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投稿者: ハテナ (ID:ubIXONy3BIw) 投稿日時:2009年 10月 21日 23:39
小学校での話です。
クラスの違う子からいじめにあった場合、その子の親に注意してもらうのは
そんなに難しいことなのでしょうか?
初めてではないので、今回は親御さんに言っていただきたいと申し出ました。
前回は、いじめた子のクラス担任(学年主任)の先生が、子供たちを呼んで話を
聞き、注意してくださいました。
しかし、また同じことが起こったので、息子のクラスの先生にお願いしたところ、
「親御さんに言って、直るでしょうか…」と、後ろ向きなお答えでした。
前回、子供たちだけ呼んで話をしていただいて、また同じことが起きているのですから、
相手の親への注意は、それほど難しいお願いではないと思っていたので、正直驚きました。
先生は、子供が本当に好きなんだなぁと思える、いい方です。
大らかで、それでも厳しくしなければならないところはきちんとわきまえていて、
高学年を任せても大丈夫。いい先生に恵まれたなぁと思っています。
しかし、今回ちょっと「ハテナ?」と思いましたので…。
どうなんでしょう。
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【1480758】 投稿者: えーと (ID:XpoYupMzp6I) 投稿日時:2009年 10月 26日 07:16
ハテナさん
昔から、いじめっ子というものは、大部分が、たぶん「おもしろいから」いじめをするんです。
ねこが食べる気がないとかげなどをいたぶって転がしているのを見たことがありませんか?
あれってたぶん面白がっているのかなと思ったことがあり、あれっていじめに似てるなと思ったことがあるのです。
多少人をからかって、ふざけるレベルだったらある程度はありますね。
テレビ番組の影響も多少あります。
ふざけるレベルをごっちゃにして間違えてる子ってけっこういると思いますよ。
ふざけあいは両者了解のもとであるのが原則だと、私は子どもによく言います。
それがどちらかにとって負担なのであれば、それはふざけあいじゃないよと。
大人になる間での間に、人の心の痛みというものについて気付かなければなりません。
そういうことをしないまま大人になってしまうと、人をいじめるおとなになりかねない。
普通、かわいそうだなという気持ちになったり、自分の身にそんなことがおきたら・・・と考えてみたり、罪悪感にかられたりして、そういうことはしないもの。
そういう子は、自分勝手、自己本位に育ってしまっているために罪悪感が薄い子になってしまっています、人の不幸がおもしろいのです。そういう悪魔のような自分に酔っていて、それが格好よく感じるのです。
人をさげすむ、陥れる、ことによって、自分が上に上がることができる、この図式は大人の世界でもあります。
大人だったら、上手にそういう人とのつきあいをやめたりすることも可能かもしれませんが、子どもは学校からはなかなか逃げられません。だから大人ガ気付いてあげたい。
そういう子を変えるには、その子自身がいじめられて、いじめられる側の気持ちを自らが知ることだと思います。
私がいじめる側の子どもの親なら、病院に連れていくまえに、いじめられて死んだ子の恨みの手記でも読ませるでしょう。
それを読んで、もし含み笑いでもしようものなら、我が子を思いっきりぶったたいてののしると思います。お前は人間の恥だと。病院に連れていって、他人に任せたりはせず、、まずは親の責任として、親の信念、思いのすべてを、子どもにぶつけます。
もしそんな風に子どもを育ててしまったとしたらですよ。
自分の子以外でも、意地の悪いことをする子がいたら、その場でずばっと、
「ずいぶんひどいことするんだね。そんなことをして心が痛まないなんて、ずいぶん冷たい心なんだね」とずばっと言ったことがあります。
そういう子は、自分の行動を何とか正当化しようとしますよ。
「だってさー・・・・」
そういう理論はその場でがらがらに崩してあげます。
あなたがやってることはひどいことなのよと
大人としてズバッと責めます。
結局は自分のしたことのひどさを認めざるを得ない状況にさせます。
自分が口にしたこと、やった行動の責任は自分が追わなければならないのです。
その報いは自分でおわなければならない。
きびしいけれども、私だったら大人としてそういいます。
いじめは決して正当化はしないこと、これがいじめをさせない基本だと思っています。
いじめに対して大人がやるべきことは、いじめている子どもには「そういう行為はひどい行為なんだ!」と徹底的に非難し、いじめられている側の子どもは、しっかり守ってあげて救ってあげる、今後そうならないように見守り、自分を守るすべを指導する、いじめられている側にいじめられる原因がある場合もあるとは思いますが、それを言わず、決していじめを正当化せず、いじめられないようにする方法を、一緒になって考えてあげます。
どんな理由があろうと、いじめていいわけはない。
いじめっこは、親から言われたくらいでは変わりません。
そういう子の親は、間違いなく問題アリのいじめっこ親です。
親がいじめっこに育てたわけです。
普通、成長する過程において、少しずつ生まれるはずであろう罪悪感が生まれないような冷酷な心の子どもに育ててしまった親なわけです。
子どもは親の背中を見て育っています。
世の中の大人を見て育っています。
そんな親が言ううわべだけの言葉など、その子の心に届くわけありません。
親にいいかっこしたいから、いい子と思われたいから、親に言うぞというと、ある程度の抑止力にはなります。でもあまり効き目がありません。
どうせ親の前では自分の行動をどうにかして正当化しようとするでしょうし。
たぶん親とて、そういう子の親ならば、心の痛みだとかそういう話はしてくれないでしょう。
自分の子の話を聞いて、自分の子どものしたことは正当化したいだろうし、
たぶん、「うちの子だけが悪いわけではない。相手がこうするからうちの子がこうしたのだ」と相手のせいにするでしょう。
子どもには「恥ずかしいからするな」だけ市か言わないでしょう。
それはいけないことだと言わないから、いつまでたってもいじめをするのです。
その子にもいつか痛い目に合うときがきて、しっぺ返しが来ると思いましょう。そのときにやっと初めて心の痛みに気付くでしょう。
大人になってもそれに気付かずに、自分がさんざんひとをそうやって落としているから人に敬遠されているのに、自分は被害者だわと被害妄想に陥っている知り合いがいます。
一度痛い目にあったので、その人とはかなり距離を置いて警戒するようにしています。
悲しいけれど、そうやって自己防衛していくすべを、大人は経験から身につけるものですね。
いじめっこはしょせんいじめっこです。
大人になる前に、いじめられたときの悲しみを知り、そういう行為の罪の大きさを、自らが体験して知るべき。
言ってもわからない子にはね、その子も一度いじめられてみれば、いじめられる子のつらさがわかるわけです。
その上で、またいじめがおもしろいと感じたならば、その子は真の悪魔でしょう。
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