マルチリンガルを目指せる女子校
バッハをやらせてもらえない
娘は幼稚園のころからピアノを習い始め、現在中3になります。
何時間も弾いているというタイプではありませんが、レッスンには必ず練習していきます。
ふつうにバイエル~ブルグミュラーを経て小3ぐらいでソナチネに入っており、そんなに進みが遅いわけでもなかったと思うのですが、これまでにバッハを弾いたのは、ソナチネアルバムのプレリュードだけです。
私自身、趣味コースのピアノ経験者ですが、インヴェンションは中学の時に全曲やりました。
実は昨年、しびれを切らして「バッハはやらないのですか?」と先生にやんわり聞いてみたのですが、「難しいので…」と流されてしまい、そのままになっています。
先生ご自身は音大を出られていて、演奏力も指導力もおありだと思いますが、いまだにレッスンでインヴェンションをやらないのは、どのような理由が考えられるでしょうか?
バッハをやらないという指導方針もあるのでしょうか?
ポリフォニーの受け入れは、小学校四年生までに決まると音大在籍時代に聞いたことがあります。
他の方も書いておられましたが、インベンションに入る前に、もう少し簡単なポリフォニーの曲を一冊こなして2声、部分的には3声にも慣れてからインベンションに小学校4年で入るというのが最良かなと個人的には思います。
難しいから…という先生のご説明を読むと、バッハを理解していないように感じました。
ポリフォニーの曲と、ホモフォニーの曲は根本が全く違っています。
難しいのではなく馴染みがない訳ですから、早くポリフォニー脳を作ってあげることが重要だと思います。
音大に開離の聴音が入試にある大学がありますが、これはポリフォニー脳を持っているか否かの判断に使われているのかなと思っています。
バッハを数学的に説明できる先生に師事できると幸運なのですが…。
スレ主さんが、具体的に突っ込んで聞いてみられて、先生が答えられないようでしたら、そちらのお教室は辞めた方が良いかもしれません。
プレリュード一曲を発表会などで弾いて、それを足がかりにポリフォニーの曲へ入っていくという指導はスタンダードですが、それでもないようなので。
プレインベンション→インベンション→平均律みたいな流れでしたよね。
音大受験をお考えなのでしたら、そのことも踏まえて先生にご相談されるといいと思います。
この先も趣味で続け、バッハをやってみたいならそれもまたその旨先生にお話されたらと思います。
小学校3年から中3にかけて、モーツァルト、ベートーベンやショパンまで、平均的にやっているのなら、おそらくインベンションはわりと容易に弾けると思いますし無理やりやらなくてもよいのかなと思います。
ようは本人の興味や好き嫌い、もあります。
ただ、モーツァルトやベートーベン、ショパンは随分バッハを研究して土台としていますので、これから興味があるならさかのぼればいいと思います。
みなさま書かれていますように、和音でフレーズ進んでいくとき、これらの楽曲は高音、中音、低音のどの声部を強調するか、縦軸でなく各声部の横軸で進めていくかなど考えた場合、たしかにインベンションや平均律は十分学習するに値するものと思います。