっちゃいますね。
公務員先生は、お給料と学費が税金から出るのでしょうね。
そしてこれから先生になる人はお金持ちしかなれないのですね。
だれもそこまで求めていないと思いますが。 -
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【1468617】 投稿者: ほんと (ID:AeeHcH4bwv6) 投稿日時:2009年 10月 16日 16:48
まじめに学習し、一定以上の成績をおさめた学生は、教師になるための大学院学費は国費負担、とかってしないと、おかしいんじゃない。
でもそんなじゃ、お金(国の)がいくらあっても足りないよ。
そうそう、現場で教師を育てる力がないことのほうがよほど問題。
私が子どもの頃、若い先生はベテランの先生にかわいがられていましたよ。
その育てられた先生が、次世代を育てないで、もうすぐ退職しちゃうことが問題だと思う。
医者、薬剤師は6年だし、理系進学者、法律家、そして先生も?なんでもかんでも大学院に行かないとそれも自腹で、っていうんじゃますます少子化に傾きます。
うーん、いろいろ矛盾しすぎてます。 -
【1468737】 投稿者: 先生も6年! (ID:WxyvkcGSdUM) 投稿日時:2009年 10月 16日 18:41
今より充実した実習をしてから世に送り出すためには4年間では時間が足らないといわれればそうなのか!いいじゃんと納得。
教師は職場結婚による高給ダブルポケット家庭が多いといううわさを耳にすれば、教師の子は経済的にも、家庭環境的にも教師になりやすく、なんかずるいかもと僻み。
採用前に向き不向きをじっくり吟味するための長期実習期間が必要といわれればその通りと納得。
実習中に先様との相性で校長に気に入られ、縁故採用的なものが横行すれば、ますます教育界が人脈重視の閉鎖社会にならないかと心配。
大学は研究するところで教員にはむしろハウツー指導の職業訓練校が必要ではないかと思ってみたり。
庶民の師となるのだから、一般庶民より高学歴であるという鎧がモンスターPを操縦するために必要なのかと思ってみたり。
しかし何とか4年間を充実させていただいた方が、親の負担も少なくて良いけど、社会のためにも良いのではないかと思う。
教師希望者の大学院在学中の2年間、社会は年金掛け金を猶予し、勤労による税収を棒に振ることになる。
そして高学歴が必ず良い教師を育むというふうに感じられない。
短大卒でも良い先生はいたし、教頭試験に夢中な勘弁してもらいたい高学歴先生もいたから。 -
【1469422】 投稿者: 魂亡きお陀仏 (ID:tQDDSF9qn7I) 投稿日時:2009年 10月 17日 09:44
とどのつまりは教員養成大学教育のシノギというか仕事を増やすだけだろう。ゴミ同然のアホンダラ教の布教。
象牙ならぬ無能の塔にしか住めない曲学阿呆の徒の戯言を2年余計に聞いたって万害あって一利なし。
そんなことより、民間企業や自衛隊で研修させる方がよっぽどまし。
生活保護者かヒモみたいな連中に社会人が育成できるかい! -
【1469591】 投稿者: ポケ (ID:3PS/ZM3LYAQ) 投稿日時:2009年 10月 17日 13:00
息子は国立大学教育学部附属の中学校に通いました。大学の方から時々、学部の先生が中学校まで来ていろんな講義をしてくれたそうですが「どれもこれもすごく退屈」だったそうです。
中学生の気持をひきつける講義ひとつ満足に出来ない教授陣が、何年間教えたところで魅力的な教師を育てられるとはなかなか思えないのですが。
また、採用試験に合格するまで、何年間か公立小中学校で臨時の講師をする人もけっこういます。講師であっても、熱意のある良い先生も少なくありません。でも、6年間も大学に通わされたあげく、さらに先の見えない生活を何年も強いられるとなると、そういう人達の熱意もくじけてしまうのではないでしょうか。
最終的に教師になれなかったとき、無駄になる年月が長すぎると気の毒です。
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